白血病(はっけつびょう)
症状
- 化膿が止まらない。
- 出血が止まらない。
- 息切れなどの貧血状態。
- 発熱。
原因
- 遺伝。
治療
- 放射線治療など。
予防
- NO DATA。
アドバイス
血球に腫瘍ができる遺伝性の病気です。
血液の中には赤血球、白血球、血小板の血球と、血球が浮遊している液体の血漿(けっしょう)があります。
白血病は、血液を作る骨髄(こつずい)の幹細胞がガン化、して無制限(主に白血球)に増殖してしまう病気です。
白血球が増えるとは反対に赤血球が減るので、酸素がうまく運べなくなります。また血小板が減るので、出血を止まりにくくなります。
ハムスターでは治せない病気です。
<写真の事例>動物病院の診断でも原因不明で、白血病の疑いがある個体の写真です。
大人しかった1歳のゴールデンハムスターが飼い主を噛むようになり、徐々に毛が薄くなる。その後、腐敗臭がするようになり、痒みと化膿を繰り返し、更に腐敗臭は強くなり、抗生物質を飲ませるが改善せず。
末期になると、手足がうまく動かず歩くことすら困難になり、食事はできず水だけを飲む状態になる。
炎症を繰り返しているためか、全身の皮膚が赤く見えます。健康の個体の肌は、毛が抜けたただけなら肌色に見えます。
全身の脱毛が目立ちますが、免疫が関係する症状が発症した可能性があるだけで、脱毛したから治らないという訳ではありません。飼い主の早とちりは危険です。
ハムスターは血液検査を簡単にできないため、症状が現れていても病気の特定もできないこともありますが、できるだけ早く病院へ行って病気を特定してもらいましょう。
症状が分かるハムスターの写真や病気の事例を募集中です!
たった1枚の写真で、同じ苦しみから他のハムスターを守れるかもしれません。
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