飼い主とハムスターたちの知識の図書館。

目が飛び出た・目の色が変わった。原因と治療

腫瘍や緑内障、落下事故など、様々な原因があります。
眼球が取れてしまったり、手術で摘出する必要があったり危険です。
記事の事例では、初期症状としてアルビノの目の色が変わった話しもあります。

投稿日時:
投稿者:USER0005

こんにちは、[USER_NAME]@名古屋です。

タイトルは「眼球が飛び出てきた」です。

しばらく、オフにしておりましたが、今朝大変なことがあって同じ様な経験をされた方がいらっしゃいましたらぜひ、お話をお伺いしたく、メールさせていただきました。

朝、ケージを見るとリロ(ジャンガリアンハムスターパール・オス11ヶ月)の右眼球が飛び出ていました。眼球が今にもとれそうと言う状態ではないのですが、明らかに様子がおかしかったのです。
病気か怪我したんだと、すぐ、電話をしてみてもらえるか聞いて近くの[HOSPITAL_NAME]に連れていきました。

お医者さんによると、頬袋も、紫色に腫れているからたぶん、打ったのではないかと言うこと。家のリロはよくケージ登りをして高いところから落ちることが多かったので(でも下にはクッション材になると思い、ワラを敷き詰めていました)そうかもしれません。
落ちた場所がたまたま、トイレの入れ物の固いところに当たったとか、運が悪かったんだと思います。
いつもは、元気いっぱいのリロですが今日は痛そうで、あまり動きません。じっとしています。でも、今にも死にそうと言うほどではないです。

病院で目に薬を塗ってもらい、注射(抗生物質、細菌防止らしいです)を打ってもらってお薬を頂いて帰ってきました。
現在、目のまわりは、赤く、若干、出血もしたようです。
お医者さんでは、眼球を中に戻そうとして下さったのですが、目も腫れているしもう元には眼球は戻らないかも知れないと言われました。(飛び出たままであると言うこと)

どなたか、同じ様な経験をされた方いらっしゃいませんか?
できましたら、その後の経過など教えて下さると幸いです。
どうぞ、宜しくお願いします。

投稿日時:
投稿者:USER0008

こんにちわ、[USER0008]です。

朝、ケージを見るとリロ(ジャンガリアンハムスターパール・オス11ヶ月)の右眼球が飛び出ていました。眼球が今にもとれそうと言う状態で病院で目に薬を塗ってもらい、注射(抗生物質、細菌防止らしいです)を打ってもらってお薬を頂いて帰ってきました。
現在、目のまわりは、赤く、若干、出血もしたようです。
お医者さんでは、眼球を中に戻そうとして下さったのですが、目も腫れているしもう元には眼球は戻らないかも 知れないと言われました。(飛び出たままであると言うこと)

犬なんかで交通事故によって、眼球が眼窩から飛び出してしまうことがときおり見られます。
この場合眼球後引筋が細かく断裂していて、そのままでは元の位置に戻らないことが多いものです。とにかく、眼球を洗浄して汚れを落とし、抗生物質眼軟膏をたっぷりつけてから、眼瞼裂を切開して元の位置に戻してあげます。
ただし、視神経もいっしょに牽引されて痛んでいるのが普通ですから、視力も障害を受けていると考えるのが普通です。
ハムスターの場合は最初から、眼球が突出しがちですが、どの程度のダメージを受けているかによると思います。
完全に眼球が目蓋の外へ出てぶら下がっているのなら、視力には期待しない方が良いのかもしれませんよ。
後は、形として眼球を残してあげるか、二次障害防止を目的として切除するかです。

室内散歩中にドアが開かれ、その角で眼球を損傷した例を診ていますが、すでに眼球がつぶれていましたので、迷う余地はありませんでした。
その夜のうちから、本人は走り回っており、眼球が1つなくなっていることはあまりハンデには感じていないようでしたよ。
眼球周囲の組織をできるだけ残してあげることができると、ちょうど目を閉じた形態に近付けることができますので、それ程の違和感は感じなくてすみます。

犬でしたら、シリコンボールや義眼によって審眼美をそこねない処置も可能ですが、ハムが相手ですと ちょっとそこまでは。

投稿日時:
投稿者:USER0015

[USER_NAME]@江戸川区です。
[USER_NAME]@名古屋さん、はじめまして。

心配になって出てきました。
リロちゃん、大変ですね。
うちのななまる(Cノーマルパイド♂26か月)も眼球が飛び出したので、そのときのことをお話します。
といっても、事故で飛び出たわけではないのですが。。。

