モンゴルで見た野生のハムスター・現地の気温
調査に行ったでモンゴルで見かけた、小さいあいつはなんだったんだろう?
夜は夏でもストーブが必要な現地の気候も、暑さ対策の参考にしましょう。
野生のハムスターに出会えることがあるのなら、自分の目で確認したいですね。
[USER0086]」です.
少し長いですから時間のない方は,読まずにおいて下さい.
あんまり関係ないけど、8月にモンゴルに行くことになって、野性のハムに会えるかな? とちょっとワクワクしているのでした。
ぜひぜひ、野生ロボに会ってきてください!
昨年秋頃でしたっけ?[USER0086]さんが中国出張のときかなにかに一緒に行かれた
お友達(?)が「野生とおぼしきロボを見かけた」というような話がありましたよね。
お友達(?なんて畏れ多い方です)が『「野生とおぼしきロボを見かけた」というような話を一緒に調査していた仲間より聞いた』ということです.
ラリーレイドモンゴルというレースに出るんですよ。
でも気分はツーリング?なので(こらこら)、野ハムの写真をいっぱい撮って来ようと画策中です。
ところでところで・・・ハムって、野生のがいるんですか?
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<<野生のハムスター(3) 西モンゴル編>>
上記お友達(?)にいただいた文献の一部に関連の話が出ています.
Grzimeks Animal Life Encyclopedia
pp307-308
Dr.Dr.h.c.Bernhard Grzimek
Van Nostrand Reinhold Company
1975
(注)文章を頭からてきとーに直訳していきますから,間違いがあってもご容赦下さい.20年以上前に書かれたものであり,詳細な点(分類・その他)で現在の知見と合わない部分もありますが,野生ハムスター採集の状況が少し出ていますから,読み物としてどうぞ.
なお,文章の(括弧)内は適当に補足した説明です.しかしローカルな地名がわからない...
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モンゴルにおいて分布しているdwarf hamster(注1)種との我々の遭遇もまた,大変印象深いものであった.1962年6月15日,我々の探検隊のキャンプは,Transaltai-Gobi(アルタイ山脈の向こう側のゴビ)砂漠の中心部にある,Echingol(注2:エチン川?)オアシスに設営された.この地方のarates(牛飼い)は,すぐに我々がこの地域に原産のあらゆる全ての動物に興味を持っていることがわかった.これらの人々が,なにか小さな齧歯類が彼らのjurts(テント)の中に住んでいると話してくれたとき,我々はすぐにこれらの動物をつかまえるためにマウス用のわなをしかけた.翌朝,我々はわなの中にハツカネズミだけではなく,数頭のオスのshort dwarf hamster(アルタイキヌゲネズミ)がかかっているのを見いだした.他の種のdwarf hamsterは人間の居住地域の近くの草原や半砂漠に生息している.Roborovskys dwarf hamsterは砂漠にとけ込むのを助ける,特によくできたカムフラージュの色をしている;5月中旬,我々はSouth Gobi-Aimak行政区内のBulgan(ボルガン)近傍で,これらの動物を見つけた.彼らは稠密な植物で被われていない,ゆるやかな砂丘に生息していた.1964年にはこの国の西方地域の高度1,350mの草原の斜面,高度約2,000mのCharchira山(注2)の明るい大きな落葉松(カラマツ)の森林で,我々はstriped hamster(バラブキヌゲネズミ)をつかまえることができた.8月中旬のモンゴルの同一地域では,Caragada半砂漠地帯につながる,広大なほとんど不毛の流砂地帯を横切っているGalutyn川(注2)の近くで,とうとうオスのlong-tailed hamster(オナガキヌゲネズミ)をつかまえることができた.
short dwarf hamster(アルタイキヌゲネズミ)は半砂漠地帯を特徴的な生息地としている.Sargyn-Gobi,Zavchan(ザブハン)河の河床,そしてUbsa(ウブス)湖からそれほど離れていない,Old World,Dacst Somon(注2)の最北部の砂漠地帯で,我々はこの動物を見つけた.夜間に半砂漠地帯をランド・ローバーで走破していると,しばしば我々はヘッドライトに反射して逃げようとしているdwarf hamsterを見かけることすらあった.我々は車を止め,ハムスターをつかまえ,丈夫な布でできた袋にいれることができた;何もかもうまく行ったように思えた.しかしながら,この小さな生き物は脱走がうまく,我々がキャンプに戻るまでいなくなってしまったことがわからなかった.このdwarf hamsterは,我々が砂漠を走破してる間に袋に穴をあけ,自由を再び獲得していた.我々はつかまえたばかりのハムスターが掴まえている人の掌(たなごころ)の中で静かに横たわり,かみつこうとしなかったことに注目した.VeselovskyとGrundovaはPhodopus sungorusのおおきな集団における同様の行動に注目した.彼らの報告によれば,これらの動物は人間に対して友好的なだけではなく,クロハラハムスターあるいはゴールデンハムスターよりも,自分の仲間に対しても攻撃的ではない.
