ミルワームの繁殖について

ミルワームの繁殖について
投稿日時:
- 名前
- オリーブティー
連続の投稿失礼いたします。
ミルワームの繁殖について、私の経験を述べますので、ミルワームのより良い(簡単な、効率的な)繁殖方法を皆様でお話しできたらと思います。
一応、ミルワームのすばらしさについてはミルワームを見つけました
ミルワームの成虫と繁殖については春の訪れ
において、以前にお話が出ております。
長文が予想されるので、簡潔に書きますね。
【この記事を投稿する目的】
- ミルワームは200匹前後で売られることが多く、ハムスターに与えるには非効率的である。ほかの皆様はどのように対応しているのか教えていただきたいと思ったため。
- ミルワームに与えるストレスと味への影響において、ミルワームは繁殖させてチビミルから育てるのが良いという結論が(私の中で)出た。繁殖についての情報は少ないことから、私が僭越ながら少々の情報を提供したいと考えたため。
【幼虫と成虫の違い】※私の経験に基づきます
- 成虫の方が水分・タンパク質を多く必要とする(上記トピック内でも管理者様がそうおっしゃっていました)
- タンパク質が十分でも、水分が足りなければ成虫は共食いする
- 幼虫は水分の要求量が少なく、足りなくても共食いする頻度は低い
- 成虫は幼虫より、ハムスター用ペレットを食べない
【私の繁殖方法】
- 成虫まで健康に育てる
- 成虫の中から特に大きく健康そうな個体を5~6匹選び、別ケージに移す
- それ以外の成虫はできるだけ大きいケージに入れ、余生を過ごしていただく。かわいそうだが、こまめに掃除をして幼虫が生まれてしまわないようにする。
【繁殖時の注意点】
- 必ず繁殖させる個体は数匹にすること※1
- 冷蔵庫に入れないこと※2
- 繁殖させる個体のケージはしばらく掃除しないこと※3
※1 1ペアからとんでもない数のミルワームが生まれます
※2 ミルワームの成長を遅らせる方法として有名ですが、死亡率が高いです
※3 掃除すると卵を一緒に捨ててしまうことになるので、小さいケージで汚れを最小限に抑えるのがいいと思います
【その他注意点】
- 成虫のケージはとても湿りやすくカビが生えやすいので注意すること
- 成虫にはドッグフードorキャットフードをたくさん与えること
- 成虫は共食いするとき頭のみ食べるので、そうなっている個体がいないかよく確認すること
私の経験から導いた注意点等々は以上です。
【皆様にお聞きしたいこと】
- ミルワームの飼育・繁殖はどのような方法で行っているか
- 私が書いた内容に対しての賛否
- その他、ミルワームの飼育・繁殖についてのご意見・経験等々
ハムエッグではなくミルエッグになってしまって申し訳ありません。
小さなことでも構いませんので、意見交換させていただければ嬉しいです。

Re: ミルワームの繁殖について
投稿日時:
- 名前
- 管理者
私も久々、ミルワームの繁殖をしています。
最近、ミルワームの子供が確認できたので、親とケージを分けようとしているところです。
「オリーブティー」さんの引用:
ミルワームは200匹前後で売られることが多く、ハムスターに与えるには非効率的である。
カ○ンズホーム製のミルワームは150円で30匹くらいしか入っておらず、安く量も少ないせいか、ペットショップでも回転率が良くて、綺麗な状態で売っていることが多いですが、さすがにコストパフォーマンスが悪いです。我が家の近所では、冷蔵保存してないので、状態が良いことが多いです。
爬虫類を多く販売しているペットショップでは、ショップで自家繁殖させていることがあります。何故かジャイアントミルワームしか販売してなかったので、餌用に繁殖させているミルワームを売ってもらったことがあります。
安く買えたんですが、ミルワームの糞尿と死骸、カビの臭いで、かなり臭かったです。臭いが取れるまで、パン粉で飼い直して与えましたが、成長不良で体の小さいミルワームが多かったです。
「オリーブティー」さんの引用:
成虫のケージはとても湿りやすくカビが生えやすいので注意すること
ペットショップでミルワームを入れている、プラスチックの容器で、ミルワームを繁殖させてみましたが、床材がカビだらけになり繁殖に失敗したことがあります。
適度な容器が無く、蓋を開けたままの綿棒の容器を繁殖用のケージにしていましたが、散歩中にハムスターに容器を倒されました。高い所に置いていたのですが、気になって壁をよじ登ったようです。
散歩のハムスターは、ミルワームだけでなく、パン粉も食べてしまうので、湿気ず、倒れず、ハムスターが入れない、ミルワーム繁殖用に小さなケージがないか模索しています。
カップヌードルの容器だと冬も暖かそうだけど日が入らないしミルワームがよじ登りそうだし、インスタントコーヒーの空き瓶でも倒しそうだけど、次は、カップヌードルの容器を切って、インスタントコーヒーの空き瓶に入れてみようかと思ってます。
「オリーブティー」さんの引用:
成虫にはドッグフードorキャットフードをたくさん与えること
キャットフードの方が質がいいので、基本はキャットフードで。
ペットフードの専門家に、ピナクルという無添加ドッグフードを薦められて、与えていたことがあります。
ハムスターに食べさせられるし、小袋があったのが理由ですが、今は大袋しかなく消費しきれないので、人間用の魚肉ソーセージを利用できないか考えてます。
残った魚肉ソーセージは、人間とハムスターで食べればいいし、腐りにくそうって理由です。
そういや、ミルワームが自然に増えて、衣装ケース数箱に分けて飼っている人がいましたが、臭いとダニが凄いことになってました。その人は押し入れの中で、ふすま(小麦の皮)をエサに飼ってましたが、底が酸欠になるそうで、時々かき混ぜないとダメだと言ってました。
市販のパン粉と小さいケージで飼っているのなら、かき混ぜる必要はないですが、ハムスターだって食べたくない時もあるので、ミルワームは増やしすぎないようにしましょう。

Re: ミルワームの繁殖について
投稿日時:
- 名前
- オリーブティー
管理者様、ご返信ありがとうございます。
10年前くらいはこのフォーラムのそこかしこでよく議論がされていたと思うのですが、
ここ最近は少し寂しいですね。
色々な方と意見交換をしてみたいのですが……
「管理者」さんの引用:
カ○ンズホーム製のミルワームは150円で30匹くらいしか入っておらず、安く量も少ないせいか、ペットショップでも回転率が良くて、綺麗な状態で売っていることが多いですが、さすがにコストパフォーマンスが悪いです。
150円で30匹は高いですね!
でも、そのくらいにしていただけた方が幼虫から成虫まで面倒を見なくてもよくなるので、需要も多いのかもしれませんね。
「管理者」さんの引用:
ペットショップでミルワームを入れている、プラスチックの容器で、ミルワームを繁殖させてみましたが、床材がカビだらけになり繁殖に失敗したことがあります。
適度な容器が無く、蓋を開けたままの綿棒の容器を繁殖用のケージにしていましたが、散歩中にハムスターに容器を倒されました。高い所に置いていたのですが、気になって壁をよじ登ったようです。
散歩のハムスターは、ミルワームだけでなく、パン粉も食べてしまうので、湿気ず、倒れず、ハムスターが入れない、ミルワーム繁殖用に小さなケージがないか模索しています。
カップヌードルの容器だと冬も暖かそうだけど日が入らないしミルワームがよじ登りそうだし、インスタントコーヒーの空き瓶でも倒しそうだけど、次は、カップヌードルの容器を切って、インスタントコーヒーの空き瓶に入れてみようかと思ってます。
床材の底の方が特に湿るんですよね…
虫なんかを飼うプラケースじゃダメですか?
我が家では、そういうプラケースに入れて、湿気が気になったら蓋についている透明の小さい蓋を開けています。
ただ、やはりそのケースに入れる個体数が10匹以上になるとカビが気になり始めます。
新聞紙を箱の形に折って(かなり前にこのフォーラムで話題になった新聞紙の巣箱のように)頻繁にかえるとかどうでしょう…?
私も良いアイディアがないか考えてみますね。
それにしても、管理者様のハムちゃんは、棚からぼたもちならぬ棚からミルワームでさぞ喜んだことでしょうね
「管理者」さんの引用:
キャットフードの方が質がいいので、基本はキャットフードで。
ペットフードの専門家に、ピナクルという無添加ドッグフードを薦められて、与えていたことがあります。
ハムスターに食べさせられるし、小袋があったのが理由ですが、今は大袋しかなく消費しきれないので、人間用の魚肉ソーセージを利用できないか考えてます。
残った魚肉ソーセージは、人間とハムスターで食べればいいし、腐りにくそうって理由です。
そうでしたね、確か、エサの記事で動物性たんぱく質の補給源として子猫用キャットフードが挙げられていましたね。
我が家でもそれに倣い、ミルワームもハムスターにも子猫用キャットフードを与えています。
ハムスターには、何かの事情でミルワームが与えられない時だけですが。
魚肉ソーセージは使えれば便利ですが、塩分や糖分がどうでしょう?
先日、近所のスーパーで見てみたら、原料にたまねぎが入っていたのもちょっと不安です。
ちょっとお高い魚肉ソーセージだと添加物が少なかったり味が自然の味だったりするのでしょうか。
恥ずかしながら貧乏神も飼っておりますので、庶民のものしか知らず…今度ちょっとお高いのも見てみますね。
「管理者」さんの引用:
ミルワームは増やしすぎないようにしましょう。
それはもう、身に染みて……
何事も、痛い目にあうとよくわかりますね……。

