分かりづらい皮膚病いろいろ
ニキビダニ症などの免疫力が影響する、皮膚病の事例と原因についてのまとめた記事です。
原因が餌だったり遺伝だったりと分かりづらく、治りにくいため苦戦するようです。
記事もかなり長いです。
[USER0089]です。
ニキビダニとお友達になった(しくしく)はむ太のその後です。
うちの小梅(キャンベルハムスター♀)もアカラスとお友達です。(^^;;
#はむ太君、小梅とも仲良くしてねぇ〜。
彼女の場合、子宮に炎症があって出血しているのですが、そのせいで体力が落ちてアカラスはげが出ているのです。
今現在ミルベマイシンと栄養剤と炎症を押さえるための抗生剤をブレンドしたお薬を飲んでます。
が、歳が歳だけに治るというよりなんとか押さえてるという感じです。
次第にフケがかたまってかさぶたのようになって、皮膚の弾力が患部からなくなってきます。
小梅はここまではなってませんが、フケフケは出てます。
体調が良いと毛もしょぼしょぼ生えてくるのですが、周期があるようで暫くするとまたフケフケのハゲになってしまいます。
注射のせいか、寒さのせいか、週末にかけて食欲がおちてしまい、2日で10グラム減ってしまいました〜。
寒さのせいだといいなぁ。
注射は毎週しに行くんですものね、注射のせいで食欲が落ちるのは困りますよね。
でも、月曜日あたりから復活してきたのでやれやれです。
#治るといいな〜。
本当、治ると良いな〜。
[USER0414]です。
3/27から友人のハムスター3匹を一時預かっているのですが、その内の1匹、“るな”のお腹側の皮膚についての話です。
まず、“るな”について。
1996/12/25生まれのキャンベルハムスター・♀、毛色はノーマル。
4/11時点での体重33g。
飼主の友人が言うには「好奇心旺盛だけど神経質」。
飼主自身にはべた慣れなのですが、飼主は家族にすら触らせないように注意しているハムスターで、今回も預かる際に「不必要に触らないように」と。実際、昨年の夏も2週間ほどこの3匹を預かったのですが、“るな”は友人宅に戻ってからそれまで使っていたトイレを使わずに巣箱の中にオシッコするようになってしまいました(^^;)。
# 別に嫌がるのを無理矢理触ったり、これといって何かしたわけでは無いのですが、“るな”にとっては怖かったのでしょう(^^;)
事の経過。
預かって2日間は“るな”には触らないように餌やりや掃除をしてました。ただ巣箱の中に敷いているティッシュペーパーがオシッコでビショビショになっているのが気にはなってました…
で3日目の3/29、掃除のために一時的に“るな”に別のケースに移って貰おうとすくいあげようとしたら、お腹の皮膚の感触がおかしい。
そーっとひっくり返して見たら、お腹全体及び両後肢の下側(お腹側)の皮膚が若干赤くなって、所々かるいカサブタ状になっている。
さらに後肢の下側はほとんど毛が生えてなく、お腹の毛も薄くなっている。
急いで飼主に連絡してこの症状を知っていたかと尋ねたら、「知らなかった」と。
# 何しろ飼主本人が3月は寝たり起きたりと非常に体調が悪く、最低限の餌やりと掃除しか出来ていなかったので。
飼主と相談の結果、現在腫瘍の治療中の“うさっち”が通っている[HOSPITAL_NAME]へ診察に連れて行く事に。
視診、触診の後、お腹の皮膚を少し引っかいてアカラスのチェック、お腹の毛を数本抜いて真菌がいるかどうかの培養検査(結果が判明するのは約2週間後)をしてもらいました。またついでに糞便検査も。
その結果、アカラスは見つからず、便も異常無しとのこと。
真菌検査の結果はすぐ出ないので、残った可能性は細菌性皮膚炎かアレルギー性の皮膚炎、もしくはオシッコによるかぶれ。
一応、ビタミン剤と抗生物質を処方してくれました。
この結果を飼主に報告したところ、「そう言えば、最近床材のチップを別の銘柄(国産のパインチップ)に変えた」とのこと。
# 病院に行く前に思い出して貰いたかった(^^;)。
で今日(4/11)、“うさっち”の診察に病院に行った際に、“るな”の真菌検査の結果を聞いたところ、「完全な陰性でした」とのこと。
担当の獣医師さんが言うには、「もしかしたら寄生虫、デモデックスかもしれませんね」。