(まだまだ続きますが,以下略します)
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注1:ここでは広くゴールデンハムスター,クロハラハムスター以外を意味するようです.
注2:ローカルな地名でどこかよくわかりません(図書館に行けばわかる?).
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[USER_NAME]です。
寒さは巣の中でやりすごしますが、夜行性のハムは寒い夜に外へ出て餌を探したりしているはずです。
ああ、なぜかこれを読んで終に出てきてしまった。
懺悔の時が来たのかなぁ(^_^;;;
じ、実はわたくし、去年の8月、モンゴル高原に行きました。
海抜1300km強。風は地平線から反対側の地平線まで何邪魔されるものなく吹き抜ける大草原です。
ここで2週間ばかり乗馬学校に入って、モンゴル高原を馬で毎日駆けていました。
で、地面には、あたり一面に大小の穴があいていました。
大は直径20cm、小は5cm。(これら全て動物の住処とのことです。)
この大の穴に馬の足がはまったらコケます。←こんなこと今どうでも良いか?
問題の小さな穴ですが、案内人の言うには「ネズミの穴です。手をつっこまないでください。噛まれます。」当時近くの地域までペストが流行っていました。
そうでなくても初めての乗馬で怪我をしたくなかったので余り近づきませんでした。
はい、この辺から懺悔ですぅ。m(_ _)m
わたくし当時ハムスターって知りませんでした。写真もマンガも見たことなかったです。←アホ
#不思議なことに、翌9月にはトロと共同生活することになりましたが・・・
で、せっかくモンゴルに居たのにハム観察をしなかったし、ハムに会っても見るべきものを見なかったのですぅ。
し、しかし、2〜3ケ月後に思えば、彼等ネズミは、ハムだったと思ったのでした!
偶然穴から出てきた彼(彼女)のかわえかったことったらぁ!
「ネ、ネズミじゃぁないじゃないかぁ! メチャかわええええええええ!」
#勿論、当時ハムとねずみの関係なんかも知りはしませんでしたが、尻尾がない?くらいは気が付きました。
それにネズミと違ってふっくらしてカワエエたらぁ!
#ありゃぁ やっぱり ハムだと思います。
昼間、あたたかい日光の下でも曇りの日でも時々ですが会う事ができました。
(先方にとっては合うだろなぁ)
なにしろ我々は草原のゲル(中国ではパオ、モンゴルではゲルと言うそうです)で生活しているのですから。
#あん、ごめんなさぁい。ごめんなさあい。
#猫に小判、ハムに温泉、当時の私にハムなのだぁ!(;o;)
・彼等の色:う〜ん、良く覚えていないですぅ。でもノッペリ鼠色ではなかったです。グレーがかった混合色かなぁ?白か茶も入っていたかなぁ。
縞があったかどうか・・・
・彼等のサイズ:家の今のトロより小さいです。
体長10cmくらいかな?←好い加減
・彼等の動作:走りはメチャ速いです。
・彼等の顔:ネズミより丸顔だったです。
人が見ている事に気が付くと、急いで逃げます。
出てきた穴に逃げ込むのではなく、手近の穴に逃げ込みます。
#をいをい、他人さまの家に入っちゃぁいかんぞな!
と、あわてたのは私だけで、どうやらそこ一帯の穴は一匹のお屋敷が持つ複数の出入り口だったらしいです。
#どうやって、他人さまのそれと識別しているのか?
朝や夕方にチョロチョロ出てきました。
素早くて、小さくて、門外漢には良く分かんなかったですぅ。
出てきた穴や、入った穴は塞がなかったと思いますが・・・
急いで逃げ込むためには塞がない方が良いような・・・
で、不思議なのは気候です。
8月と言う真夏ですが、日中は日の照る所は半袖でもOKですが、曇りや雨だとセーター着なくては居られません。夜はメチャ寒で、夜中ストーブをたきつづけです。
ある日は一昼夜雪が降りました。寒いのなんの!
夏でもこんなに寒いのですから、その他の季節は簡単に氷点下になるでしょう。
夜行性の動物にとって、どの季節も夜は想像を絶する寒さですから、穴の中がいくら温かくても餌探しは寒さの中で大変な事です。
#可能なのかなぁ?
#激寒に耐えられる動物でなくては難しいような・・・?
#あれは、ハムではなかったのかなぁ?
↑ここまで自信がない私(^_^;;;ごめんなさい。
あ、それから、地面は固いです。
馬やラクダが走り回っても足跡は付きませんでした。
う〜ん、以上です。
[USER_NAME]%役立たずですぅm(_ _)m