Re: ミルワームの繁殖について
投稿日時:
- 名前
- 管理者
「オリーブティー」さんの引用:
10年前くらいはこのフォーラムのそこかしこでよく議論がされていたと思うのですが、
ここ最近は少し寂しいですね。
色々な方と意見交換をしてみたいのですが……
当時は、匿名掲示板や知○袋状態になったりしてて、それはそれで大変だったんですよ。
オカルトチックな生きエサ反対派の人とかいて、関係ない人がとばっちり食らったり、人が多いのが良いのかは分からないです。
「オリーブティー」さんの引用:
虫なんかを飼うプラケースじゃダメですか?
普段ミルワーム飼うのに、25cm位の小さいプラケ使っているのですが、ミルワームの繁殖には大きすぎて、産まれたのが分からず、気づいたら増えすぎてという事がありました。
この時期、温度の問題もありますから、余計に悩みますね。
「オリーブティー」さんの引用:
我が家では、そういうプラケースに入れて、湿気が気になったら蓋についている透明の小さい蓋を開けています。
ただ、やはりそのケースに入れる個体数が10匹以上になるとカビが気になり始めます。
新聞紙を箱の形に折って(かなり前にこのフォーラムで話題になった新聞紙の巣箱のように)頻繁にかえるとかどうでしょう…?
掃除の時に、卵や小さいミルワームを捨ててしまわないかを気にしてて、繁殖の時は絶対に床材を交換しないようにしています。
タイマー付きの空中サーモとか使えばいいんだけど、本格的にやると、他人に勧めにくい飼い方になるので、ペットサイトの管理者的にやりたくないという問題もあったりします。
自然や習性に逆らわず健康で簡単と、実はかなり難題だったり。
「オリーブティー」さんの引用:
魚肉ソーセージは使えれば便利ですが、塩分や糖分がどうでしょう?
ペットフードよりマシだろうし、ミルワームにも嗜好性があるし、パン粉だけよりは良いだろう程度で、あまり深く考えていなかったりします。

Re: ミルワームの繁殖について
投稿日時:
- 名前
- オリーブティー
返信遅くなってしまいました。
申し訳ありません。
「管理者」さんの引用:
普段ミルワーム飼うのに、25cm位の小さいプラケ使っているのですが、ミルワームの繁殖には大きすぎて、産まれたのが分からず、気づいたら増えすぎてという事がありました。
この時期、温度の問題もありますから、余計に悩みますね。
そうでしたか。私は繁殖させるときは、プラケースを下からのぞき込んだり、ちょっと傾けたりして中のパン粉の中にチビミルがいるかどうか確認しています。
確かに温度の問題はありますね。
それなりに重量があって飼いやすいケージを色々考えていたのですが、
クッキーなどのお菓子の缶だと寒くなりすぎますね。
それなりに面積のあるタイプのお弁当箱だったら、ハムスターに倒されることもなく、散歩中だけ蓋をすればいいかなと思ったのですが、
透明ではないのでチビミルを確認しにくいですね。
難しいです…。
「管理者」さんの引用:
ペットフードよりマシだろうし、ミルワームにも嗜好性があるし、パン粉だけよりは良いだろう程度で、あまり深く考えていなかったりします。
動物性タンパク質補給なら、かつおぶしがいいんじゃないかなと思い始めました。
実際に使ってみたところ、パン粉も汚れずそれなりに食べるのでいい感じです。
だしを取るためのかつおぶしならお得です。

Re: ミルワームの繁殖について
投稿日時:
- 名前
- 管理者
「オリーブティー」さんの引用:
それなりに面積のあるタイプのお弁当箱だったら、ハムスターに倒されることもなく、散歩中だけ蓋をすればいいかなと思ったのですが、透明ではないのでチビミルを確認しにくいですね。
寒いせいで、この時期はあからさまに動き悪いですからね。
冬を越すだけなら、室内で日当たりの良い所にケージを置いていれば、死にはしないんですが、成長が悪くなって、小さいサナギになったりと、工夫しないと春まで繁殖は難しそうです。
梱包材(プチプチ)などの断熱材を入れた段ボールの真ん中に、パン粉やミルワームなどを入れた大きめのペットボトルを差して、上からひよこ電球で暖めると、理想的な飼育環境が作れるんですが大がかりになりますしね。
ケージどうしよう。
「オリーブティー」さんの引用:
動物性タンパク質補給なら、かつおぶしがいいんじゃないかなと思い始めました。
実際に使ってみたところ、パン粉も汚れずそれなりに食べるのでいい感じです。
だしを取るためのかつおぶしならお得です。
乾燥地帯の動物に鰹節を与えると、マグネシウムやリンなどのミネラルが尿中で凝縮されて、結石できやすくなるそうで、猫に与えないようにしている飼い主もいるみたいです。
ハムスターは猫より乾燥地帯の生き物だし、結石ができやすい動物なので、間接的にでも与えない方がいいんじゃないかと思いますね。まぁ、極端に偏らなければいいんだけどね。
魚肉じゃないですが、よく売ってあるいろんな肉が混じっている普通のソーセージを、買って来たばかりのミルワームに与えてみましたが、凄い食べますね。
数分でピラニア状態です。100匹くらいの大小のミルワームが、3cmくらいに千切ったソーセージを数時間で食べ尽くしました。
タンパク質って大切なんだなぁ〜っと、改めて実感できました。
ハムスターにもソーセージを与えてみましたが、食べたことのない味なので、一緒に与えたミルワームを無視して食べてましたね。
ペレットの含まれている魚粉に比べればマシだと思うのですが、ソーセージも加工肉なので与えすぎには注意です。
冬なのか、ソーセージをミルワームのケージで1週間以上放置しても腐ってないですが、2日くらいで乾燥してカチカチになってしまいます。それでも食べているみたいで、少しずつ小さくなっています。
日当たりの良いところに置いているので、干し肉状態になっているのかもしれないです。