デモデックスって初めて聞く名前だと思ったら、「別名ニキビダニとも言います」と。なんのことはない“アカラス”のことでした(^^;)。
# うちに帰ってから本を調べたら「ハムスターの気持ちが100%わかる本」(青春出版社発行)に“デモデックス”という名前が出てました。
# 飼育本をたくさん持っていてもちゃんと読んでいないと無意味ですね(^^;)
獣医師さんが言うには、「ハムスターの場合は皮膚が薄くてあまり強くこすれないので、一度の検査ではアカラスは見つからないこともあります」と。その後、私が「ルーペで見えるくらいの大きさなんでしょうか?」と馬鹿な質問したら、「ちょっとルーペでは難しいでしょうね」と言われ、アカラスの成虫の顕微鏡写真を見せてもらいました。
アカラスって、成虫でも身体の幅が体毛の直径くらいなんですね。
とりあえず“るな”は今のところ元気で、かつお腹の毛が少し増えてきたようなので、1週間後にまた診察に連れていくことにしました。
こんばんは、[USER_NAME]です。
#あああ、未読がたまっているぅっ
診察の結果、体力や免疫力が低下していて、ニキビダニが悪さをしているらしいのです。
それと、もともと体が弱いらしく、短命かも知れないとも言われてしまいました(;_;)
そこで、もっと体力や免疫力をつけさせる良い方法がないものかと思っているのですが、皆さんは何かご存知ないですか?
うちのはむ太は、ホルモン異常&免疫力がかなり低下している状態です。
もともとは昨年の初夏にハゲ治療でホルモン異常によるハゲだと診断され、これは遺伝的な体質ではないかとのお話でした。
つまり、繁殖に用いられた個体のある系統にホルモン異常のある個体があり、その系統のハムちゃんに顕著に出現があるようだということらしいです。
同時に、ホルモンに異常があるということは、将来、なにがおこってもおかしくないとも言われました。
その後感電事故などで「食」の改善が一時なされ、(ほとんどCE-7の餌になっていました)ハゲもほぼ完治したものの、冬越しに体力を使い果たしたらしく、春先からアカラスが顕著になり、現在ではほぼ丸ハゲで全身の半分ぐらいがかさぶたに覆われているます。
#なぜか腰みののように、お尻のところはまったく変わらないんですよ〜。
また、体力の低下により、かゆくて自分で噛んだ傷が細菌感染を起こして化膿し合い、毎日消毒と薬の塗布を繰り返しています。
うちは奥歯がまったくないという特殊な事情のためもあるのですが、冬場にもっとナッツを与えていればよかったと、それをちょっと悔やんでおります。
#少量で栄養価が豊富という意味でです。
また、蛋白質の補給が少なかったこともあるかもしれません。
CE-7をそのまま食べられればよかったのですが、まぜもの、水分が加えられているため、蛋白質がかなり不足ぎみだったのではないかとも思っています。
とはいうものの、はむ太は2年と3ヶ月目を過ぎました。おじじでよろよろしてますが、まだまだ食い付きは立派なものです。
必ずしも短命とは思いませんので、気温の変動と餌に気をつけてあげれば、元気にがんばってくれると思います。
アカラス(ニキビダニ)のことですが、うちの場合は、かなりフケが出ている状態で病院に連れていって、駆除の注射を週一回、6週ぐらいしたあたりから毛が生え始めました。
ハゲが全身の六割以上だったのですが、その後順調に回復し、2割程度まで戻りましたが、気温の急変に対処してあげられずに体調を崩してしまい、少し注射を休んでしまったところ、その後はまったく注射が効かなくなってしまいました。
先週からはもう止めています。
普通、駆除の注射をした場合、4週で終了するとのことです。
というのは、この薬はダニの卵と子供には効かないそうで、毎週毎週順々に殺していくようなのです。
皆様こんばんは。
[USER0391]です。
うちのどんちゃんのことでご相談がありまして投稿させていただきました。
去年の夏から、どんちゃんのニキビダニやらハゲやらでいろいろお世話になり、いったん完治となってたのですが、また、痒がってまして、今回は前回と全然違って、顔、頭、首、足の付け根、が特に毛が薄くなり、(全体的にも薄いのです)、皮膚は赤く、大変痒がっていて傷だらけです。
一番気になるのは、顔がしわしわなんです!!
