もうオヤジとは言わせない!コレさえ読めばハムスターの達人に!

ハムスターの飼育用品(餌の保存・管理)

ストッカー

ペレットやヒマワリの種など、よく与える餌を保存するために利用する、台所用の保存容器です。
餌入れに餌を入れるときは、手を使わずおたまなどを使った方が、餌が傷みにくいので、口が広い1Lくらいの容量の物が使いやすいです。中の状態を確認する必要があるので、透明のプラスチックやガラスの容器が良いですが、確認できればよいので半透明でも良いと思います。容器のフタを、簡単に開け閉めできると楽ですが、引くだけで開いてしまうスナップ式の物は、ハムスターが開けてしまうことがあるので、ネジ式やロックがかかる物が良いです。
フタにシリコンが付いていて、密封性の高い物がありますが、ハムスターが開けようとして囓ってしまうと危なく、長期間保存するために利用する容器ではないので、シリコンはない方がいいです。

私は、インスタントコーヒーの空き瓶を使って、ヒマワリの種を保管していたことがありますが、ハムスターがどこからか棚の上に登って、空き瓶を開けようと私の枕元に落としたことがあります。また、容器を足下に置いているのを忘れて、けっ飛ばしてしまうことが、いまだによくあるので、今はフタがネジ式のプラスチック製のストッカーを使っています。
容器が割れたり、餌がこぼれたり、ハムスターに怪我をさせてしまうと大変なので、しっかりした容器を選びましょう。

おたま

餌を餌入れに入れるときに使う、調理道具です。
ハムスターは食べる量が少ないので、サイズは小さい方が良いですが、掃除のときに床材を捨てるのにも使えるので、自分の飼育方法を考えながら、サイズを決めたり、2つ以上買ったりすると良いと思います。

まず、初心者の場合は、餌に人間の臭いが付いていると、ハムスターが怯えて餌を食べないことがあるので、おたまを使う意味があります。おたまをつかうと、餌入れを毎回ケージから取り出さなくてもよいので、餌入れにも人間の臭いや汚れが付きにくくなるので、病気も防いだりできます。
飼育になれてくると、おたまにすくうだけでも与える量が分かるので、おたまにどれだけ入れば適量かなどを覚えておくと、食欲が低下したときなどに、早く気づけます。しかし、余るくらい餌を入れるのが基本なので、余った餌に継ぎ足すような感覚で、餌を与えましょう。
さらになれていると、ハムスターが餌入れの前で待っていて、餌を入れたいのにハムスターが邪魔で、餌入れが取り出せず、ハムスターが餌入れの前で早くしろと怒り出すことも減らせます。

ピンセット

ミルワームと与えるときや、ウンチをケージから出すときなど、小さい物を掴むときに使います。
ピンセットを使うと、おたまと同じように直接餌を触らなくて良いので、餌を清潔に保てます。

普通は模型用のピンセットが使いやすいですが、水槽タイプなどの奥の深いケージなら、爬虫類に餌を与えるときに使う、長いピンセットが使いやすいこともあります。
模型用のピンセットは使いやすいですが、先がとがっているので、ハムスターを刺さないように気をつけましょう。ミルワームを与えるときなどは、ミルワームが動いているのでハムスターが慌てて取ろうとして、ピンセットがハムスターに軽く刺さることがあります。 飼い主の手が不器用だったり、ハムスターの落ち着きがないようなら、竹などのピンセットを使う方が安心ですが、汚れやすく洗うと傷んでしまうので、定期的に買い換えましょう。

ピンセットを使っていないと、ミルワームごと指を噛まれたり、ハムスターが飼い主の指を噛まないように、必要以上に気を遣うこともあるので、ハムスターの性格や体調が見抜きにくいです。
ちなみにロボロフスキーは、意外と気を遣って餌を受け取ったりしますが、ジャンガリアンは必死になって慌てることが多いです。

防湿庫

餌や病院でもらった薬を保管するのに便利です。
カメラ用の電源の付いた防湿庫があれば良いですが、フタにシリコンが付いた密閉できるケースがあれば、中にシリカゲルを入れて代用できます。また、カメラ用の防湿ケースも案外安いですし、ケースがスモークになっていて直射日光を防げたり、簡単な湿度計が付いた物もあるので、時間があるのならカメラ屋を探してみましょう。