寄生虫が原因の下痢の事例集
寄生虫に感染した症例を3つまとめた記事です。
下痢や出血など症状だけでなく、弱って亡くなることがあります。
犬や猫に多いため獣医師が詳しいですが、感染を防いだり体力を取り戻すことは飼い主の役割です。
質問させてください、
小さい頃から何度かハムスターを飼いましたが、数ヶ月前、ゴールデンハムスターをショップから買ってきました、ですが一週間もせずに下痢が原因でお星様になってしまいました。
悲しみを引きずったまま、2週間後、またゴールデンハムスターを購入しました。
ですがまたしても一週間もしないまま、下痢で逝ってしまいました
ここで質問です
部屋が汚いので、「ひょっとするとアメーバが何とかの下痢なのか」と考えましたが、部屋が汚ないとハムが下痢になったりするのでしょうか?
それを防ぐには、部屋の掃除の他には何かあるでしょうか?(アメーバ何とかの下痢とはそもそもなんなのでしょう????)
下痢の原因として考えられるのは
- ストレス
- 食べ物があわなかった
- その他の原因で体調が悪いために併発
などが一般的です。
このうちの「ストレス」では、生活環境の変化も含まれますので、ショップからかってきたりした場合、まずこれが考えられます。
あとは食べ物でも、一応やれば食べるけど身体にあわないものもあるようなので、そのような場合、下痢になることもあるようです。
その他の原因としては、栄養のバランスが崩れたりすることによって体内の細菌バランスも崩れてしまって下痢になるというのもあります。
あと、あまり考えたくはないんですが、そのショップ自体の管理に問題があったということも考えられます。
単純に部屋がきたないから下痢になるということはないと思います。
なにはともあれ、もう少し情報をください。
どんな餌をあげて、食欲はどうで、飼育環境はこんなので、どう対処した....
くらいの。
小さい頃から何度かハムスターを飼いましたが、数ヶ月前、ゴールデンハムスターをショップから買ってきました、ですが一週間もせずに下痢が原因でお星様になってしまいました。
私も極寒の2月にゴールデンハムスターはむのみーちゃんをペットショップで購入し、家に来た次の日”ゆるゆるうんちくん”状態になり、その次の日にはもっとひどくなり、心配で心配で夜も眠れない日々が続いたので他人事に思えず登場して参りました。
その時まだMLに入っていなかった私が素人なりに考えた対策は、
原因1.寒さ、冷えからくるもの
→
素材を多くし、ケージの底に使い捨てカイロをいれた。
(低温火傷しないように気をつけながら)
夜はホットカーペットの上にケージを置いてタオルで周りをくるみ、少しでも冷え込みを防いだ。
原因2.お水が変わったため
→
冬の水道水は冷たすぎるので、沸騰浄水ポットのお湯を冷ましたものをあげた。
原因3.環境変化からくるストレスからくるもの
→
環境変化はどうしようもないので、食べ物だけでもと思い、ペットショップと同じハムスターフード&ひまわりの種にし、野菜はさつまいもなど繊維質のものにした。
幸いうちの場合は1週間くらいで回復してくれて、今は少々のことでは動じないりっぱなハムに育ってくれました。
今思うとお腹をこわしていた時も食欲旺盛で元気は元気でした。
けえらさんのハムちゃん達は元気はありましたか?
このMLには詳しい方がたくさんいらっしゃるのでもっと適切なフォローがあるはず。私のは小耳に挟む程度にしておいて下さいネ。
初めまして、[USER0086]ともうします。
早いもので、うちの”はむちゅう”(ゴールデンハムスター:♂)が逝ってから10日が経とうとしています。 [USER_NAME]さんと同じようにペットショップから我が家にやって来て、わずか4日で逝ってしまいました。
原因はトリコモナス菌による下痢でした。
当初はかなりのショックで、うるうるのしどうしでしたが、もはやハムスターの虜となってしまった、私たち二人は
ハム無しの生活など考えられなくなっておりました。
しかし、菌の感染源など特定できないままに、新たにハムを迎えることに抵抗があり、悩んでおりました。
けれどもこのMLで、[USER_NAME]や[USER_NAME]さんのメールを読むことができて、次のハムを迎える準備にとりかかれそうです。
新しい家族(ハム)が我が家にやってくる日を楽しみにしつつ、これからもMLで勉強(?)させていただきますので、よろしくお願いいたします。
遅ればせながら、自己紹介させていただきます。
原因はトリコモナス菌による下痢でした。
少し補足させていただきますと、トリコモナスは細菌ではなく原虫と言われるものです。アメーバ赤痢の原因とかSTD(sexually transmitted disease)の膣トリコモナス、マラリアも原虫による病気です。
トリコモナスはマウス、ラットやハムスターなどの盲腸や結腸に寄生するそうです。通常は非病原性ですので、移動によるストレスなどで抵抗力が低下したために発病したのではないでしょうか?