Re: ミルワームの繁殖について
投稿日時:
- 名前
- ジュジュ
どうも、久しぶりに書き込みさせていただきます。
うちでは実験的に、成虫の飼育にハムスター用の木くずを床材に使っているのですが、予想以上に具合がよかったのでこの場を借りて報告してみたいと思います。
飼育用品
飼育容器:昆虫用のプラケース(100均で売っている小サイズ)
エサ:ハムスター用ペレット、アワ、キビ(全て砕いたもの) ハムスターが食べ残した野菜(キャベツ、ブロッコリー、ニンジンなど)
床材:アス○ンの大地
飼育方法
1.プラケースに木くずを半分ほどの深さまで敷き、エサと成虫を入れる。
2.プラケースとフタの間にキッチンペーパーを挟んでフタをする。(こうするとケースをひっくり返した時も床材が飛び散らないので便利です。通気性もあるのでカビも生えにくいです)
3.フンやエサの食べ残しはケースの底に溜まるので、溜まってきたら成虫ごと木くずをふるいにかけて除去します。床材を全て取り換えようとすると成虫と分けるのが大変なので、こまめに半分ほど交換するほうが楽です。
気づいた点
・床材にカビが生えにくい、見た目に変化がない
パン粉と比べると湿気を吸いづらいので、カビが生えにくいです。以前はふるいにかけて残った大粒のパン粉を薄く敷いて床材にしていましたが、それでも時間が経つとパン粉が成虫のおしっこを吸って緑っぽい色になっていたことを考えると、見た目に変化がないのはありがたいです。ただし、においまでは防げませんので、こまめな交換は必要です。
・成虫の死亡率が低い
以前は、隠れ家に蛇腹に折った厚紙を入れて飼育していましたが、隠れ場所としては不十分だったらしく常に成虫が動いていて、共食いも多発し、短期間で死亡する成虫が多かったです。一方、床材が木くずの場合は潜れば簡単に隠れられるうえ、パン粉と違って床材の間に適度な隙間ができるので、細かいパン粉に潜るよりも過ごしやすいようでした。
・幼虫が育ちにくい
冬場ということもあるかもしれませんが、木くずの中で育つ幼虫がかなり少なかったです。パン粉よりも乾燥しやすいせいか卵の孵化率も低いようで、チビミルもほとんど見られず、育ったものも大きさがバラバラでした。ミルワームの増加を抑えるのにも有効なのかもしれません。
まだ、夏場になったらどうなるのかなどわからないことも多いですが、興味があれば試してみてはいかがでしょうか。
「管理者」さんの引用:
湿気ず、倒れず、ハムスターが入れない、ミルワーム繁殖用に小さなケージがないか模索しています。
綿棒の容器のフタを中心部分だけ切り抜き、キッチンペーパーを挟んでフタをしてはいかがでしょう?大学時代に昆虫の研究室にいたのですが、同じような方法でガの幼虫を飼育していましたよ。

Re: ミルワームの繁殖について
投稿日時:
- 名前
- オリーブティー
ジュジュ様、初めまして。
過去のトピック内で何度もお見かけしたジュジュ様にまた書き込みしていただけて嬉しいです。
「ジュジュ」さんの引用:
飼育方法
1.プラケースに木くずを半分ほどの深さまで敷き、エサと成虫を入れる。
2.プラケースとフタの間にキッチンペーパーを挟んでフタをする。(こうするとケースをひっくり返した時も床材が飛び散らないので便利です。通気性もあるのでカビも生えにくいです)
3.フンやエサの食べ残しはケースの底に溜まるので、溜まってきたら成虫ごと木くずをふるいにかけて除去します。床材を全て取り換えようとすると成虫と分けるのが大変なので、こまめに半分ほど交換するほうが楽です。
ウッドチップでのミルワーム飼育、斬新ですね。
パン粉または小麦粉などの餌となりうる粉類しか床材として考えておりませんでした。
「ジュジュ」さんの引用:
気づいた点
・床材にカビが生えにくい、見た目に変化がない
パン粉と比べると湿気を吸いづらいので、カビが生えにくいです。以前はふるいにかけて残った大粒のパン粉を薄く敷いて床材にしていましたが、それでも時間が経つとパン粉が成虫のおしっこを吸って緑っぽい色になっていたことを考えると、見た目に変化がないのはありがたいです。ただし、においまでは防げませんので、こまめな交換は必要です。・成虫の死亡率が低い
以前は、隠れ家に蛇腹に折った厚紙を入れて飼育していましたが、隠れ場所としては不十分だったらしく常に成虫が動いていて、共食いも多発し、短期間で死亡する成虫が多かったです。一方、床材が木くずの場合は潜れば簡単に隠れられるうえ、パン粉と違って床材の間に適度な隙間ができるので、細かいパン粉に潜るよりも過ごしやすいようでした。・幼虫が育ちにくい
冬場ということもあるかもしれませんが、木くずの中で育つ幼虫がかなり少なかったです。パン粉よりも乾燥しやすいせいか卵の孵化率も低いようで、チビミルもほとんど見られず、育ったものも大きさがバラバラでした。ミルワームの増加を抑えるのにも有効なのかもしれません。
カビが生えにくいのはとてもありがたいことです。
パン粉で飼育していると、ミルワームの成虫って端っこに集まって一生懸命死角を求めているように見えます。
パン粉も潜ろうと思えば潜れると思いますが、ウッドチップの方が簡単に隠れることができそうですね。
ただ、幼虫が育ちにくいという点が気になります。
卵の孵化率も低いということなので、ミルワーム達に対してちょっと申し訳ない気持ちになりますね…。
しかし、どんどん繁殖してしまうミルワーム達に関してはどうしても「口減らし」の必要が出てきますから、
成虫たちに余生を過ごしてもらうためのケージはウッドチップ、
繁殖用に数匹のみパン粉で飼育する、という形が無難でしょうか。
大変有益な情報をありがとうございました。
今成長中のチビミルが成虫になったら、ウッドチップでの飼育も検討してみたいと思います。

Re: ミルワームの繁殖について
投稿日時:
- 名前
- 管理者
「ジュジュ」さんの引用:
2.プラケースとフタの間にキッチンペーパーを挟んでフタをする。(こうするとケースをひっくり返した時も床材が飛び散らないので便利です。通気性もあるのでカビも生えにくいです)
蛾やダニの混入にも効果ありそうですね。
成育中のケージにはキッチンペーパー、餌用はそのままにすると、簡単に区別もできるし。
「ジュジュ」さんの引用:
・幼虫が育ちにくい
冬場ということもあるかもしれませんが、木くずの中で育つ幼虫がかなり少なかったです。パン粉よりも乾燥しやすいせいか卵の孵化率も低いようで、チビミルもほとんど見られず、育ったものも大きさがバラバラでした。ミルワームの増加を抑えるのにも有効なのかもしれません。
確かに、ミルワームの卵は小さいので、乾燥に弱いのかもしれませね。
子供が分かりやすいようパンくずの量を少なめにして、綿棒の容器でミルワームの成虫を育てていましたが、極端に孵化したミルワームの数が少なかったです。
成虫は床材にあまり潜らないけど、卵や幼虫は適度に湿気があった方が良いって感じですよね。
そう考えると、パン粉の上にウッドチップを敷くと、いいのかな?
野菜でパン粉が湿るのも防げそうだし。
「ジュジュ」さんの引用:
綿棒の容器のフタを中心部分だけ切り抜き、キッチンペーパーを挟んでフタをしてはいかがでしょう?大学時代に昆虫の研究室にいたのですが、同じような方法でガの幼虫を飼育していましたよ。
お金や時間を使わず効果を出せるいいですね。
キ○ワイプを持っているので、綿棒やコーヒーの空き瓶に輪ゴムで止めて利用したいと思います。
そういや子供の頃(昭和の小学生)、捕まえた昆虫を飼うのに、空き瓶や空き缶に穴を開けた新聞紙やビニール袋を輪ゴムを使って、同じようなことをしていたのを思い出しました。
どちらかというと、おばあちゃんの知恵っすね。思い出したおかげで、いろいろ幅が広がりました。
冬で寒いのが影響しているのかもしれませんが、ミルワームがソーセージをほとんど食べなくなりました。
ハムスターはソーセージも好きなようなので、残さず食べていますが、相変わらずソーセージを食べているときはミルワームを与えても受け取りません。
去年の秋に成虫になったミルワームは、まだ生きてます。成虫になって3ヶ月以上は経ってます。
暖房のない部屋の窓際に置いてますが、下手にヒーター使うよりは何もしない方が良いみたいです。
成虫がこんなに長生きするとは思わなかったので、何もしていないだけですが、さすがに寒いと動きが悪いので、何とかしてあげたい気持ちになります。

