ハムスターに多い腫瘍・リンパ腺腫・リンパ節炎
高齢のハムスターに発生しやすい、リンパ腫の種類や治療の記事です。
飼育歴の長いベテラン飼い主なら、手術し長生きさせたことも多いと思います。
転移が起こりやすい腫瘍なので、病理検査をお薦めします。
こんにちわ、[USER0304]です。
ちょっと、推測まじりの補足です。
リンパ腺が腫瘍化してるって事でショックだとは思いますが、手術に危険性はさほどないって言って貰ってこれはこれで良かったのではないかと私は思います。
うちはこれまでに何度も「リンパ腺は切れない」って言われてきてますから、ちょっと羨ましいです。(^^;
これって、私もいきなり切るということはしません。腫大していてもリンパ節炎なら抗生物質で治まるとおもいますし、細胞診で腫瘍と確定しても、リンパ系の腫瘍ならリンパ道性に転移している可能性が高いからです。
飼い主さんが確認できる頃にはすでに転移してしまっていることもあると思うのです。
腫瘍が1つのリンパ節に限定されている場合に初めてメスを入れることになります。ただ、他のリンパ節に転移しているか否かの確認が大変になりますね。
いきなりメスを入れるのも1つの手段ではありますが、いずれにしても切って終わりということにはならないと思います。
ただ、抗癌剤のお世話になるかならないかも獣医師の先生の判断で随分と変わってきます。
[USER0304]の先生が「リンパ腺はきれない」とおっしゃったのは、あながち見当外れではなく、それなりに納得のできる意見だと私は思いますよ。
手術しても死んでしまったでは、それこそ実験動物です。飼い主と主治医とがよく話し合い、疾病を理解しあった後にどうするのかを決めたら良いのだと考えます。
#実際にはこれができないのが、現状なのかもしれませんが。
[USER0309]です。
これって、私もいきなり切るということはしません。腫大していても
逆に推測すると、[DOCTOR_NAME]はリンパ腺の...とは言ってるけど、難しい手術ではないっていうことはリンパ腺の腫瘍ではないかもしれないって事も考えられます?一番やばそうなものを言っておいて後で細胞の検査をするとか?
細胞診って麻酔かけて細胞をちょこっと取って...って聞いた事あるんですけど、どうせ切るなら...と言う考えもあるのかなぁ?
[USER0309]の先生が「リンパ腺はきれない」とおっしゃったのは、あながち見当外れではなく、それなりに納得のできる意見だと私は思いますよ。
もちろん、その時その時できちんと先生とは話し合ったし、信頼もしていたし、納得しての投薬治療だったりしたわけですが、難しくないなんて聞いちゃうと、邪魔にして自分で噛んで化膿させて、壊死した中身をズルズル引き出したりしたのは一体...って思っちゃったわけです。
#だってとっても辛かったんですもの。
手術しても死んでしまったでは、それこそ実験動物です。飼い主と主治医とがよく話し合い、疾病を理解しあった後にどうするのかを決めたら良いのだと考えます。
これって大切ですよね、先生も時間がないのか、かなりしつこく聞かないと中々詳しくお話しして下さらないし...やっと何でも話して下さるようになったら辞めちゃうし...グチグチグチ。(^^;;
#実際にはこれができないのが、現状なのかもしれませんが。
そんな事言わずに先生同士お話しする機会があればそういうの広めてほしいです。
もちろん、病院にかかる方だってそういう姿勢がなきゃ駄目ですけど。
こんにちわ、[USER0327]です。
ちょっと長くなりますが、腫瘍と寿命とキッチンペーパーのお話です。
別々の方が良かったかもしれませんが・・・・。
逆に推測すると、[DOCTOR_NAME]先生はリンパ腺の...とは言ってるけど、難しい手術ではないっていうことはリンパ腺の腫瘍ではないかもしれないって事も考えられます?一番やばそうなものを言っておいて後で細胞の検査をするとか?
細胞診って麻酔かけて細胞をちょこっと取って...って聞いた事あるんですけど、どうせ切るなら...と言う考えもあるのかなぁ?
細胞診には麻酔はいりません。特にリンパ腺なら針で吸引すれば、細胞は採取できます。
たぶん、病巣が限局しているうちに、体力があるうちにという早ければ早い程チャンスはあるという考え方なのではないでしょうか?