今、参考にしている「獣医実験動物学」という本には、「治療法はない」と記載されています。
ただ、ヒトの抗トリコモナス薬(メトロニダゾール)が使えるかも知れません。
しかし、菌の感染源など特定できないままに、新たにハムを迎えることに抵抗があり、悩んでおりました。
ハムスターのトリコモナスが健康な人間に病気を起こすことはないと思います。
新しいハムスターを飼うなら、汚染ケージ、餌入れなどは熱湯で消毒しておいた方がいいでしょう。
微生物学は得意ではないので、詳しい方よろしくお願いします
[USER0219]%補足です。
いろいろ探してみましたが、どこにも詳しいことが載っていませんので、過去に寄生虫性の下痢で苦労された方、ぜひ経験談を聞かせてください。
ジアルジアについてちょっと本を見てみました。
まず、実験用マウス、ラット、シリアンハムスター、スナネズミ等に普通に見られるものであると書かれてあります。
幼若個体に高い感染率を示し、急性感染で下痢、食欲不振、体重減少がみられ、ときに死亡。
慢性例ではほとんど下痢は見られず、死亡個体はない。
脂溶性ビタミンや脂肪の吸収を阻害するので乳飲み子には致死的。
と、いうことで、思いっきり体力勝負のような感じです。
下痢が見られるってことで既にうまく摂れてない栄養があるのかもしれませんね、それで偏食してるんでは?と思います。
駆虫剤としてmetronidazole、quinacrine hydrochloride などが有効となっていますが、私にはさっぱりわかりません。
#Help<わかる人ぉ〜。(^^;
私がわかるのは汚染ケージや床敷きの滅菌あるいは加熱消毒などの衛生管理の徹底って部分です。
小屋をもう一つ用意して毎日交換して熱湯消毒するとか、ケージ内の掃除を徹底するとかってことですね。
原虫はウンチと一緒に体外に出ていると思うので、そういうものをいつまでもケージ内に残しているとまた口にして...でいつまで経っても治らなかったりします。
清潔と体力が第一ですよぉ。
(引用 by 獣医実験動物学)
はじめまして。[USER_NAME]@千葉県船橋市です。
はじめまして。[USER0223]と申します。
私も本を見てみました。。。補足です。
原虫が原因の場合、その原虫の繁殖サイクルにあわせて症状が重くなっ
間前後という短いものでしたね。
正常便からのシストの出現は3日ごとの周期で増減するようです。
ジアルジア原虫のシストは楕円形で赤血球よりやや大きい程度で生鮮標本では透明です。
下痢便からはジアルジア原虫の栄養型虫体が検出されるそうです。
ジアルジア原虫の栄養型虫体は後端が尖った西洋梨状の形で2つの核と8本の鞭毛、木の葉が舞うような動きをするそうです。
幼若個体に高い感染率を示し、急性感染で下痢、食欲不振、体重減少がみられ、ときに死亡。
若齢動物:元気消失、粘液便、粘血便、削痩、衰弱、貧血も症状にありました。
と、いうことで、思いっきり体力勝負のような感じです。
下痢が見られるってことで既にうまく摂れてない栄養があるのかもしれませんね、それで偏食してるんでは?と思います。
原虫の寄生部位は小腸粘膜表面だそうです。
駆虫剤としてmetronidazole、quinacrine hydrochloride などが有効となっていますが、私にはさっぱりわかりません。
>#Help<わかる人ぉ〜。(^^;
横文字はさっぱりわかりませんが、ジアルジア原虫に対して認可されている薬剤は今のところないそうですが、抗線虫薬で効くらしいです。
抗原虫薬ブチルクロライド製剤 n-ブチルクロライド、ジソフェノール製剤 ジソフェノールが有効であると書かれています。
私がわかるのは汚染ケージや床敷きの滅菌あるいは加熱消毒などの衛生管理の徹底って部分です。
ヒトへ寄生する種類と動物に寄生する種類が同一かどうか明らかではないそうなので、注意が必要だそうです。
[USER0204]です。
生後2週間で下痢をしているのがわかり、隔離治療を行っていた仔ハムのその後です。
発見当時体重は僅か12g、手に掴まれてもほとんど抵抗らしい抵抗もせず、体を丸くしていて、通院なんてとてもじゃないけど耐えられそうにない、と言った状態でした。
この時点で考えたことは、体力の十分にない仔ハムなので駄目かもしれない、現状のまま通院に耐えられるだけの体力をなんとか付けることが出来るかもしれない、原因も分からないままケロッと治ってしまうかもしれない、の3つ。
一晩考えて、同じリスクを背負うなら、無理に通院はやめておこう、と言う結論に達し、翌日から治療食作りに励みました。
メインのペレットはMFとラブリーのハムフードの2本立てにしました。
両方またはどちらかを小さく割って入れました。