Re: ミルワームの繁殖について
投稿日時:
- 名前
- ジュジュ
オリーブティーさん、管理者さん返信ありがとうございます。返事が遅れてしまい申し訳ない。
「オリーブティー」さんの引用:
ジュジュ様、初めまして。
過去のトピック内で何度もお見かけしたジュジュ様にまた書き込みしていただけて嬉しいです。
こちらこそ、書き込む機会をくださってありがとうございます。オリーブティーさんの実験結果も参考になりました。
「オリーブティー」さんの引用:
ただ、幼虫が育ちにくいという点が気になります。
卵の孵化率も低いということなので、ミルワーム達に対してちょっと申し訳ない気持ちになりますね…。
生き物を飼っていると必ず直面する問題ですよね。昆虫は省スペース、低コストで繁殖できますけど、際限なく増えてしまいますし、増えすぎると飼育環境が劣悪になってかえって不幸なことになるので、割り切るしかないのでしょうけど…。むしろ、昆虫はそういう不幸を受け入れることで繁栄してきた生き物なのかもしれません。
「管理者」さんの引用:
確かに、ミルワームの卵は小さいので、乾燥に弱いのかもしれませね。
子供が分かりやすいようパンくずの量を少なめにして、綿棒の容器でミルワームの成虫を育てていましたが、極端に孵化したミルワームの数が少なかったです。
現在の疑問は湿度の高い夏だと孵化率がどのくらいになるのかですが、これはさすがに夏にならないと確かめられないですね。
それと、乾燥以外の原因として、木くずが持つ殺虫成分が影響しているのではないかと考えています。成虫や大きい幼虫は平気でも、卵や孵化直後の幼虫は耐えられないとかあるかもしれません。蚊取り線香の原料も除虫菊という植物ですし。
「管理者」さんの引用:
成虫は床材にあまり潜らないけど、卵や幼虫は適度に湿気があった方が良いって感じですよね。
そう考えると、パン粉の上にウッドチップを敷くと、いいのかな?
野菜でパン粉が湿るのも防げそうだし。
繁殖用としてはそれがよさそうですね。
そういえば、エサにアワの穂を丸ごと入れてみたところ、幼虫は穂の部分だけ食べて種は食べずにバラバラにしていましたね。落花生の殻を入れると、表皮の部分だけ食べてました。種子が発芽するのに必要な部分だけ残しているようにも見えたので、もしかすると、自然界のミルワームは植物の発芽を助ける役割があるのかもしれません。
成虫は幼虫よりも顎の力だ弱いようであまり食べませんでしたが、水分の要求量や肉食性は強いようなので、死骸の掃除屋としての役割を担ってそうです。
あと、植物の中でも維管束が好物らしく、ニンジンやブロッコリーのように根や茎に栄養が詰まった野菜はキャベツなんかよりも食いつきがよかったですね。
「管理者」さんの引用:
キ○ワイプを持っているので、綿棒やコーヒーの空き瓶に輪ゴムで止めて利用したいと思います。
キ○ワイプ懐かしいですね。 お役に立てたようで何よりです。
「管理者」さんの引用:
ハムスターはソーセージも好きなようなので、残さず食べていますが、相変わらずソーセージを食べているときはミルワームを与えても受け取りません。
やはり、動物の肉のほうがより栄養素として優れているということでしょうか。ソーセージなら塩分もとれそうですし。
この間、ハムスターにキャットフードを与えてみましたが、まったく食べませんでした。最近ペレット以外の加工食品を与えていませんでしたが、やはり自然のもののほうが魅力があるようです。
「管理者」さんの引用:
去年の秋に成虫になったミルワームは、まだ生きてます。成虫になって3ヶ月以上は経ってます。
成虫がこんなに長生きするとは思わなかったので、何もしていないだけですが、さすがに寒いと動きが悪いので、何とかしてあげたい気持ちになります。
長い場合は半年以上生きることもあるようです。寒くて動きが鈍っているせいもあると思いますが、木くずで飼ってる成虫が本当に長生きなので、春が心配になってきました。

Re: ミルワームの繁殖について
投稿日時:
- 名前
- 山登魚
管理者様、皆様はじめまして。
今ミルワーム飼育をお休みしていて、少し時間に余裕があるので投稿させて頂きます。
長文になります。
オリーブティー様が書いた内容について
・成虫のほうが幼虫より共食いを起こしやすく、タンパク質を要求するというご意見に同感です。
・水分の要求を、キャベツの減り具合で考えると、一番好むのが成虫のメス、次に成虫のオスと小さめの幼虫のように思います。
サナギ間近の幼虫はほとんど動かず、キャベツもあまり減りませんでした。
・繁殖させる個体は数匹にする、というのは大いに同感です。うちはカブトムシやスズムシを飼っていたことがあり、つい情が湧いて増やし過ぎてしまいました。
私の飼育方法は、以下の通りです。
プラケースS(W235×D155×H185mm)に幼虫
小さく浅めのボトル(φ100×H40mm)3つにサナギと羽化したての成虫、羽化不全又は重症の成虫
プラケースM(W305×D195×H232mm)2つにオスとメス+αの成虫
床材は、パン粉やペレットの残りをベースとして、ミルサーに掛けたもの。CR-LP(LPF)は固いので、ある程度ハンディフードクラッシャーで割ってから入れます。キャットフードは一番小さい袋でも使い切れず、賞味期限が切れてしまったので、今後はうちで使っている魚の餌(ドジョウ養殖研究所の土佐姫や水源など)にしようかと思ってます。
野菜は萎びたキャベツと、時々キュウリのヘタ。新鮮なキャベツを置くと、置いた場所があっという間に変色して固まり、カビてしまいます。人参のヘタは、幼虫には人気がありませんでした。
ケースは朝晩だけ玄関に置き、日中は日当たりのいい室内に移動させていましたが、脱衣所に置いていた頃ダニが発生し、大変な思いをしました。湿気は厳禁と再認識した後は窓際に、暖かい日は外に出しました。
掃除は、爬虫類飼いの方々はふるいに掛けて、成虫や大きい幼虫だけ残して床材ごと廃棄しているようで、そのやり方なら負担がないと思います。私はそれができず、つい新聞紙の上に広げて生まれたてのちびミルまで見つけて引っ越しさせていたため、大量に増やしてしまいました。
サナギになると、幼虫に食われることがあるので、毎日拾っては分けていました。近隣でカエルやハリネズミを飼育しているお宅にサナギをお裾分けしたこともありましたが、ご家族に虫が苦手な方がいらっしゃって、続きませんでした。
羽化したばかりの成虫はまだ柔らかくて共食いされやすいので、真っ黒になるまでケースを分けて飼育します。真っ黒になったらメス+αケースに移します。交尾しているのを見つけたらオスはオスケースに移します。
オスケースはほとんど共食いがなく、平和です。メスケースは若かったりちょっとでも羽が欠けていたりすると、すぐに食われます。うちは頭ではなく、お尻から食われました。
食われて頭と手だけになっても数日間生きているので見るのがとても辛く、できるだけ共食いが起こらないように気をつけていました。年を取ると、他の生き物と同じでよくひっくり返るようになります。仰向けは苦しいのでこれも見つけたら起こしてやりました。そして段々と動かなくなり、手足を畳んで眠るように死んだら大往生です。最後はオス・メス各200匹、サナギ20匹、幼虫600匹くらいいました。
でも、ここまでミルのお世話に手を掛けると、ハムよりもそちらに大半の時間を取られるので、全くお勧めできません。
うちはジャンガリアン一匹で、ミルをあげる頻度よりも増えるスピードのほうが早く、その子が亡くなった後、ペットショップの店員さんにご相談して、引き取って頂きました。ご自宅で飼われているトカゲは成虫もバリバリ食べるそうです。

