アカラス症(あからすしょう)・ニキビダニ症(にきびだにしょう)
症状
- 首、背中、腰。
- わき腹の脱毛(薄毛)。
- かゆみを伴う場合もある。
- 水ぶくれ(ニキビ)。
原因
- ニキビダニの寄生。
- 病気で免疫が低下しているとなりやすい。
- ストレスや栄養不良などでもなる。
治療
- 塗り薬(殺ダニ剤)で治療。
- 一次疾患(原因になっている病気)の治療。
予防
- ウンチや食べ残しをまめに掃除して、ダニが寄生しない環境をつくる。
アドバイス
ニキビダニは、ほとんどのハムスターにもいますが、本来は老廃物を食べて体を清潔に保ってくれる生き物で共生関係にあります。
授乳中に母ハムから子ハムにうつります。ちなみに、人間にも80%くらいの確率でいるそうです。
発症すると、ヒフが乾燥してフケっぽくなります。
かゆみがひどい場合は、ひっかいたりかんだりしますが、ほとんどの場合は気にならないそうです。
アカラスはダニが原因になっていることは、ほとんどなく、腎臓、副腎、甲状腺などの病気が原因で、ニキビダニが異常繁殖することで症状が現れます。
ニキビダニが直接悪さをすることがありますが、ヒフの乾燥、脱毛、みずぶくれ、ニキビができ、かゆみを伴うことはありません。
ダニを駆除しても内臓の病気は治らないので、気がついたら早急に病院に行きましょう。
若いハムスターより、1歳以上の老ハムや、赤ちゃん、妊娠中など免疫力が落ちたときに、発病する病気です。
闘病中など栄養性脱毛・栄養性皮膚炎も弱ったときに発症しやすい病気です。
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