外耳炎（がいじえん）

症状

• 耳や耳周辺を足でかく。
• 頭をさかんに振る。
• 耳からウミが出る。
• 耳からにおいがする。

原因

• 不潔な環境による、細菌感染。
• 中耳炎。
• 内耳炎。

治療

• 点耳薬（てんじやく）で治療。

予防

• 細菌が繁殖しなうように、ケージを清潔に保つ。

アドバイス

たまった耳あかに細菌が繁殖して、外耳炎になります。
外耳は鼓膜まで、中耳は鼓膜（こまく）近く、内耳は三半規管（さんはんはんきかん）があるところです。

飼い主がハムスターの耳掃除をするのは困難なので、耳に異変があった場合は、病院でチェックしてもらうことが必要です。
ハムスターの外耳炎は、中耳炎、内耳炎と進行しやすく、顔面にまで炎症が広がり、膿瘍を作ってしまうことがあります。

再発防止のために、耳垢が自分で掃除できないくらい溜まってしまう原因を探しましょう。
皮下膿瘍や腫瘍が耳にできたり、体が弱って毛繕いをできなくなっている可能性もあります。
ストレスが強くなると、感覚器官の頻繁に掃除するため爪で引っ掻いてしまい、ストレス性脱毛と外耳炎を併発することもあります。