Re: ミルワームの繁殖について
投稿日時:
- 名前
- 管理者
「山登魚」さんの引用:
一番好むのが成虫のメス、次に成虫のオスと小さめの幼虫のように思います。
私は、オスとメスとの区別ができないです。
区別をつける方法を教えてください。
「山登魚」さんの引用:
床材は、パン粉やペレットの残りをベースとして、ミルサーに掛けたもの。
私は最近、焼肉屋で無料で配っていた、米糠を使っています。
米搗きの方法によっても違うと思いますが、パン粉を入れたケージに米糠を入れると群がってくるので、嗜好性は良いと思います。
ふすまと違って粉末なので、ケージの底に溜まってしまうこともあって、ダニが湧きやすい感じがします。
あと、数年前からパン粉の下に、小鳥用のブレンドフードを敷いてます。
単に余っていたから使い始めたのですが、種子類の皮はミルワームには硬いようで、あまり食べないです。
食べないため、種子類の間に空気の層ができ、清潔に保て、底に潜っても酸欠になりにくいですが、空気の層が保温に役立つのか分からないです。繁殖用に使っても、死にづらくなった気はします。
「山登魚」さんの引用:
人参のヘタは、幼虫には人気がありませんでした。
ニンジンは硬いのでしょうか?根野菜だから、昆虫には合わないのでしょうかね?
そういや、ピーマンやリンゴの皮を与えたことがありますが、気づけば無くなっていました。
「山登魚」さんの引用:
脱衣所に置いていた頃ダニが発生し、大変な思いをしました。
やっぱり湿度や糞尿で床材が湿りだすと、発生しやすくなるんですかね。
うちは、常に窓際なのですが、あまりダニが発生しなくなりました。
今は、若い成虫とサナギの繁殖用、ピンセットでつかめる幼虫用(エサ用)、繁殖後のピンセットではつかみにくい幼虫用の3つのケージがあるのですが、繁殖後のケージにダニが発生したくらいですね。
それぞれのケージの蓋にキッチンペーパーを挟んでいるのですが、ダニが増えるとケージから出ようと、キッチンペーパーにダニが付くので、時々キッチンペーパーを交換しています。
「山登魚」さんの引用:
私はそれができず、つい新聞紙の上に広げて生まれたてのちびミルまで見つけて引っ越しさせていたため、大量に増やしてしまいました。
私もそんな感じになってますね。
繁殖後のケージからピンセットでつかめる幼虫をすべて移動させて、さらに数週間後に新聞紙の上に広げて、目で小さいミルワームがいないか確認してから、床材を処分しています。
「山登魚」さんの引用:
近隣でカエルやハリネズミを飼育しているお宅にサナギをお裾分けしたこともありましたが、ご家族に虫が苦手な方がいらっしゃって、続きませんでした。
カエルじゃ表情が分かりにくし、ハリネズミはミミズの代用ですから、飼い主の虫嫌いの方が勝ってしまうのですかね。
微妙に懐いているハムスターがすごい勢いで食べている姿を見れば、飼い主さんも説得しやすいのですが。
「山登魚」さんの引用:
オスケースはほとんど共食いがなく、平和です。メスケースは若かったりちょっとでも羽が欠けていたりすると、すぐに食われます。うちは頭ではなく、お尻から食われました。
卵を作るために、柔らかく食べやすいタンパク質を食べるのでしょうかね。
キャットフードをふやかしたり、チーズやソーセージなど、食べやすい物を与えると、共食いが減るのでしょうか。
「山登魚」さんの引用:
最後はオス・メス各200匹、サナギ20匹、幼虫600匹くらいいました。
ロボロフスキーハムスターを多頭飼いしましょう。
うちは、ミルワームが増えすぎると、ロボロフスキーハムスターを買いに行きます。

Re: ミルワームの繁殖について
投稿日時:
- 名前
- 山登魚
管理者様、ご丁寧にご意見下さりありがとうございます!
「管理者」さんの引用:
私は、オスとメスとの区別ができないです。
区別をつける方法を教えてください。
私にも単体では区別はできません。交尾をしっかり確認してから、上にいる方をつまんでオスケースに隔離します。オスのほうが大きく、足の力が強い傾向にあります。
「管理者」さんの引用:
私は最近、焼肉屋で無料で配っていた、米糠を使っています。(中略)
ふすまと違って粉末なので、ケージの底に溜まってしまうこともあって、ダニが湧きやすい感じがします。
ふるいに掛けるためには、床材が細かい必要があり、初めから粉状なのは大変楽で嬉しいです。とはいえ、ダニはもう懲り懲りなので、導入は躊躇します
「管理者」さんの引用:
あと、数年前からパン粉の下に、小鳥用のブレンドフードを敷いてます。
確かに余ります。使ってみます。というか、ジャンガリアン1匹だと、ペレット以外のおやつ(ひまわり、カボチャ、ビーポーレンなど)は大体余ります。
「管理者」さんの引用:
それぞれのケージの蓋にキッチンペーパーを挟んでいるのですが、ダニが増えるとケージから出ようと、キッチンペーパーにダニが付くので、時々キッチンペーパーを交換しています。
ジュジュ様も使われていましたね。キッチンペーパーは挟んでいなかったので、使ってみます。
「管理者」さんの引用:
キャットフードをふやかしたり、チーズやソーセージなど、食べやすい物を与えると、共食いが減るのでしょうか。
メスケースで試してみたいと思います。
「管理者」さんの引用:
ロボロフスキーハムスターを多頭飼いしましょう。
御縁がありましたら前向きに検討させて頂きます
追記しますと、冬は成虫・幼虫共に活動が鈍くなり、新たに幼虫が生まれず、既に生まれた個体も成長が遅かったので掃除が楽でした。
春先が一番少ない時期で、成虫が各100匹、サナギがゼロ、幼虫数匹でした。
けれども、そろそろホームセンターに買いに行こうかと思う頃に、また幼虫が生まれ始め、どんどん大きくなるので、買い足すことはありませんでした。
結論として、ジャンガリアン単独飼育で、全く買い足さずに適正数を維持するには、春〜夏は繁殖個体を精選して割り切った管理をし、秋だけ多めに繁殖させて冬を乗り越えたらよいのかなと思いました。

Re: ミルワームの繁殖について
投稿日時:
- 名前
- 管理者
「山登魚」さんの引用:
交尾をしっかり確認してから、上にいる方をつまんでオスケースに隔離します。
ハムスターにミルワームを与えるタイミングでしか、ミルワームのケージを確認しないので私には無理そうです。
「山登魚」さんの引用:
ダニはもう懲り懲りなので、導入は躊躇します
我が家では、繁殖に使った床材が傷んだケージからダニが湧いて、幼虫を飼っているケージでダニを見つけることはないのですが、ミルワームの幼虫がダニを食べているのでしょうかね?
それとも、ミルワームの死骸や傷んだ床材が、ダニのエサになるのでしょうか?
それと、ミルワームを店で育てているショップで分けてもらったときは、大量のダニが湧きました。すぐに食べられるサイズのミルワームを買い足すときは、常温保存している店で買うのですが、冷蔵庫で保管している店で買ったときの方が、ダニが少ない気がします。
ダニが湧くきっかけを、他にも知ってたら教えてください。
「山登魚」さんの引用:
春先が一番少ない時期で、成虫が各100匹、サナギがゼロ、幼虫数匹でした。
温度が低いのかな?我が家の環境では、毎年春になると、サナギラッシュが始まります。
以前、散歩中にいつでも食べられるように、ミルワームのケージに蓋をせずに飼っていた時、散歩中のゴールデンハムスターがサナギだけを、ほぼ全て持って帰ってしまったことがあります。
滅多に食べないのに保存に適していると思うと、溜め込んじゃうんですよね。

Re: ミルワームの繁殖について
投稿日時:
- 名前
- 山登魚
「管理者」さんの引用:
我が家では、繁殖に使った床材が傷んだケージからダニが湧いて、幼虫を飼っているケージでダニを見つけることはないのですが、ミルワームの幼虫がダニを食べているのでしょうかね?
それとも、ミルワームの死骸や傷んだ床材が、ダニのエサになるのでしょうか?
後者ではないでしょうか。ケースの設置場所が原因だったと気付くまで、何回もダニを発生させてしまったのですが、確かにダニは毎回必ず成虫のケージから発生していて、幼虫には出ていませんでした。
成虫のケースも、幼虫のケースも、掃除のタイミングは多少前後するものの、床材も入れる野菜も条件は同じです。
また、メスケースが一番発生しやすく、オスケースにも発生しました。メスケースに特徴的だったのは、共食いされた個体の残骸(足)と卵が多く、汚れるのが早かった点です。
「管理者」さんの引用:
ミルワームを店で育てているショップで分けてもらったときは、大量のダニが湧きました。すぐに食べられるサイズのミルワームを買い足すときは、常温保存している店で買うのですが、冷蔵庫で保管している店で買ったときの方が、ダニが少ない気がします。
ダニが湧くきっかけを、他にも知ってたら教えてください。
床材にダニの餌となる死骸などが豊富にある状態で、高温多湿の条件が加わると、一気に増えるのではないかと思います。
「管理者」さんの引用:
温度が低いのかな?
玄関でも窓際でも、外気温に近い場所に置いていたので、春先でも朝晩は野菜室に近い温度だったかも知れません。

