打撲(だぼく)
症状
- 手足がはれる。
- 歩き方が不自然。
原因
- 高いところから落下した。
- 回し車で転倒した。
治療
- 運動を制限する。
予防
- 金網タイプから、水槽タイプや、は虫類タイプのケージに変える。
- 体にあった大きさの回し車に交換する。
- ケージの中に余計な物を置かない。
アドバイス
<写真の事例>12cmほどの巣箱からの上から降りたときに、他の飼育用品に前足をぶつけたそうです。軽傷だったため病院での処置はなく、1週間ほどで腫れは引いたそうです。
衝撃で体が損傷すると打撲(打ち身)です。
体をぶつけると打撲で、言葉の意味が広いため、軽く考えていると大事になっていることもあります。
皮膚が腫れたり、内出血したり、内蔵や脳に問題が出るなど症状もいろいろあります。
背骨を骨折したり脱臼(骨の関節が外れる)していることもあるので、様子がおかしいのなら病院へ行きましょう。
痛みを我慢してして弱っている様子を見せないため、体毛で濃い場所なら飼い主には簡単に見つけられないこともあります。
腫れるのは炎症や内出血が原因です。
ケージから落ちた、巣箱に体をぶつけた、回し車の下敷きになったなど、事故や飼育環境の問題など原因はいろいろあります。
骨が折れていないだけで、骨にひびが入り腫れていることもあります。
顔から目が飛び出しているため、人間では起こりにくい眼球打撲も多いです。
一時的な症状なら、ハムスターは回し車を走ること我慢します。
動きたい要求は怪我をしてもあるため、回し車を外すより、再発防止のためにも安心できる大きなケージに買い替え、ケージの中をゆっくり歩いてもらいましょう。
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