有毒な食物2

シュウ酸

肝臓、腎障害に激しい障害を起こし、おう吐、けいれん、黄疸、尿閉、結石。
ゆでれば大丈夫です。

硝酸イオン（硝酸塩・硝酸根）

ひどい場合は窒息症状
血液中の酸素を運べなくします。肥料の過剰に与えすぎて植物に蓄積されたり、地下水の溶け込んだりして、酸性雨の原因にもなっています。原因は他にもありますが。他の野菜にも含まれている場合が多く見られる。しかも、水道水にも含まれている場合があるらしい！けど、食べてもあまり被害はなさそうです。

アリシン

赤血球を破壊し溶血が起き、貧血、下痢、肝臓病を起こす。
加熱しても分解されない。一緒に調理した物も危険らしいです。
またニンニクは消化管粘膜を強く刺激し、悪心、おう吐、下痢などのほか、心臓・肝臓の機能障害を生じます。常用すると甲状腺機能障害。

ストロファンチジン

食欲不振、起立不能、下痢、死亡。

タンニン

おう吐、下痢、肝臓、腎臓障害、胃腸炎、成長の遅れ。

シュウ酸カルシウム

触れれば皮膚の炎症、飲むと胃腸粘膜を刺激し、少量だと健胃、大量だと下痢。

ヒスタミン

おう吐、下痢、呼吸困難。

硝酸塩

下痢
食物繊維といえばレタスを思い出す人も多いと思いますが、成分のほとんどが水分で、食物繊維もそれほど多くありません。栄養分もほとんど無くノンカロリー状態です。小動物に食べさせると、硝酸塩と水分、栄養不足から来る体力の低下で、お腹を壊して死ぬことがあります。

サイカシン

肝臓腫瘍、腎臓腫瘍、腸管腫瘍。

チアミナーゼ

脚気、骨髄の造血機能不良。

フキノトキシン

肝臓にガンが生じる。

フモニシン

発ガン性物質らしい

アフラトキシンB1

下痢・嘔吐・発ガン
自然界最強の発ガン性物質です。

ピペリン

抗菌性、駆虫作用、中枢神経に対する抑制作用、けいれん。
また、消化器系粘膜の刺激を受けて、充血性の炎症を起こすらしいです。

サンショオール

抗菌作用、殺回虫作用。

サントキシン

舌の感覚を麻痺、おう吐。

ジンゲロール

刺激が強すぎて腎臓や肝臓に負担がかかる。
過剰反応を起こすものと思われる。

ショウガオール

鎮痛、鎮咳、解熱、胃粘膜の刺激。

カプサイシン

胃腸粘膜の刺激、腹痛、下痢、潰瘍。
触れればかぶれるようです。ダイエット効果は以上の通りですが、間違っても動物に与えないでください。

カラシナ（グリコシノレート）

甲状腺腫

刺激により、胃腸障害、神経障害。

塩分を与えすぎると、呼吸不全を起こす。