Re: ミルワームの繁殖について
投稿日時:
- 名前
- 山登魚
「管理者」さんの引用:
私は、オスとメスとの区別ができないです。
区別をつける方法を教えてください。
昨日、ミルワームの成虫(チャイロコメノゴミムシダマシ)のケースを掃除したところ、早くも5mmサイズのチビミルたちがすくすくと育っていました。
この床材の中からチビミルを探し出す作業は、なかなか時間が掛かります。生まれたての白ミルだと2mmくらいで本当に見つけにくく、今後老眼になったら、さらに探し出すのに苦労することが予想されます。
うちの近隣のホームセンターでは、ミルワームが1カップ200円程度で販売されています。ガットローディング(餌となる昆虫に高カルシウム飼料等を与えることにより、虫自体の栄養価を補う方法)は必要だと思いますが、繁殖させずに済むなら、そちらのほうが時短かつ目に優しいので、何とかオスとメスを完全に分けたいと思っていました。
しかし、成虫のオスとメスは、体長や体形、色等から全く区別がつかず、これまでは交尾を確認する方法以外、判別手段がありませんでした。
ですので、うちでは昨秋からは、成虫オス・成虫メス・性別不明の成虫・羽化不全及び羽化したての若い成虫・さなぎ・幼虫と、6つのケースに分けて飼育していました。
この問題を解決するため、今日はオス・メスの見分け方について、ネットで調べてみました。
まず、昆虫図鑑サイト(虫ナビ)によれば、チャイロコメノゴミムシダマシのオス・メスの外観上の違いは前脚にあり、オスの前脚は脛節内側に淡褐色の毛が密生していて、湾曲もやや強いのに対し、メスの前脚は、脛節内側に毛がほとんど生えず、あまり湾曲しないとのことです。
また、別のサイトでも、スペインのブログを引用していて、そのブログを見てみると見分け方が書かれていていました。
- 蛹と成虫の腹部第5、6、7節の間には二形性があるが、観察するのが困難。
- 成虫では、メスの腹部の節の間には小さな開口部しかないが、オスの節の間には大きな開口部がある。
- メスの蛹では、第7節は垂直に明確に2つに分割されているが、オスには中央に小さな開口部のみがある。
- オスは最初の一対の湾曲した脚の脛骨を持っているが、メスはまっすぐな脚を持っている。
その他のサイトでは、カナダのウィニペグ大学化学科のホームページを紹介していて、その情報によると、チャイロコメノゴミムシダマシは、蛹や成虫の腹部がオス・メスで違い、サナギでは乳頭突起が2つ付いていればメス、そうでなければオスとのことです(ミルワームを研究している方がいることは確認できましたが、元資料は見つかりませんでした)。
以上をまとめると、
- 成虫オスは、前脚が曲がっていて、腹部の節と節の間が空いている。
- 成虫メスは、前脚がまっすぐで、腹部の節と節の間は隙間が少ない。
そこでさっそく、実物のオス・メスの違いを見てみることにしました。
オスの前脚は、確かにカーブを描いていました。しかしメスがまっすぐかというと、緩いカーブを描いた脚の個体もいて、何とも判別し難いです。腹側に至っては、全く違いが見出せませんでした。
それでも、明らかにオスだと分かる個体を移動させることで、今後かなり繁殖数を抑えることができるので、この作業は早目に実施したいと思います。
さて、オス・メスの見分け方を調べる過程で、ミルワームについての文献が色々出てきましたので、参考までに紹介したいと思います。
なお、文献によってTenebrio molitor(学名)、ミルワーム、ミールワーム、イエローミールワームビートル(ダークミールワームと呼ばれる別の種もいます)等、名称が異なりますが、ここでは幼虫はミルワームの語に統一し、長さの単位はインチ(in)表記のものはミリメートル(mm)に変換してあります。
まずはWikipediaからです。学名を入力してみると、日本語版、英語版と両方出てきました。
このうち、日本語版には参考文献に挙げられていた2冊が区内の図書館にあったので、さっそく取り寄せの予約をしました。何か特筆すべき点があれば追記します。
また、英語版の参考文献は論文が大量に載っていました。全文が公開されていたものの中から、関係のありそうな部分だけ共有します。
まず、メルムズ、デイビッド「生物目録:キャサリン・オードウェイ自然史研究地域における多様性の記録」(マカレスター大学 2010年春)には、以下の説明がありました。
- メスは約500個の卵を産む。卵は白く、豆の形をしており、長さは約1.25mmである。柔らかい地面に産み付けられ、1~2週間後に幼虫が孵る。
- 卵から孵った幼虫は、9~20回の脱皮を経て外殻が脱落し、脱皮ごとに少しずつ成長する。ミルワームの体長は約25㎜になる。
- 幼虫が蛹になる準備ができると、寄生している食物の表面近くで数日間前蛹として過ごす。
- 蛹は最初のうち白く、次第に黄色に変わる。体長は12.7~19.1mmで、温度に応じて、3~30日間留まる。
- 成虫として羽化すると、さらに約30日間生存する。この間に、交尾し、卵を産み、このプロセスを繰り返す。4つのサイクル全てを合計すると、平均寿命は3~5か月になる。
次に、ミルワームスナックを販売しているParty Bugsのブログでは、以下の記述が気になりました。
- オーブンで乾燥させてすぐに食べられるクリスピーなミルワームは、控えめなうま味があり、軽くナッツのような後味を残す。
- ミルワームの味は食べる餌によって異なるため、様々な生産者のミルワームを試してみることを強く勧める。最後の2~3日間の食事によって、ミルワームの味は、少しまずいものから非常においしいものまで様々である。
- ある研究によると、生きたミルワームにはタンパク質20%、脂肪13%、繊維2%、水分62%が含まれており、乾燥したミルワームには最大でタンパク質60%、脂肪28%、繊維6%、水分5% が含まれている。 しかし実際には、ミルワームの栄養価は、与えられた餌によって異なる。
- ジャイアントミルワームは、ホルモン処理によって蛹化を遅らせ、より大きなサイズに成長できるようにした通常のミルワームである。
生のミルワームの幼虫100gには、200カロリー以上、タンパク質は14~25g含まれる。さらに、カリウム、銅、ナトリウム、セレン、鉄、亜鉛の含有量は牛肉に匹敵する。また、重量あたりのビタミン含有量も、B12を除いて牛肉より多くなっている。最後に、ミルワームには必須のリノール酸が含まれている。
ジャイアントミルワームについては、日本語版Wikipediaに、以下の記述がありました。
引用:
飼料として与える際の注意点としては、獲物を咀嚼する爬虫類はともかく、獲物を丸呑みする両生類においては体内で内臓を食い破る被害例(特にジャイアントミルワーム)があり、頭部を潰して飼育動物への危害を封じるか、両生類には与えないように注意する必要がある。爬虫類でも咀嚼しきれないまま呑みこむ可能性があるため、頭部を潰しておくに越したことはない。
海外の状況は分かりませんが、日本では(ネット通販は別として)、ジャイアントミルワームを取り扱っているペットショップ自体が少ないように思います。また、ハムスターはミルワームであれ何であれ、小さく齧って食べるので、特に心配はいらないと思います。
ミルワームの生態については、憶測ではなく、正しい理解が広まることが大事だと感じています。
- 説明
- 背中側の画像です。左がオス、右がメスです。
- ダウンロード回数
- 1回
- ファイル形式
- JPEG
- 説明
- 腹側の画像です。同じく左がオス、右がメスです。
- ダウンロード回数
- 2回
- ファイル形式
- JPEG