今年の5月ごろから、何度も眼球が飛び出しまして、なんどか病院に駆け込んだのですが、いつも、先生に目の回りの皮膚を引っ張ってもらって元どおりになってみました。
(しばらくすると、自然に戻ったことも何度かありました)
でも、7月の終わりに飛び出したまま、戻らなくなり病院に連れていきました。
そのときは麻酔をかけて目を押し入れたあと、まぶたを縫って1日おいて、抜糸しました。
その後出たほうの目は少しにごっているものの、目は元通りにおさまり、それ以降は飛び出ることはありません。
(一応、毎日炎症を押さえる目薬を点しています)

ななまるの場合は、もともと目が飛び出し気味だったのですが、多分緑内障?で眼圧が高い状態になっていたため、涙が眼球の裏にたまってしまい、それで目が押し出されてしまった、ということでした。

リロちゃんは今も眼球が外に飛び出たままなのでしょうか?
ちょっと心配です、というのは、眼球が出たまま時間がたつと目の神経が壊死してしまい、失明してしまうだけでなく、出ている眼球を本ハムも気にして掻きまくり、目がつぶれて大量出血。。。ということもありえるそうです。

できれば、診ていただいている病院の先生に再度相談されるか、(摘出のことも含めて)、別の病院を当たってみてはどうでしょうか?

うちの場合は、「もしまた、目が出てしまって戻らないようなら眼球摘出することになるかもしれない」といわれています。
(外傷性によるものだと、元に戻ることが少ないので摘出手術をすることが多いようです)

眼球摘出については、ハムはもともと目が良く見えていないので、摘出しても生活上の支障はないそうです。
見た目は確かに悪くなりますが、摘出した後のまぶたのまわりには毛が生えてくるので手術後はわからなくなるそうです。

投稿日時:
投稿者:USER0020

こんばんは。[USER_NAME]@名古屋です。

先程、再度別の病院へ行って参りました。
獣医科 [HOSPITAL_NAME]と言う病院です。
本院は、名古屋市瑞穂区にあるのですが分院の、名古屋市南区の方へ行って参りました。
(どちらも、同じ先生なのですが診察時間をずらして、診ていらっしゃるようです。)

まず、リロの目を見て、すぐ中に入れないと乾燥してるともう元には戻らないし爪で傷を付けたりしてもいけないからと眼球を元に戻し、出てこないように、すぐ縫って下さいました。それから、詳しく診て下さって、ハムスターの扱いにとても慣れていらっしゃる感じでした。目だけでなく、顔の右半分が内出血した感じで腫れているとのこと。
上顎も、おかしくなっているとのこと。
また、爪も伸びていたので傷を付けるといけないからと切って下さいました。

高いところから落ちただけでこんな風になるかわからなく、元々、もしかしたら頬袋の中に腫瘍みたいなのがあって、それがなにかの拍子でわれて、内出血して、目を中から押し上げてしまったのかも知れないと言われました。
図に描いて、説明して下さいました。

最初に行った病院([HOSPITAL_NAME])では、眼球を元に戻すなどの処置がなかったので(ハムスターの治療にはあまり詳しくないような・・・。)
今回戻していただいて、とりあえずそれだけでもひと安心でした。

[HOSPITAL_NAME]の先生がおっしゃるには、眼球は、飛び出てしまった場合、乾燥するといけないのですぐ、戻さないといけないそうです。
私は午後5時から一番で診ていただきましたが、その後も3人(3匹)患者さんが待っていらっしゃいました。

この3日間注意して下さい、また土曜日に診せにきて下さいといわれました。

いままで診ていただいた病院の中で、一番ハムスターの扱いに慣れていらっしゃると思いました。
名古屋市南区近郊の方で、ハムスターの病院を探していらっしゃったらぜひ、オススメしたい病院です。

