飼い主とハムスターたちの知識の図書館。

下痢の時の食事とウェットテイルの原因

下痢の原因になった餌と、よく食べた餌。
ウェットテイルや寄生虫の詳しい話しもあります。
体力が低下して体調を元に戻せないことが問題なので、保温も忘れずに。

投稿日時:
投稿者:ETC_USER

こんばんは。[ETC_USER]です。

またまたロボロフスキーのみーみが病気になってしまいました。(以前はハゲに・・・)
トリコモナスという寄生虫による下痢です。
下痢に気づきすぐに病院に連れていき、薬を飲ませています。
が、エサをほとんど食べてくれないんです。
食べてくれるエサが、ひまわりの種とはとのエサ(穀類)だけです・・・・
ペレットは全く食べようとしないんです。
体重は減っていないのですが、栄養が足りなくなりそうでとても心配です。
下痢の子にエサを食べてもらうにはどうすればよいのでしょうか?
また、下痢の子に投薬以外にすべきことってなんでしょう?

それから、トリコモナスについてネットで調べていたら、
「ハムスターが、この病気にかかると1ヶ月ほどで死にいたる事が殆どで完治が非常に難しい(というか助かった例を私は、知りません。)病気。」と書いてあったんです。
「殆ど」ですから、絶対ではないと思いたいのですが、トリコモナスにかかって治ったハムちゃんっていらっしゃいますか?

アドバイスをお願いします。

投稿日時:
投稿者:USER0095

[USER0095]です。
昔のMLのログも検索できたら一発なんですけど....残念。
#一応構想は練っていますが、なかなか時間がとれなくて(^^;

それはさておき。

またまたロボロフスキーのみーみが病気になってしまいました。(以前はハゲに・・・)
トリコモナスという寄生虫による下痢です。

ちなみに、トリコモナスは厳密にいうと寄生虫の中でも「原虫」といわれる類のものですね。
で、これはハムスターのおなかのなかにいること自体が悪いわけではなく、本来どのハムスターのおなかの中でも暮らしているはずのものです。
ではなぜ下痢などの原因になるかといえば、なんらかの理由で数が増えすぎたりしておなかの中のバランスが崩れてしまうからなのですね。
ですので、このトリコモナスなどの数が「なぜ増えたか」がわかれば対処方法もおのずとわかってきたりします。

下痢に気づきすぐに病院に連れていき、薬を飲ませています。が、エサをほとんど食べてくれないんです。
食べてくれるエサが、ひまわりの種とはとのエサ(穀類)だけです・・・・
ペレットは全く食べようとしないんです。
体重は減っていないのですが、栄養が足りなくなりそうでとても心配です。
下痢の子にエサを食べてもらうにはどうすればよいのでしょうか?
また、下痢の子に投薬以外にすべきことってなんでしょう?

上でも書いたように、まずなぜおなかの中のバランスが崩れたかを考える必要があります。

たとえば、下痢になる前から食欲が落ちていたとか、環境の変化があったとか。
ちょっと前にはげになっていたというのもありましたから、それも原因の一つかもしれません。

それはそれでちょっと頭の隅に置いておくとして。
下痢の場合は一般的に
- 保温する
- 水分をしっかり与える
- 栄養を補給する
というのが基本になります。
身体が弱っているときは普段よく食べるえさも食べてくれなくなることが多いので、ちょっと目先の変わったものにすると効果があることがあります。
もしくはペレットを粉にして、蜂蜜や粉ミルクなどをまぜてお団子にするとか。
いろいろ工夫してみてください。

それから、トリコモナスについてネットで調べていたら、「ハムスターが、この病気にかかると1ヶ月ほどで死にいたる事が殆どで完治が非常に難しい(というか助かった例を私は、知りません。)病気。」と書いてあったんです。

これはまたどこのサイトをごらんになられたのかわかりませんが、ちょっと偏った情報と思われます。
確かにトリコモナス自体、本来おなかの中にいるものですから「完治」は難しい(というかできない?)のですが、助かった例がまったくないというのはいいすぎだと思いますね。
以前のMLでも何例か報告があったと思います。

だからといって安心できるわけでもないのですが、助かる手立てがないわけでもないはずなので、気を落とさずにがんばってあげてください。

投稿日時:
投稿者:USER0097

[USER0097]です。

ちなみに、トリコモナスは厳密にいうと寄生虫の中でも「原虫」といわれる類のものですね。
で、これはハムスターのおなかのなかにいること自体が悪いわけではなく、本来どのハムスターのおなかの中でも暮らしているはずのものです。