注意喚起のため これも情報共有します
投稿日時:
- 名前
- 山登魚
先週末、ミルワームについて、英語版Wikipediaの参考文献に目を通していた際、ミルワームがプラスチックを食べるという記事がありました。
以下紹介します。
引用:
ロブ・ジョーダン「プラスチックを食べる虫が、増え続ける廃棄物の解決策になるかもしれないとスタンフォード大学の研究者が発見」スタンフォードニュースサービス 2015年9月
スタンフォード大学土木環境工学部の研究エンジニアと、中国のウー・ウェイミン氏が共同執筆し、環境科学技術誌に掲載された2つの関連研究によると、 ミルワームは発泡スチロールやその他のポリスチレンを食べ、腸内の微生物がプラスチックを生分解することが発見された。
研究室では、ミルワーム100匹が1日あたり34~39 mgの発泡スチロールを食べた。その約半分は二酸化炭素(以下CO2)に変換され、残りのプラスチックの大部分を生分解性の破片として排泄した。ウー氏によると、発泡スチロールを定期的に与えたミルワームは、通常の餌を与えたミルワームと同じくらい健康で、その排泄物は作物の土壌として安全に使用できるという。
引用:
ディアドラ・ロックウッド「ミルワームがポリスチレンフォームを食べる」化学工学ニュース(アメリカ化学会) 2015年9月
北京航空航天大学の楊俊氏・江雷氏らによる研究チームは、3つのインキュベーター(微生物や細胞を培養・維持するための恒温器)を設置し、密閉されたガラス瓶にそれぞれ40匹のワームと6gのポリスチレンフォームのブロックを入れて、排出されるCO2をモニタリングした。
16日後に元素分析を行い、残ったポリスチレン、ミルワーム、及び生物の排泄物に含まれる炭素を定量化した。また、核磁気共鳴法でワームの排泄物に含まれる化合物を分析した。
ミルワームは発泡体の約1/4を食べ、 その一部をCO2に変換した。16日目には、食べた炭素の48%をCO2に変換し、49%を排泄物として排出した。ワームの体内に取り込まれたのはわずか0.5%で、排泄物に含まれる化合物は、元のポリマーよりも平均で20%分子量が低く、ポリスチレンが腸内で分解されたことを示した。
ヤン氏らのチームはまた、ミルワーム腸内の微生物がポリスチレンを分解する役割を担っていることも明らかにした。すなわち、ワームに抗生物質のゲンタマイシンを与えると(微生物が死滅して)、糞便中のポリスチレンが分解されなくなったのである。
そこで今度はミルワームの腸から13種の細菌培養物を分離し、ポリスチレンフィルム上で培養した。最も多かったのはエクシグオバクテリウムの菌株だった。2か月以上かけて細菌はフィルムに穴や空洞を作ったが、 分解効率はミルワームの腸内ほどではなかった。
ヤン氏は、この発見を廃棄物管理に応用するには、生分解性を高める細菌を改良するなど、時間が掛かるかもしれないとしている。
これについて、ミシガン州立大学のプラスチック生分解の専門家であるラマニ・ナラヤン氏も、ミルワームが食べるポリスチレンの約半分は、生分解されない可能性のある破片となって環境に排出され、食物連鎖を通じて毒素を運ぶ可能性があると指摘し、まだ実用化できる段階ではないと語っている。
私は、ポリスチレンの生分解については中国での研究が進んでいるのだなと思いつつ、何となく読んでいたのですが、昨日、ふと重要なことに思い当たりました。
うちではミルワームをプラケースで飼育していて、その底面に直径5mmくらいの削り跡がかなり付いていました。
洗う時にメラミンスポンジを使うと、プラスチックが削れて白く不透明になってしまうので、極力使わずにいましたし、メラミンスポンジで擦った時の削れ方とは全く違います。
カブトムシを飼育していた時も確かプラケースは似たような劣化の仕方をしていて、食べ物と間違えたか生活空間を拡張しようとして齧っているのかな、くらいに考えて放置していたのですが、やっとその理由が分かりました。
うちではプラスチックを食べたミルワームを与えて、それがある程度生分解されていたとしても、その一部は間接的にハムスターに摂取させてしまっていたのです。
上記記事には、ジャガイモなどの追加の餌を与えるとミルワームはまずそちらを食べることから、恐らく好んでポリスチレンを食べていない、とも書かれていて、その点については床材等の飼育環境に反省の余地があり、さらにガラス容器に変更すれば、今後、ハムスターの間接な摂取は防げます。
しかし問題は、市販のミルワームやその関連商品はどのようなケースで飼育されているか、です。
ペットの餌としてだけでなく、今や人間の食用としての利用が推進され始めており、ミルワームの飼育環境の安全性についても、もっとしっかり考えていく必要があると思いました。
- 説明
- プラケースの底部です。
- ダウンロード回数
- 0回
- ファイル形式
- JPEG

Re: ミルワームの繁殖について
投稿日時:
- 名前
- 管理者
「山登魚」さんの引用:
後者ではないでしょうか。ケースの設置場所が原因だったと気付くまで、何回もダニを発生させてしまったのですが、確かにダニは毎回必ず成虫のケージから発生していて、幼虫には出ていませんでした。
春が近いので、ミルワームのケージの掃除をしていたところ。
幼虫が小さいケージ1に大量にダニが沸いてました。
幼虫が大きいケージ2と、成虫が多い繁殖用は、日の当たる窓際置いていたせいか、目で見える範囲でダニはいませんでした。
多分コナダニだと思うのですが、床材にしているパン粉の表面でキャベツの裏側と表にいて、ミルワームを除けているようでしたね。
「山登魚」さんの引用:
メスケースに特徴的だったのは、共食いされた個体の残骸(足)と卵が多く、汚れるのが早かった点です。
特に出産にはタンパク質は大切ですよね。
「山登魚」さんの引用:
玄関でも窓際でも、外気温に近い場所に置いていたので、春先でも朝晩は野菜室に近い温度だったかも知れません。
冬限定だと思いますが、ハムスターに与えるために成長した個体が多く、ハムスターのケージの前(日陰)に置いていたケージ1より、エアコン無しの窓際に置いていたケージ2の方が成長が早く、体長を追い越してました。
窓際に置いていた繁殖用は、サナギが全滅で、成虫はほぼ冬を起こしました。
「山登魚」さんの引用:
ガットローディング(餌となる昆虫に高カルシウム飼料等を与えることにより、虫自体の栄養価を補う方法)は必要だと思いますが
ハムスターの場合、ミルワームはオヤツ程度ですし、尿路結石ができやすいのでカルシウム剤は不要ですが、何が必要な栄養なのか分かりづらいため、ハムスターがいつでも昆虫の食感を味わえるように、ミルワームの成長を調整する方が大切ですね。
「山登魚」さんの引用:
チャイロコメノゴミムシダマシのオス・メスの外観上の違いは前脚にあり
老眼がきついです。
AI使って判別できる仕組みが欲しいです。
臭いで判断できるのなら、ジリスだと手伝ってくれそうですが。
「山登魚」さんの引用:
それでも、明らかにオスだと分かる個体を移動させることで、今後かなり繁殖数を抑えることができるので、この作業は早目に実施したいと思います。
確かに言われてみれば違う気がします。
少しでもコントロールできるのなら、かなり楽になりそうです。
ちなみに、今回のケージの掃除で、1000匹くらいいました。
冬場はミルワームを食べてくれなかったジャンガリアンハムスターが、最近はミルワームを食べてくれるので、微妙に消費速度が増えてます。
逆にロボロフスキーハムスターは、少し飽きてきた感じで、パンを食べているときにミルワームを渡そうとすると無視されます。
「山登魚」さんの引用:
最後の2~3日間の食事によって、ミルワームの味は、少しまずいものから非常においしいものまで様々である。
2~3日程度なら、ミルワームは代謝が遅いと考えるべきなのかな?
「山登魚」さんの引用:
しかし実際には、ミルワームの栄養価は、与えられた餌によって異なる。
ミルワームのエサは、ハムスターの主食に近づけた方が良いと。
「山登魚」さんの引用:
うちではプラスチックを食べたミルワームを与えて、それがある程度生分解されていたとしても、その一部は間接的にハムスターに摂取させてしまっていたのです。
私もそのニュースを見てましたが、体内にも巡るだろうし、分解後の排泄物が安全なのかと疑問でした。
「山登魚」さんの引用:
しかし問題は、市販のミルワームやその関連商品はどのようなケースで飼育されているか、です。
衣装ケースや形状の近いプラスチックのケージで飼われているのを見たことがありますね。
殺菌とかも考えると、やはりガラスが良いのですがね。
私が使っている、爬虫類用のケージと同じブランドで、ガラス製のプラケサイズの水槽が売ってたので、ミルワームの飼育に使っていたのですが、重いしケージの蓋が完全に外れず掃除しにくいので、メダカの飼育用にと身内にプレゼントしちゃいました。
「山登魚」さんの引用:
プラケースの底部です。
うちのケージも、同じようになってました。
汚れているだけだと、気にしてませんでした。