また、リロの経過をご報告したいと思います。
[USER_NAME]さん、[USER_NAME]さん、ありがとうございました。

投稿日時:
投稿者:USER0027

[USER0027]です。

タイトルは「眼球が飛び出てきた」です。

しばらく、オフにしておりましたが、今朝大変なことがあって同じ様な経験をされた方がいらっしゃいましたらぜひ、お話をお伺いしたく、メールさせていただきました。

朝、ケージを見るとリロ(ジャンガリアンハムスターパール・オス11ヶ月)の右眼球が飛び出ていました。眼球が今にもとれそうと言う状態では

いつもは、元気いっぱいのリロですが今日は痛そうで、あまり動きません。じっとしています。でも、今にも死にそうと言うほどでは

うちも昔、殆ど同じような境遇にあいました。
そのこはゴールデンハムスターでしたが、2階建てのケージに住んでいまして、はしごから落下したかで打ち所が後頭部とか背中側の方だったのではないかと思われました。

最初は片目が、数日後にはもう片目も眼圧が上がったように飛び出てきました。目の周囲がうっすら出血したかんじで。。

最初の片目の時点ですぐに病院でかかっていましたが、やはり元には戻せない、ひっかいて傷がついている、このままでは眼球がダメになってしまう、あまり視力に頼る生き物では無いという判断で、思い切ってまぶたを縫い合わせる手術をしました。

予後は少し体温が高かったですが、不良ではなかったです。
しかし結局半月もったかもたなかったかだったと思います。
でも、これは私が小学生の頃の話しなので、記憶が曖昧な部分もあるかもしれないし、10年は軽く経過しておりますからもっと医学も進歩しているのではないでしょうか。

また私の友人宅の子で、同じように片目だけ眼圧が上がった子は脳の方に腫瘍があった(死因解剖・病理の結果)という場合もありました。

投稿日時:
投稿者:USER0029

こんにちは、[USER_NAME]@名古屋です。

リロ、眼球が飛び出し、縫い合わせ翌日。
今朝は、昨日より顔の周りの血の気と腫れが、若干ひいたような・・・?
相変わらず、縫い合わせのところが痛々しいですが今は出血もないようで、動きも昨日よりは完全ではないけれども鈍くないような気がします。
一晩、乗り切ることが出来たので、良かったです。
この3日間注意して下さいとのことでしたのでハムと一緒に頑張ります。

目は、乾燥しないように、水でもよいので(目薬でも)気をつけて下さいと言われ気づいたら目をぬらすようにしています。
点眼後はイヤイヤするんですが、イヤイヤできる元気があるのも、嬉しいです。

うちも昔、殆ど同じような境遇にあいました。
そのこはゴールデンハムスターでしたが、2階建てのケージに住んでいまして、


[USER_NAME]さん、ありがとうございました。
私も今朝、もう一つの眼球が、内的要因で(中に腫瘍が出来て、それがはじけて押し出したりとか)飛び出て来るかもと、心配でした。
今のところ、大丈夫そうです。
家の場合は右目から口の右側まわりにかけて、何かあったようです。
上顎も、悪くなっているらしいので、現在はリンゴのすりつぶした物、ヨーグルト、巨峰、ひま種や、ペレットを細かく包丁で刻んだ物などリロの大好きな物をあげています。

どうもありがとうございました。

投稿日時:
投稿者:USER0035

[USER0035]です。
あんまり補足をすると嫌われてしまいそうですが。

ななまるの場合は、もともと目が飛び出し気味だったのですが、多分緑内障?で眼圧が高い状態になっていたため、涙が眼球の裏にたまってしまい、それで目が押し出されてしまった、ということでした。

「緑内障」は前眼房水の排泄障害に基因する疾病です。毛様体の基部から産生された眼房水が虹彩を通って前眼房に入り、水晶体や角膜内皮に栄養を供給し、隅角から排泄されます。
この時に排泄が阻害されると前眼房内の圧力が高まり、角膜や水晶体を圧迫して障害を起こします。

この圧迫による角膜の膨隆や水晶体の脱臼、視神経の圧迫性の変性が症状となります。また、眼圧の上昇によって屈折率も変化しますので網膜部位のタペタム層の反射が強くなって緑色に見えるようになります。

そして、涙は眼瞼に分布するマイボーム腺等の各種の腺から分泌される液体の総称です。内眼瞼の結膜と眼球を覆う強膜(結膜)は連続しているので、涙が眼球の裏側に溜まるという現象は起こり得ません。
涙の役目は角膜外皮の保護と栄養供給、結膜嚢内の清浄化ですね。