付け加えますと、これが本当に「トリコモナス」か否かさえ定かではありません。
ハムスターの鞭毛虫類には、トリコモナスとギアルディアがいますが、両者の区別は容易ではないのですが、トリコモナスを有意として、ギアルディアは非病原性と考える意見が存在しているため、トリコモナスでろうという仮の診断がくだされる例が多いのです。
獣医師が参考としているエキゾチックペットの本にトリコモナスと記載されている事が多いためと考えられますが、執筆者自身が海外の文献を参考にしているわけなのですが、原本も時間の経過や症例の積み重ねによって、従前の記載内容が誤りとなってしまうこともあります。

つい最近まで、ウエットテイルは増殖性腸炎、増殖性腸炎はキャンピロバクターとされてきていました。(ハムスターの場合についてです)
でも、今では異なる見解に落ち着いてきています。細菌の方でも表在性の白色ブドウ球菌は、非病原性とされてきましたが、やはり病原性を有するものの存在が知られており、分類が整理されてきています。

ま、このあたりの話は直接はあまり有用な話でもありませんが、原虫の名称よりも下痢と原虫に対する有効な対策が取られることの方に意味があります。

下痢の場合は一般的に
- 保温する
- 水分をしっかり与える
- 栄養を補給する
というのが基本になります。
身体が弱っているときは普段よく食べるえさも食べてくれなくなることが多いので、ちょっと目先の変わったものにすると効果があることがあります。
もしくはペレットを粉にして、蜂蜜や粉ミルクなどをまぜてお団子にするとか。
いろいろ工夫してみてください。

飼い主さんの看護の範囲で可能なことというと、やはりこのようなところになると思います。ヨーグルトや乳酸菌製剤もよろしいかと考えますが、こちらは一応主治医の先生と相談してみて下さい。

それから、トリコモナスについてネットで調べていたら、ハムスターが、この病気にかかると1ヶ月ほどで死にいたる事が殆どで完治が非常に難しい(というか助かった例を私は、知りません。)病気。」と書いてあったんです。

これはまたどこのサイトをごらんになられたのかわかりませんが、ちょっと偏った情報と思われます。
確かにトリコモナス自体、本来おなかの中にいるものですから「完治」は難しい(というかできない?)のですが、助かった例がまったくないというのはいいすぎだと思いますね。
以前のMLでも何例か報告があったと思います。

実は、私もここにひっかかって出て来た次第です。一ヶ月という数字が何を根拠にしているか分かりませんが、助ける事ができなかったハムの転帰はもっと早いと思いますし、回復したハムもいっぱいおります。
抗原虫薬の使用は、どちらの病院でもおそらく同じ薬剤に頼ることになりますが、どれだけ有効な補液療法が早期から実施されているかが生死をわけることに繋がっているという意見を某掲示板で拝見したことがあります。
本来、常在性の原虫であるのなら、ハムスターの体はそれと共存してきたわけであり、それによって死に至らしめられるというのは理論的に矛盾していますよね。
つまり、その他の要因を示唆することになるのですが、これが特定できないから苦労するわけであり、対症療法で凌ぐと言う事になるのです。

同じ家庭で飼育されている個体が、片方は助かり、もう片方は助からなかった例を個人的に承知してます。
獣医師と飼い主が同一の条件なので、治療や看護、飼育環境も同じです。
結果を分けたのはハムスター本人の年齢や体力だと思います。
患者がロボで小さいというハンディがありますが、「助かった例を知らない」というのはいささかオーバーに過ぎると思います。
最初から諦めてしまう必要はありませんよ!

投稿日時:
投稿者:ETC_USER

こんばんは。[ETC_USER]です。
アドバイスありがとうございます。

ではなぜ下痢などの原因になるかといえば、なんらかの理由で数が増えすぎたりしておなかの中のバランスが崩れてしまうからなのですね。
ですので、このトリコモナスなどの数が「なぜ増えたか」がわかれば対処方法もおのずとわかってきたりします。

病院でも「最近何か変えたことはないか?」と聞かれました。
その時は慌てていてあまり思いつかなかったのですが、
落ち着いて考えてみると、エサにカボチャの種と粟穂とチーズが加わったこと、巣材に綿を入れたこと、交尾をしたこと、といったところですが、こういったことでおなかの中のバランスが崩れるものでしょうか?
明日病院に行くので言ってみようと思っていますが。

それはそれでちょっと頭の隅に置いておくとして。
下痢の場合は一般的に
- 保温する
- 水分をしっかり与える
- 栄養を補給する
というのが基本になります。

そうですね。水分のことは頭にありませんでした。
水分を吸収できてないんですもんね。気をつけます。

身体が弱っているときは普段よく食べるえさも食べてくれなくなることが多いので、ちょっと目先の変わったものにすると効果があることがあります。
もしくはペレットを粉にして、蜂蜜や粉ミルクなどをまぜてお団子にするとか。
いろいろ工夫してみてください。