Re: ミルワームの繁殖について
投稿日時:
- 名前
- 山登魚
「管理者」さんの引用:
繁殖後のケージからピンセットでつかめる幼虫をすべて移動させて、さらに数週間後に新聞紙の上に広げて、目で小さいミルワームがいないか確認してから、床材を処分しています。
「管理者」さんの引用:
幼虫が小さいケージ1に大量にダニが沸いてました。
親と大きい幼虫を移動させた後もしばらく床材を維持することによって、目視し辛いサイズの幼虫を大きく成長させ、探しやすくするというやり方は大いに参考になりました。問題は、汚れた床材にはダニが発生しやすいことですね。
「管理者」さんの引用:
特に出産にはタンパク質は大切ですよね。
うちでは今月に入ってから既に1匹、メスの成虫のケースで犠牲者を出してしまいました。タンパク質を追加しなければと思いました。
「管理者」さんの引用:
ハムスターのケージの前(日陰)に置いていたケージ1より、エアコン無しの窓際に置いていたケージ2の方が成長が早く、体長を追い越してました。
窓際に置いていた繁殖用は、サナギが全滅で、成虫はほぼ冬を越しました。
ミルワームは、日照や温度等の環境が整っていれば、一年中成長し続けるようですね。
うちでも2月の暖かい日に外に出し、取り込むのを忘れて寒い夜になってから部屋に戻したことが一度あり、その時のサナギと羽化不全の成虫は全滅してしまいました。
夏場、朝の涼しい時間帯に外に出し、日が高くなる前に取り込み忘れて直射日光に長時間当ててしまった時も、同じようにサナギや弱い個体をかなり死なせてしまっています。いずれも、しっかりと床材に潜れていた成虫と幼虫は皆無事でした。
「管理者」さんの引用:
ハムスターの場合、ミルワームはオヤツ程度ですし、尿路結石ができやすいのでカルシウム剤は不要ですが、
尿路結石!
頭の中が、すっかり爬虫類飼育モードになっていました。ご指摘頂き、ありがとうございます!
余談ですが、後述の爬虫両生類の飼育書によれば、マウスは栄養的なバランスが申し分なく、爬虫類にとって理想的なエサだそうです。
「管理者」さんの引用:
臭いで判断できるのなら、ジリスだと手伝ってくれそうですが。
ジリスの優れた嗅覚なら、オス・メスに臭いの違いがあったとしても分かりそうですね。もっとも、オス・メス関係なく食べたいだけ食べて、ミルワームがあまり増えなくなる可能性もあるかと。
「管理者」さんの引用:
今回のケージの掃除で、1000匹くらいいました。
冬場はミルワームを食べてくれなかったジャンガリアンハムスターが、最近はミルワームを食べてくれるので、微妙に消費速度が増えてます。
逆にロボロフスキーハムスターは、少し飽きてきた感じで、パンを食べているときにミルワームを渡そうとすると無視されます。
1年で最もミルワームが少ない時期に1,000匹とは! 管理者様のお世話に対する根気強さには頭が下がります。
うちは前回の掃除で数えた時、確か成虫のオスが約10匹、メスが約20匹、羽化不全と若い成虫が約10匹。サナギが今日の時点で1匹、昨秋生まれの大きい幼虫が10匹未満、今春生まれの幼虫が100匹くらいでしょうか。
ジャンガリアンの子の意志の強さもさることながら、ロボロフスキーの子たちまでもがミルワームを無視するとは、嗜好が季節に添い過ぎていて驚きです。
「管理者」さんの引用:
2~3日程度なら、ミルワームは代謝が遅いと考えるべきなのかな?
どんな動物と比較するかに依ると思います。何か分かったらまた書き込みたいと思います。
「管理者」さんの引用:
ミルワームのエサは、ハムスターの主食に近づけた方が良いと。
正にそう思います。うちでは一定の日数を置いてエサ入れから取り出したペレットを、ある程度溜まった段階でミルサーにかけて床材にしていたのですが、溜まるまで待たず、あまり古くならないうちに再利用したほうがいいと思いました。
「管理者」さんの引用:
私もそのニュースを見てましたが、体内にも巡るだろうし、分解後の排泄物が安全なのかと疑問でした。
ご存知でしたか、さすがです。
ミルワームの体内に、食べたものが2〜3日留まっていることを考えると、やはりプラスチックを食べられる環境は望ましくないと思いました。
「管理者」さんの引用:
衣装ケースや形状の近いプラスチックのケージで飼われているのを見たことがありますね。
殺菌とかも考えると、やはりガラスが良いのですがね。
プラスチックは手軽で経済的なので、沢山揃える場合はどうしてもそうなりますよね。
ビバ◯ア製のミニ水槽はまだ取り扱いがあるかどうか、ネットショップの商品ページを見てみました。残念ながら、廃盤になっているようです。
こちらも余談ですが、暖◯やピタリ適◯は、レップジャパン(『動物の値段』の著者・白輪剛史氏が経営されている会社)の商品だったことに気付きました。
小型のガラス水槽は四隅のシリコンを齧られそうなのと、高さがあって場所を取り、管理もしにくそうなため、うちでは前回の書き込みの後、グラタン等を入れるガラス製の耐熱容器を、ネットで購入しました。
蓋が硬くて空気穴を開けられなかったため、鉢底網をカットして周囲をアルミワイヤーで補強し、結束バンドで固定しました。このやり方でも何とか積み重ねられますが、キッチンペーパーを挟むだけでは固定できず、テープで止めるとお世話が煩雑になるところが難点です。
これから買われる予定の方は、蓋が軟らかく加工しやすい物を選ばれることをお勧めします。
さて、昨日は日本版Wikipediaの参考文献に挙げられていた書籍2冊を読んでみました。
引用:
梅谷献二『虫を食べる文化誌』(株)創森社 2004年9月 p.284〜290
上記によれば、ミルワームは、コメノゴミムシダマシ(英名ダーク・ミルワーム)とチャイロコメノゴミムシダマシ(英名イエロー・ミルワーム)という同属の2種の甲虫の幼虫を指します。
これらの幼虫は、共に体長が17mm前後であるのに対し、ツヤケシオオゴミムシダマシ(ジャイアントミルワーム、学名はZophobas atratus)の幼虫は40mmと格段に大きいとして、別種として扱われていました。
チャイロコメノゴミムシダマシはヨーロッパ原産で低温に強く、世界の温帯の冷涼な地域に分布を拡大しているのに対し、コメノゴミムシダマシはインド原産と考えられ、熱帯から温帯に広く進出しています。
日本で食虫動物や小鳥の餌として使われているのは全てチャイロコメノゴミムシダマシで、大量に増殖されているものの野外で定着しているかどうかは定かではなく、逆にコメノゴミムシダマシは、既に日本に侵入定着していますが、日本では餌としては利用されていないそうです。
ミルワームの仲間はフスマ(麦の皮のカス)や穀粉等で大量増殖ができますが、本来は雑食性で、野外では腐敗した植物や他の小昆虫な等も食べて生活しているようです。屋内にあっても完全な穀粒では生活できず、フスマや変質した穀粉などを食べて育ち、一応は穀類害虫の一員とされていますが、他の穀類害虫を捕食する天敵でもある可能性があるとのことです。
一方、ジャイアントミルワームは、主に爬虫類や大型熱帯魚の生餌や釣餌として開発された大型のゴミムシダマシの一種です。中〜南米原産で、フスマのみでは飼育できず、野菜クズ等も喜んで食べますが、幼虫は動物性タンパク質を必要とし、かなり共食いもするそうです。
引用:
千石正一『爬虫両生類飼育図鑑 カメ・トカゲ・イモリ・カエルの飼い方』(株)マリン企画 1991年5月]p.82〜83
著者の方は、動物番組によく出られていた方でした。
ミルワームに関する記述は短く、エサの表面にフランネルの布を敷いておくと虫の飼育によいとか、幼虫は特に動きが鈍いので、水に濡れると死にやすいので注意するといった内容が書かれていました。
- 説明
- 容器のサイズは、W197×D148×H68mmです。
- ダウンロード回数
- 3回
- ファイル形式
- JPEG
- 説明
- 下から、①幼虫②メスの成虫③オスの成虫④羽化不全+若い成虫です。幼虫の床材だけペレットの粉末中心、他はパン粉のみを使用しています。
- ダウンロード回数
- 3回
- ファイル形式
- JPEG

フタを変更しました
投稿日時:
- 名前
- 山登魚
鉢底網のフタでは、やはりコバエサイズの小さな虫なら自由に出入りできそうだなと思い、ホームセンターで1.0mmのドリルビットを買ってきて、元々の容器のフタ(ポリカーボネート製)に2cm間隔で穴を開けてみました。
これでしばらく使ってみて、湿気がこもるようなら、穴の径を1.2mmに広げるか、穴の数を増やそうと思います。
- 説明
- 空気穴は、1.2mmならまだ大丈夫そうですが、1.5mmだと小虫がギリギリ入れそうな気がします。
- ダウンロード回数
- 2回
- ファイル形式
- JPEG