リンパ腺原発の腫瘍なら、リンパ肉腫やリンパ性白血病等が一般的ですから、これらの場合は血液中やリンパ道に腫瘍細胞が流れているのです。
したがって、1個や2個のリンパ腺を切除しても、病気の進行を抑えることにはなりません、むしろ 腫瘍細胞の拡散に繋がりかねません。
だから、抗癌剤を使用して進行にストップをかけることが選択されることが普通です。
ハムスターでは、リンパ肉腫が比較的多いように聞いていますし、私のところでも経験があります。
#抗癌剤の使用もためらわれる程進行していました。結局、何もしてあげられませんでした。
[USER0327]の推測もありえる話だと思います。私としてもそちらであって欲しいと考えています。
もちろん、その時その時できちんと先生とは話し合ったし、信頼もしていたし、納得しての投薬治療だったりしたわけですが、難しくないなんて聞いちゃうと、邪魔にして自分で噛んで化膿させて、壊死した中身をズルズル引き出したりしたのは一体...って思っちゃったわけです。
#だってとっても辛かったんですもの。
単に切除するというだけでしたら、リンパ腺は摘出しやすい組織だと感じています。ただ、先に述べた理由からメスを入れなかったのだと思います。先生も自らの無力感を感じておられたものと推察します。
#獣医師だって、何もできない時には結構辛いのですよ。
#この辺はなにとどご理解の程をお願いします。
あと、「ゾウの時間 ネズミの時間」ですか。昨年の暮れ以来の話題ですね。その節は、失礼しました。
動物の体重と心拍数には関連があり、一定の心拍数に達すると動物の寿命になるという説ですね。大型の動物ほど長生きであるが心拍数に置き換えると動物の種類に関係なく一定の数値になるという話でした。
この説は立証が困難であり、実際には例外の方が多いということを昨年述べたのですが、[USER_NAME]さんが言っておられた「細胞の自殺説」・・・アポトーシスの考え方がより納得のいく理論として研究されています。
私が寿命と心拍数の話にこだわるのは、某宗教団体がこの説を根拠に勧誘活動をしているからです。そんなことはないよということを知っておいていただきたいからです。
#ただ、獣医さんでも信じている人はいますね。
キッチンペーパーの使用は「げっ歯類野臨床」の中にも、チップアレルギー対策で記載されています。ハムスターのところは[HOSPITAL_NAME]動物病院の[DOCTOR_NAME]先生が翻訳されていたはずです。
11月1日の「エキゾチックペット研究会」の発足総会のセミナーでも講演の際に説明がありましたよ。
[USER0328]です。
細胞診には麻酔はいりません。特にリンパ腺なら針で吸引すれば、細胞は採取できます。
で、これって採取してすぐに結果ってわかるもんなんでしょうか?
それとも、何処かの研究機関みたいなところに送って判断してもらうものなのでしょうか?
#この辺がようわからん。(^^;
その場でわかったからといって手術の場合即断するのは難しいと思いますけど。
たぶん、病巣が限局しているうちに、体力があるうちにという早ければ早い程チャンスはあるという考え方なのではないでしょうか?
あ、これはなんとなくわかるっていうか、どんな治療でも受けようと思ったら早い方がいいと考えていますから、その延長かと。
リンパ腺原発の腫瘍なら、リンパ肉腫やリンパ性白血病等が一般的です
ふぅむ、リンパ腺の腫瘍って難しいんですね。
で、抗がん剤なのですけど、うちのときは「リンパ腺の腫瘍にはステロイド系の薬が効果があるという報告があったので」と言われて処方してもらったのですけど、これって直接しこりになってしまった場所には効かなくても(しこりが小さくならなくても)血液中やリンパ道に流れていた腫瘍細胞には効果があったのでしょうか?