普段少しずつあげていた、おやつなども全種類入れてみました。
その中で食べたものだけ、あげるようにしました。
それからペレットのお団子も作ってみたら食べました。

トリコモナスの下痢で助かった子もいると聞き、励まされました。
なんとか治ってくれるように、私も頑張りたいと思います。
ありがとうございました。

投稿日時:
投稿者:ETC_USER

こんばんは。[ETC_USER]です。
アドバイスありがとうございます。

ひまわりやハトの餌でちょっと心配だと思いますが
無理にペレットを食べさせなくても大丈夫ですよ。
ペレットに砂糖を溶いた牛乳をかけてちょっとレンジにかけて食欲を湧かせるのもひとつの手、です。

相変わらず穀類はよく食べています。
教わったペレット団子をやってみたら、食べてくれました。
ちょっとほっとしています。

下痢には水分補給が一番なのでリンゴなどの果物や砂糖水、サツマイモをレンジで蒸かしたものがおすすめです。

ただの水よりも飲んで(食べて)くれそうですね。
果物があるので、あげてみます。

あとは市販の動物用ビタミン剤を飲み水に混ぜるとか、
あまり食欲が無い場合は卵黄に砂糖を溶かしたものをあげるといいですよ。

卵黄は生でななくて、ゆで卵の卵黄ですか?
ビタミン剤、ないので買ってこようと思います。

今日はペレットの団子を食べてくれているので、食欲は若干出てきているようです。
少しでも栄養をとって体力が落ちないよう気をつけたいと思います。

いろいろな方法を教えてくださりありがとうございました。
みーみと一緒にがんばります!!

投稿日時:
投稿者:USER0104


こんばんは、[USER0104]です。

みなさんのアドバイス、とても勉強になりますね。

>卵黄について

卵黄は「生卵」です。卵かけごはんで食べれるぐらいのものを、黄身だけとって砂糖を混ぜて舐めさせてあげます。
ちなみに、これは文鳥を飼ってた友達に教えてもらいました。
獣医さんに聞いてみたら「ハムにもOK」とのことだったので...

投稿日時:
投稿者:USER0110

[USER0110]です。甲府は今が一年中で最も寒い時期なのですが、春を呼ぶ祭りもこの時期に合わせてあります。
寒さの底なら、あとは暖かくなるのを待つだけということかも。

卵黄は「生卵」です。卵かけごはんで食べれるぐらいのものを、黄身だけとって砂糖を混ぜて舐めさせてあげます。

生卵でしたら、鮮度にはくれぐれも御用心を!
「美味しんぼ」の中にも、生卵による食中毒の挿話がありますが、過去、こちらのMLでも、卵に対するサルモネラ汚染の話が出たことがありますよ。
ずいぶん、前の話ですが。
体力が落ちている際には、茹でた卵黄の方が無難です。薬局で扱っている単シロップと混ぜてあげると、嫌がらないはずです。

投稿日時:
投稿者:USER0119

こんばんは。[USER0119]です。
お返事が遅くなってしまいました。

生の卵黄について>
サルモネラの事を考えると生はちょっと怖いですね。
飲ませやすいので生のままにしていたのですが、今後気をつけます(^^)

急死のご報告は時々ありますが、やはり原因はわからないことが多いみたいです。

その後、ペットショップに勤めている友人に聞いたところそこのお店でもいままでに何回かある、と言っていました。
やはり突然で病気の兆候は解らないようです。

それでも、ずっとMLに参加しているうちに何となくうちの子がお☆様になったのは、ショップで売られていた時期が早すぎた(つまり乳離れが早すぎた)、ストレスに弱かったなどなど自分なりに解釈できてきたりしました。

内地(本土)の問屋さんから海を越えて運ばれてきたようなので気温の変化などストレスに耐えられなかったのかもしれないですね...。

私は、体重をこまめにチェックするようにしてます。

私もはじめてみようと思います。
2歳近くなる3匹には長生きしてもらいたいので(^^)

アドバイス、ありがとうございました。

ちびはむシーズンなのでペットショップにいって
元気もらってきます!

長くなってすみません。。。

投稿日時:
投稿者:ETC_USER

こんばんは。[ETC_USER]です。

先日、ロボの下痢のことでいろいろとアドバイスを頂きましてありがとうございます。
ペレット団子のおかげで、徐々に食欲も取り戻し体重も元に戻りました。
また、下痢の方もトリコモナスはいなくなり、便の状態もよくなりました。
今日病院で検査をして、もう大丈夫だと言われてほっとしています。

具合もよくなったので、再度同居をさせてみようかと思っています。
今度はもう少し床面積の広いプラケか水槽で、回し車を二つおいてみようと思います。

それでは。