しわしわだから目がすごく飛び出したようになってて、見ていてとても辛いです。
一応、通院はしていて、アレルギー性皮膚炎(アトピー)やカビの皮膚炎を疑っていて、先生も試行錯誤の状態で、ステロイドを飲ませたり、ステロイドなしのお薬に変えたりとしている状態です。
こんな、しわしわになっちゃうようなご経験のある方いらっしゃいましたら、是非お話を聞かせていただけませんでしょうか?何でも結構です。
残念な結果になってしまったお話でも結構です。
また、人間のアトピーのお話でも結構ですので、何とぞ宜しくお願い致します。m(__)m
こんにちわ、[USER0394]です。
去年の夏から、どんちゃんのニキビダニやらハゲやらでいろいろお世話になり、いったん完治となってたのですが、また、痒がってまして、今回は前回と全然違って、顔、頭、首、足の付け根、が特に毛が薄くなり、(全体的にも薄いのです)、皮膚は赤く、大変痒がっていて傷だらけです。
一番気になるのは、顔がしわしわなんです!!
このパターンですと、やはりニキビダニの再発がもっとも可能性が高いように思います。
そして、再発するというからには、当然免疫抑制がかかっていることが想像されます。この抑制というのは、ニキビダニが出す免疫抑制物質もありますが、副腎がいたずらしてしまっている場合に顕著に現れます。
つまり、バージョンアップしての再発です。
しわしわだから目がすごく飛び出したようになってて、見ていてとても辛いです。
今の季節ですと、なおいっそう気になりますよね。
一応、通院はしていて、アレルギー性皮膚炎(アトピー)やカビの皮膚炎を疑っていて、先生も試行錯誤の状態で、ステロイドを飲ませたり、ステロイドなしのお薬に変えたりとしている状態です。
接触性アレルギーであれば、脱毛の分布に特徴があるように思います。
また、真菌性の場合は、その多くが犬小胞子菌によるものですので、治療の一環として被毛を刈ることが適切です。
つまり、今回の場合はそのような真菌ではなかろうということです。所謂水虫のような真菌の可能性は確率からは相当に低いと考えられます。
餌や環境因子からのアトピーであれば、ここまでくるまでに別の徴候が出ていたかもしれません。
私達が遭遇する中では、副腎皮質からのホルモンによって免疫抑制がかかってしまい、ニキビダニがこの助けで増殖してしまった。そしてある一点を超えると、逆にニキビダニの出す物質によって体の免疫機構が負けてしまう状態に入ってしまった、そういう状態のようです。このような症例にはしばしば遭遇しますし、成書でもお目にかかります。
一口で言うと、疾病を悪化させる悪循環に陥ってしまったということなのです。
脱毛、掻痒、角化不全、擦過傷等が一連の症状であり、「象皮病」様の概観を呈します。
本来であれば、副腎皮質の細胞を少しずつ削っていく薬品を服用しながら、ダニの治療をすすめて行くのが本道ですが、この薬品は少し使いにくいところがありますので、主治医の先生が適応とみてくれるかどうか?