結局、このときの子は2歳の誕生日を迎えましたし、しこりが壊死して中身を取り出した後、傷痕も奇麗に治ったかのようでしたから。
#リンパ腺の腫瘍じゃなかったのかもしれないけど...これも良く分からない。
#獣医師だって、何もできない時には結構辛いのですよ。
#この辺はなにとどご理解の程をお願いします。
多分、とーしろーの私なんかよりずっと辛かったかもしれないですね。
それなりにお勉強もして、資格も持っておられるんですものね。
あと、「ゾウの時間 ネズミの時間」ですか。昨年の暮れ以来の話題ですね。その節は、失礼しました。
いえいえ、こちらこそ失礼しました、なのです。(^^;
この説は立証が困難であり、実際には例外の方が多いということを昨年述べたのですが、[USER_NAME]さんが言っておられた「細胞の自殺説」・・・アポトーシスの考え方がより納得のいく理論として研究されています。
この辺のお話しに関係するかもしれない記事が朝日新聞で「寿命の設計図」というタイトルで連載されています。細胞の老化についてのお話しが出てきます。
#読んでるけど、ちゃんと理解できてるかどうかは怪しいぞ。>私 ;p
私が寿命と心拍数の話にこだわるのは、某宗教団体がこの説を根拠に
これは初耳です。
キッチンペーパーの使用は「げっ歯類野臨床」の中にも、チップアレ
キッチンペーパーって紙タイプのと不織布タイプのがあるじゃないですか?その辺はどのように説明されていたのでしょう?
#特に区別はされてなかったりして...
こんにちわ、[USER0360]です。西から天気が崩れているようですね。
昼になっても気温が上がらない。
で、これって採取してすぐに結果ってわかるもんなんでしょうか?
それとも、何処かの研究機関みたいなところに送って判断してもらうものなのでしょうか?
#この辺がようわからん。(^^;
その場でわかったからといって手術の場合即断するのは難しいと思いますけど。
私の場合は、採取してその場で染色して見ています。でも、これは私が病理学の研究室にいたからで、細胞の読めない先生は外部注文になりますね。
手術の際には、健康な部分まで含めての切除をします。マージンをとるという言い方をしています。この場合は、細胞レベルの浸潤が健康部にないかを調べるために 切除される側の健康な組織の細胞診を手術中に平行して行います。病理医からのOKが出たところで傷口の閉鎖になります。
#これができるのは、よほど大きな病院に限られますが・・・。
一般的には、マージンを大きくとって術後に検査機関にお願いするのが普通です。
ふぅむ、リンパ腺の腫瘍って難しいんですね。
で、抗がん剤なのですけど、うちのときは「リンパ腺の腫瘍にはステロイド系の薬が効果があるという報告があったので」と言われて処方してもらったのですけど、これって直接しこりになってしまった場所には効かなくても(しこりが小さくならなくても)血液中やリンパ道に流れていた腫瘍細胞には効果があったのでしょうか?
ステロイドは価格と応用範囲が広いので、使用されることは多いと思います。進行してしまった腫瘍にはもう少し強い薬が必要かもしれません。[USER_NAME]家のハムに効果があったか否かは判断しかねます。
しこりが壊死したり収縮していたのなら、それなりの効果があったようにも受け取れるのですが、本当のところはわかりません。
多分、とーしろーの私なんかよりずっと辛かったかもしれないですね。
それなりにお勉強もして、資格も持っておられるんですものね。
飼い主さんよりも辛い思いをしているとは申しませんが、獣医師の性格によるところが大きいのでしょうね。
大学では診療については教えてくれませんから、卒業後に研修を受けた病院の院長の影響も見過ごせません。知識・技術・診療態度はここで決まってくることが多いものです。
この辺のお話しに関係するかもしれない記事が朝日新聞で「寿命の設計図」というタイトルで連載されています。細胞の老化についてのお話しが出てきます。
#読んでるけど、ちゃんと理解できてるかどうかは怪しいぞ。>私 ;p
済みません、朝日新聞は読んでいないのでわかりません。
タイトルから想像すると「細胞の自殺説」は出てきそうですね。
私が寿命と心拍数の話にこだわるのは、某宗教団体がこの説を根拠に
これは初耳です。
名前をいうと、「○○○○○○」とか「○○○○○○○○」と言っている団体です。1度やってくると2〜3時間は帰ってくれません。
おかげで聖書をかなり読むようになりました。
キッチンペーパーって紙タイプのと不織布タイプのがあるじゃないですか?その辺はどのように説明されていたのでしょう?
#特に区別はされてなかったりして...
講演会のテキストでは「白紙」なっていましたが、[DOCTOR_NAME]先生は台所のキッチンペーパーのことだと説明していました。特に区別はされていませんでしたが、私は「紙」と理解しておりました。
質疑応答の際の受け答えのときも、「紙」というニュアンスだったと思います。