下痢の原因は定かでなかったですが、とにかくお腹の調子を整えてやらなければ、と思い、粉にしたウサペレに乳酸菌製剤やエビオスの粉を混ぜ、嗜好性をあげるためにペットミルクも添加しました。
それを、下痢で餌入れを汚すために、2回に分けて入れました。
水溶性の便をするかと思えば、少しは形のある便をしたりと、一進一退を繰り返しながら、半月ほど経過した頃、便の観察をしていて私が見たものは、囓ったままかみ砕かずに飲み込んだのではないか?と思われるニンジンのかけらです。
もしや、この子、前歯はあるけど奥歯はないんじゃ?と言う疑問が頭をもたげ、体重も25gに増えていたこともあり、病院へ行くことにしました。
病院では便の検査と歯を診てもらって、与えている餌についてと、経過について質問されました。
その日は、便から原虫は全く検出されませんでしたし、歯も問題なかったし、半月間私が行ったことを聞いて、「そこまでやっていて原因が特定できないなら、消去法で薬を出すか、もっと検査設備のある病院で検査をしてもらうかです、もし良ければ病院は紹介します」とのことだったので、紹介状をいただいて、その日の診察は間に合わなかったので、翌朝、紹介
された病院へ行って来ました。
そこで、前日の疲れからか、原虫が出たのでした。
ところが、この病院の[DOCTOR_NAME]は、原虫がなんなのか聞いてるのに答えてくれませんでした。3回聞いて駄目なら仕方ない、折角紹介してくださった病院ですが、2度と行かないと思いました。薬についても、どういう薬なのか、どのぐらいの期間投薬するのか全く説明ナシ。薬袋に「3日間連続投与です」とだけ書かれてありました。
3日間連続投与の意味がわからなかったので、とりあえず3日間与えて様子を見て、後のことは[HOSPITAL_NAME]で相談しよう、と思いました。
#多分犬用の駆虫薬だろうとは思いましたが、処方した先生への信頼がない以上、与えて安全なのは3日間だけと判断しました。
で、3日間投与して4日目投与せずに5日目に再び藤井寺へ行って来ました。その時に、紹介された病院での診療内容を伝えて、便検査をしてもらい、持っていった薬も調べてもらいました。
仔ハムのお腹で暴れていたのはジアルジアだったようです。薬は犬用の駆虫薬を粉にしてシロップで溶いたものでした。
#この薬、めっちゃ苦いんですよぉ〜、投薬の後、仔ハムがきゅぅきゅぅって鳴くんですが、鳴きたくもなるわなぁって味なんです。
薬を1週間与えてから再検査をする事になりました。1週間後の再検査では、原虫は出ていませんでしたが、薬がなくなるまで投与を続けて、なくなってしばらーくしてから、もう一度再検査してみましょう、と言うことになっています。
今現在も投薬中ですが、あと2〜3日で終わりそうです。
投薬が終了したら、半月ほど様子を見てから再検査へ行こうと思っています。
完全に治療が終了したわけではありませんが、やっと一息付けるところまで来ましたので、ご報告いたします。
連日雷が轟いている盆地の空模様です。[USER0222]です。
ところが、この病院の[USER_NAME]は、原虫がなんなのか聞いてるのに答えてく> れませんでした。3回聞いて駄目なら仕方ない、折角紹介してくださった> 病院ですが、2度と行かないと思いました。薬についても、どういう薬な> のか、どのぐらいの期間投薬するのか全く説明ナシ。
な〜るほど、そういういきさつでしたか。
3回聞いたのなら、聞こえなかったということはなさそうですね。
お薬を処方しているのなら、原虫の正体を知らないでも済まないしね。
で、3日間投与して4日目投与せずに5日目に再び[DOCTOR_NAME]へ行って来ました。その時に、紹介された病院での診療内容を伝えて、便検査をしてもらい、持っていった薬も調べてもらいました。
仔ハムのお腹で暴れていたのはジアルジアだったようです。薬は犬用の駆虫薬を粉にしてシロップで溶いたものでした。
#この薬、めっちゃ苦いんですよぉ〜、投薬の後、仔ハムがきゅぅきゅぅって鳴くんですが、鳴きたくもなるわなぁって味なんです。
お薬はジアルジアということであれば、おおよそ推定できます。
犬用ではなく人間用の抗原虫薬だと思いますよ。確かに砕いた状態のものは苦いです。
ジアルジアに対しては結構大用量で投与しますので、あまり長期間は服用しないようにしましょう。足下がふらつくような副作用があるみたいですよ。
#人間の場合ですが・・・。
今現在も投薬中ですが、あと2〜3日で終わりそうです。
投薬が終了したら、半月ほど様子を見てから再検査へ行こうと思っています。
1つの病気を乗り越えた子は結構丈夫に育ってくれるようです。
紹介先の病院よりも近くの病院の方が頼りになったみたいですね。
病院と飼い主さんにとって何が大切か、見本のようなお話でしたね。