ハムスターが対象であれば、副腎皮質ホルモンと拮抗するホルモン剤を投与しながら、皮膚炎やダニの治療をすすめていくというところが私のお勧めです。
ただし、これも部分的な脱毛までで限界はあります。ここまで進行しているものには、かなりむずかしいと予想されます。
当面は、脱毛部における掻痒の軽減と膿皮症の治療に的を絞って対応していくのが良いと考えます。
また、人間のアトピーのお話でも結構ですので、何とぞ宜しくお願い致します。m(__)m
動物のアトピーについては、東京農工大学に籍をおいている岩崎先生の「ドラム缶理論」がひじょうにわかりやすくて好きです。
[USER0396]です。
[USER_NAME]さん、お忙しいところレスありがとうございました!
一人でネットで調べてたんですが、あーだろうか、こーだろうか、と悩んでたんで、レスいただいてとても落ち着きました。
何も手につかない状態でしたんで。。。(ーー;)
このパターンですと、やはりニキビダニの再発がもっとも可能性が高いように思います。
そして、再発するというからには、当然免疫抑制がかかっていることが想像されます。この抑制というのは、ニキビダニが出す免疫抑制物質もありますが、副腎がいたずらしてしまっている場合に顕著に現れます。
つまり、バージョンアップしての再発です。
やはり、そうなんですね。
先生も最初、ニキビダニの再発を疑って、2週間前ですが、かきとり(?)検査してくださったんですが、そのときは検出されませんでした。
でも、白っぽいフケみたいなのがとんでたりするんで、今は痒みの原因がニキビダニというのが一番納得できます。
接触性アレルギーであれば、脱毛の分布に特徴があるように思います。
どんなふうに脱毛するんでしょうか?
また、真菌性の場合は、その多くが犬小胞子菌によるものですので、治療の一環として被毛を刈ることが適切です。
つまり、今回の場合はそのような真菌ではなかろうということです。所謂水虫のような真菌の可能性は確率からは相当に低いと考えられます。
なるほど。
餌や環境因子からのアトピーであれば、ここまでくるまでに別の徴候が出ていたかもしれません。
別の徴候とはどんなものでしょうか?
おっしゃるように、いろいろ考えてたのですが、餌・環境によるアレルギーの原因はどうしても見付からなくて、悩んでました。
その点からいって、ニキビダニの方に、目が行きます。
私達が遭遇する中では、副腎皮質からのホルモンによって免疫抑制がかかってしまい、ニキビダニがこの助けで増殖してしまった。そしてある一点を超えると、逆にニキビダニの出す物質によって体の免疫機構が負けてしまう状態に入ってしまった、そういう状態のようです。このような症例にはしばしば遭遇しますし、成書でもお目にかかります。
一口で言うと、疾病を悪化させる悪循環に陥ってしまったということなのです。
脱毛、掻痒、角化不全、擦過傷等が一連の症状であり、「象皮病」様の概観を呈します。
象さんで思い出しました。
そういえば、夏にレスいただいた中に、副腎皮質ホルモンの異常で象さんのような皮膚になり、腐ってしまうという症状を。
今のどんちゃんはまさに象さん状態です。(T_T)
本来であれば、副腎皮質の細胞を少しずつ削っていく薬品を服用しながら、ダニの治療をすすめて行くのが本道ですが、この薬品は少し使いにくいところがありますので、主治医の先生が適応とみてくれるかどうか?