で、緑内障では治癒という概念はありません。症状の進行を「とんざ」させるという言い方になります。
とんざさせることができなかった場合は、眼球破裂の危険が出てきますので、眼球の摘出が最終手段です。
これは人間も同じです。

[USER_NAME]さんに説明して下さった先生の説明が大雑把だったかも?
眼圧があがるのは眼球の中で、眼球を納めている眼窩ではありません。
細かいことかもしれませんが、この際ついでですので、補足しておきますね。

投稿日時:
投稿者:USER0036

[USER_NAME]@名古屋さん、みなさま、こんにちは。
[USER_NAME]@名古屋です。

だんごもよく、ケージを登っては「ぼてっ」と落ちるので心配です。
いつもは器用に、ケージを伝って2階(サファリの2階です)に上っていくのですが、たまに、違うところから上って落ちたところが、トイレのふたの上だったり、階段を踏み外して、「ざーっ」と落ちたり・・・

家も、金網のケージだったので、もう登れないようにプラスチック製の物にかえました。
外的要因(高いところから落ちた)では、ないかも知れませんが原因と考えられる物は、ない方が良いと思って、病院から戻ってから、すぐ買いに行きました。

健康診断は、電話しておたずねになると良いと思いますよ。
健康診断は出来るところは多いけれど、今回のようにきちんと適切な処置をして下さるところって、少ないような気がします。今回、きちんと縫って下さって、本当によかったです。

リロは、([USER_NAME]@名古屋さん、ごめんなさい。チロじゃなくてリロなんです。紛らわしい名前で、すみません・・・。)
昨日よりは元気で、今日はペレットを細かく砕いたのと大好きな巨峰を美味しそうに食べていました。

明日、また診ていただくことになっているので、ご報告したいと思います。

ありがとうございました。

投稿日時:
投稿者:USER0039

[USER_NAME]です。

[USER0039]さま、補足ありがとうございました。

確かに病院の先生は、房水といっていました。
図も書いて説明してもらっていたのに、私がその名前をちゃんと覚えていなかっただけでなく、病気の内容も把握していなかったのですね。
御手数をおかけしましたが、緑内障の説明はとても勉強になりました。

で、緑内障では治癒という概念はありません。
症状の進行を「とんざ」させるという言い方になります。

病院の先生にも、完治はない、といわれています。

ななまるの場合、一度眼球が飛びだしたあと(このときはまぶたを引っ張ったら戻った)、眼圧を下げる目ぐすりをさしていましたがあまり効果が得られず、その後、突出したまま、戻らなくなってしまい、前述のように、目を押しこんで、まぶたを縫う事態となりました。

しかし、このあと、なぜか飛びだしたほうの目はもう片方の目より奥にひっこみ、それ以降は、飛びだしていません。

また今は炎症を抑える目ぐすりをさしています。

ななまるは、もともと葡萄目だったのですが、1歳過ぎたあたりから赤目となりました。
といっても、透きとおったような色でしたので、この頃から疾患を抱えていたのかも知れません。
よく赤目は、眼科疾患になりやすい、といわれていますが、本当のところ、どうなんでしょうね。

では。

投稿日時:
投稿者:USER0048

こんにちわ、[USER0048]です。 嫌われていなくてほっとしています。

確かに病院の先生は、房水といっていました。図も書いて説明してもらっていたのに、私がその名前をちゃんと覚えていなかっただけでなく、病気の内容も把握していなかったのですね。

私の病院でも大抵の飼い主さんは30分もしたら、覚えていてはくれません。
用語の問題もありますが、基礎知識のいかんもあります。
逆にときおり物凄く飲み込みが早い方がいて驚かされることがあります。
医療関係者かと思ったら、なんと銀行の窓口の方でした。この方が来院されると、今でも緊張します。


ななまるは、もともと葡萄目だったのですが、1歳過ぎたあたりから赤目となりました。
といっても、透きとおったような色でしたので、この頃から疾患を抱えていたのかも知れません。
よく赤目は、眼科疾患になりやすい、といわれていますが、本当のところ、どうなんでしょうね。

赤目がいけないということになると、アルビノの立場がありませんので、直接は関係ないというのが私見なのですが、実際には関係あるだろうという事例もあると思いますよ。
とりあえずは個体の問題であるいうべきなのでしょうが、ひとりひとりの飼い主が注意するのにこしたことはないと考えています。