血栓症(けっせんしょう)
症状
- 呼吸が荒くなる(呼吸困難)。
- 腹式呼吸。
- チアノーゼを起こし、歯ぐきや舌が紫色に変色する。
ハムスターは口呼吸が苦手で、健康なら口が開きっぱなしになったり、口で呼吸はしません。
原因
- 老化による心臓機能の低下。
治療
- NO DATA。
予防
- NO DATA。
アドバイス
ケガをすると傷口で血が固まって出血が止まりますが、血管の中で血が固まると血栓です。
簡単に言うと、血管の中にできた「かさぶた」でパイプ詰まりを起こした状態です。
血液の問題なので心臓や肺などの循環器に症状が現れることが多いですが、詰まった場所によって様々な症状が現れます。
血栓ができる原因は、血管の損傷、感染症、アミロイドーシスなどです。
オヤツを与えすぎていたり、嗜好性の高いペレットを与えていると、コレステロールで血管が汚れていたり、血液がドロドロになって血の流れが悪くなるため、小さな血栓でも発症しやすくなります。
ケージを囓ったり皮膚炎ができているなど、体に傷ができにくい飼育環境も大切です。
凝固障害の場合は、かなりの確率で死亡します。
ゴールデンハムスターに多く、メスのほうが若い時期でかかる可能性が多いです。
血栓が大きくなると、肺水腫、うっ血性心不全の症状が現れます。
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