ハムスターが対象であれば、副腎皮質ホルモンと拮抗するホルモン剤を投与しながら、皮膚炎やダニの治療をすすめていくというところが私のお勧めです。
ただし、これも部分的な脱毛までで限界はあります。ここまで進行しているものには、かなりむずかしいと予想されます。
当面は、脱毛部における掻痒の軽減と膿皮症の治療に的を絞って対応していくのが良いと考えます。
ありがとうございました。
血尿を出していることもありまして、先ほど、病院に電話をして伺ってみましたら、先生が出てきてくださいまして、変化がなければ先生も次はニキビダニ対策に変えてみようかと考えてらっしゃったみたいでした。
副腎皮質ホルモンのお薬も試験的に使ってみようか考慮されてるようです。
やはり難しいみたいですね。
血尿は、今のお薬(2日前から抗ヒスタミン剤+抗生物質<サワシリン?>)の影響ではないとのこと。
2週間ほどですがステロイドを飲ませてたので、抵抗力が落ちて、ばい菌が入った可能性があるとのことでした。
暖かくして連れてきてくださいとのことだったので、明日早々に旦那に車に乗せてもらって連れて行くことにします。
またご報告させていただきます。
本当にありがとうございました。m(__)m
こんにちわ、[USER0399]です。
こちらは晴れているのか、曇っているのか、なんとも曖昧な天気です。
やはり、そうなんですね。
先生も最初、ニキビダニの再発を疑って、2週間前ですが、かきとり(?)検査してくださったんですが、そのときは検出されませんでした。
でも、白っぽいフケみたいなのがとんでたりするんで、今は痒みの原因がニキビダニというのが一番納得できます。
掻痒については、カイセンのようなダニの痒みがもっともやっかいなようですからね。
で、皮膚をかきとっての検査でも、今回のような場合、ニキビダニが検出されないことは、さほど珍しくありません。もともと数回の検査をするべき対象ですし、多くの場合、それだけ副腎皮質の影響下にあるということで説明はつくようですよ。
接触性アレルギーであれば、脱毛の分布に特徴があるように思います。
どんなふうに脱毛するんでしょうか?
この場合は対象物によりますが、付着した場所で、前足と顔面に限定されるケースや体の下側に分布するというケースが想定されます。
でも、接触性のアレルギーを誘起するような物質がケージやプラケースの中に突然出現するということはなく、まずは飼い主さんに心当たりがあるはずです。
餌や環境因子からのアトピーであれば、ここまでくるまでに別の徴候が出ていたかもしれません。
別の徴候とはどんなものでしょうか?
おっしゃるように、いろいろ考えてたのですが、餌・環境によるアレルギーの原因はどうしても見付からなくて、悩んでました。
その点からいって、ニキビダニの方に、目が行きます。
アトピーというのは、本来「奇妙な」という意味から始まっているのだそうで原因がつかめない掻痒をともなったアレルギーと考えればよいと思います。
ですから、アレルゲンが判明していれば、それはすでに◯○アレルギーと呼称した方が適切なのです。普通は、そのままアトピーで押し通されてしまいますが。
アトピーという場合には、
1、病気を示唆する徴候があること
2、典型的な臨床徴候があること
3、鑑別診断が除外されていることが必要
ということになっており、逆に皮内反応や血清におけるアレルギー反応が特異的に診断を下せるものではありません。
この辺りが、ちょっと、普通の感染症と違っていておもしろいでしょう!
で、肝心の徴候というのは、掻痒と皮疹にありますが、この分布にそれぞれ微妙な違いがあります。アレルゲンが異なっているのであれば、当然と言えば当然のことなのですが、ひとくくりにアトピーとした場合に困惑を招くことになってしまうのです。
キーポイントというのは、「季節的な非季節性の掻痒」とか「再発性○○炎」という言葉になると思います。
これらの言葉は、最初は一時的な痒みであったものが、慢性化していつしか通年に見られるとか、何度も再発する皮膚炎としてヒストリーが存在しているということを意味しています。
すなわち、一つ一つの特異的な徴候というのではなく、疾病や皮膚炎としての病歴が存在し、鑑別診断に行き着いているということなのです。
言葉にすると、ちょっと観念的になりますが、早い話がいきなりアトピーという診断は出てこないということになるかな。
象さんで思い出しました。
そういえば、夏にレスいただいた中に、副腎皮質ホルモンの異常で象さんのような皮膚になり、腐ってしまうという症状を。
今のどんちゃんはまさに象さん状態です。(T_T)
この状態というのも かなりショッキングですよね。
血尿は、今のお薬(2日前から抗ヒスタミン剤+抗生物質<サワシリン?>)の影響ではないとのこと。
抗生物質ですが、薬品名を確認した方が良いかもしれません。
「サワシリン」は確かアモキシシリンの製剤ではなかったかな?
どなたか、薬剤師さんはいらっしゃいませんか、以前は何名もいたように記憶していますが。
アトピーにおける岩崎先生の「ドラム缶理論」というのは、根治的な治療は無理でも、ドラム缶から溢れ出てくる痒みの域値を下げてあげれば、日常生活を営むにたる状況改善は可能であり、そう悲観することはないよという理論です。
ニキビダニの場合は、そもそも多くのハムスターに常在しているものであり、体の免疫(特に体細胞性免疫)がその増殖を抑えて、バランスがとれたところで寄生しています。
この免疫が抑制されてしまった状態では、さまざまな医薬品といえども、その効果は期待できません。
医薬品は、あくまでも治ろうとする自然な治癒力を助けるためのものであり、主役不在では本来の働きはできません。これはとても大切な点です。
[USER0400]です。
ちょっとだけ。
「サワシリン」は確かアモキシシリンの製剤ではなかったかな?
調べたところ、確かにアモキシシリンの藤沢薬品からでているのが「サワシリン」というようですね。
人間でも胃潰瘍なんかの治療に使われているようです。
[USER0406]です。
[USER_NAME]さんに悪意はないと思いますが、アトピー性皮膚炎等で苦労している人がこのような発言を目にしたら、少なからず気分を害するのではないかと…。
「このような発言」とは具体的にどの部分を指していますか?
「おもしろいでしょう」という部分だけを見て反応していませんか?
文章全体を見れば分かるとおり、この言葉はそういう症状を起こす仕組みについて書かれています。
私自身、昨年辺りまではアトピーに苦しめられていた人間の一人ですので、ふとそんなことを思ってしまいました。
ご自身がそのような経験をされていて、実際辛かったというのはあるかと思いますが、神経質になりすぎるのもどうかと思いますが。
逆に「苦しめられていた」という過去形から考えると、すでに克服されていると思われますから、今回の情報と照らしてご自身の場合はどうやって克服されたのかという情報があれば、他の人の参考にもなるのではないかと思いますがいかがですか?
「気分を害す」とだけ言ってしまうのはかんたんですが、それだけでは情報も何もない、単なる感想になっちゃいますよね。
#多くのROM者がいることも忘れないで下さいね(^^;。
もちろん、より多くの人の事を意識して書くことは必要ですが、考えすぎて表現すべき事ができない、出したい情報が出せないのであればそちらの方がもっと問題です。
またあたかも「多くのROM者」の代弁であるかのようなコメントを残すのではなく、純粋にご自身の意見として書いていただける方が嬉しいです。
さらに他の人も含め、情報があればもっと出して欲しいと私は思います。
[USER0407]です。
まず、どんちゃんの皮膚炎の件でご気分を害された方がいらっしゃいましたら私からお詫び致します。m(__)m
私も持病があり、同じ状況にない方の何気ない言葉に傷つくこともありますが、莫大な数の様々な環境の人がコミュニケーションするネットの世界では、いたしかたないことと見過ごせるようになってきました。歳のせいでしょうかねえ。(^_^;)
さて、[USER_NAME]さん、お忙しいところ度々のレスありがとうございます!!
過去MLも検索したんですが、なかなか皮膚炎については自分で読んでいても考えがまとまらず、[USER_NAME]さんの説明でとてもクリアになってます。
ROMってる私のハム友も参考になってると言ってます。
特に、アトピーとアレルギー性皮膚炎の違いがいまいちでしたのでわかりやすかったです。
やはり、環境・エサに関して全く原因が見付かりませんので、アレルギー性皮膚炎は違うみたいです。
どんちゃんですが、[USER_NAME]さんのメールを熟読してから昨日病院へ連れて行きました。
勉強熱心な先生で一昨日も私が電話した後、副腎と皮膚炎の関係について調べてくださってました。
もう一度、かきとりの検査をしましたが、やはりニキビダニは検出されませんでした。
でも、[USER_NAME]さんもおっしゃっていたとおり、皮膚の奥深くなどに隠れていることもあり、検出されないことは多々あると先生も言ってました。
そして、どんちゃんの場合、夏に一度ニキビダニが検出されているので、まず、ニキビダニ対策をすることに切り替わりました。
夏はハゲの部分が腰(下半身)と顕著で、塗る部分もはっきりしていたことから、ダニカットという塗り薬を使いました。
今回は、身体全体の毛が薄くなっている(特に顔・頭・首・足の付け根)ので、イベルメクチンという飲み薬に変わりました。
きついお薬なので、まず2日に一回から試すことになりました。
その他の抗生物質などは一切ナシです。
でも、これって、めちゃめちゃ苦くて、どんちゃん、しかめっ面してました。嫌われちゃうかなあ。。(ーー;)
副腎については、その後、また対策を。。。とのことでした。
副腎が悪いかどうか本当に検査するには大量の血液がいるとのことで、治療するとすると試験的のようなことをおっしゃてましたが。
血尿は別メールにて。
[USER0413]です。
本日は休日だったのですが、なにかと忙しくて、この時間にメールのチェックをしています。
ちょっと、驚いているのですが、私の反応の仕方でどうしたものかとも気になるのところなのですが。
アトピーというのは、本来「奇妙な」という意味から始まっているのだそうで原因がつかめない掻痒をともなったアレルギーと考えればよいと思います。
(中略)
この辺りが、ちょっと、普通の感染症と違っていておもしろいでしょう!
[USER0413]さんに悪意はないと思いますが、アトピー性皮膚炎等で苦労している人がこのような発言を目にしたら、少なからず気分を害するのではないかと…。
この場合、私が述べているのは、やはり文章が省略されてしまっている中にある血清学的な検査が疾病診断の確定根拠とならない、という点について言っているつもりです。
普通の疾病であれば、この検査がなによりの根拠となり、治療指針の決め手となるわけなのですが、それが全てではないというところが、アトピーのアトピーたる所以であり、際立ったところです。その点が興味が引かれるという意味です。
決して、アトピー患者をバカにしているわけではないし、そのような意図は微塵もありませんよ。
「奇妙な」という言葉に反発を感じられたのであれば、これは私にはどうしようもありません。語源であり、医者も獣医師もみな広く受け止めている言葉です。
「奇妙な」と「おもしろい」を2つくっつけて、不快に感じられたのであれば、こちらはどのように言ったものか、少し言葉を選ばなくてはなりません。
書いた私には、奇妙な病気だからおもしろいという感覚は、もとよりないからです。
この部分も、注釈をつけると、別に私が男おばさんのメールにムッとしているという意味ではなく、書いた文章にそんな風に読み取れる余地があったのかなあというところです。
それでも、そういうように読み取れると言われてしまえば、それは失礼しましたとしか言い様がありません。
私自身、昨年辺りまではアトピーに苦しめられていた人間の一人ですので、ふとそんなことを思ってしまいました。
このMLでは、アトピーやアレルギーの話題は過去に何度も出ており、それらの話題の中では、ハムスター自身がアレルゲンという話もあり、比較的前向きに会話がかわされてきた経緯があります。
したがって、私もアトピーという疾病に対しては、全然暗いイメージは持っておりませんし、取り立てて、特別視する考えもありません。
疾病の1つとして、お話を聞きもするし、話もするつもりでおります。
# ハムスターにまつわる範囲でという限定つきですが。
其れ故、岩崎先生の「ドラム缶理論」にも少し触れています。その意図は汲み取っていただきたいと思います。
あくまでも、[USER0413]さんを励ますつもりでのメールですから、アトピー患者の方に不快な思いさせる意図など始めからあろうはずはありません。