冷たくなって動かない。疑似冬眠?低血糖?
疑似冬眠に罹ったと思われます
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- アズサ
書き込み失礼します。
キンクマハムスターのくま(♂)のことで相談です。
一昨日、バイトから帰っていつも通り餌の準備をすると、いつもなら袋のガサガサッとするのを聞いただけで飛び出してくるくまが、なんの反応も示しませんでした。
おかしいと思い、住居(ココナッツをくり抜いたものです)から見える背中を突いても反応なし…しかもいつもより柔らかく感じました。
慌てて引っ張り出したら(乱暴だとは思いつつも…これ以来住居を考え直そうと思ってます…)、冷たく、ぐったりしていました。
硬直はしてないものの、直感で「疑似冬眠だ!」と思い、人肌での保温を中心に温めました。
1、2時間して少し動けるようになり、タンパクゼリーを鼻先に持って行ってやると食べました。この時点ではまだ身体も冷たく、自力で動くのもままなりませんでした。
さらに2、3時間後、ようやくあったまったのか、自力で動き回り始めたので、温めておいたハムスター用のヒーターの敷いてある巣材の上に置いてやり、就寝しました。(近くに普段の餌とタンパクゼリーを置いておきました)
その後、昼にはフードも食べられるようになり、順調に回復しているように見えます。
ここまでは、自分で調べていても見つかった、よくある(あっちゃいけない)話ですが、今回のくまの症状で、疑問点があります。
⚫︎餌の準備をする前に、軽く背中を突いた時(いつも帰ってきたよの挨拶でしています)、声と身震いで反応がありました。(いつもはありません)
⚫︎お漏らしをして、股の周りが汚れていました。
乾いた状態ではなく、濡れた状態でした。
一つ目は、疑似冬眠する直前に見つけることができたと考えてよいのでしょうか?
二つ目はどこを探しても話に聞かないことなので、とても気にかけています。
今は毛並みもよくなり、元気に走り回れるようになりました。
今からでも病院へ受診した方がよいでしょうか?
Re: 疑似冬眠に罹ったと思われます
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冬眠とか疑似冬眠って、エネルギー不足を補うために行う、生死をかけた超省エネモードです。
基礎代謝を下げて、生き残ろうとする訳ですが、飼育環境では普通は起こらないですね。
今回の件は、気づいたのが早くてラッキーだと思って、飼い方を見直しましょう。
「アズサ」さんの引用:
その後、昼にはフードも食べられるようになり、順調に回復しているように見えます。
症状としては、低血糖や冷え性の酷い状態で、アレルギーや鬱などの異常行動などなど、見た目は普通なだけに、本人はかなり苦しみます。
膵臓などの胃腸障害が原因で起こることもあります。食事や天気など、常に症状が出ないこともあって、人間でも見つけにくく、病気と断定できなかったりします。
「アズサ」さんの引用:
1、2時間して少し動けるようになり、タンパクゼリーを鼻先に持って行ってやると食べました。この時点ではまだ身体も冷たく、自力で動くのもままなりませんでした。
ペット用のゼリーは、甘味料が入っているのが大半で、逆効果になることもあります。
私の知っているタンパクゼリーならトレハロースが入ってます。
犬は人間の都合で、肉食から雑食に変えられた動物なので消化器がついて行かず、膵臓に問題が出たりします。
そのため、甘味料(キシリトールなど)で低血糖を起こし、犬は冬眠ができないためか、そのまま死ぬことがあります。
甘味料って消化できないのでエネルギーにできないけど、体は甘みを感じてインスリンを分泌するため、血糖値が下がります。さらに、水分を引き寄せてしまうため、お腹が冷えて、下痢を起こしたり免疫力が落ちて、さらに低血糖が酷くなるんですよ。
ハムエッグの用品検索に掲載している、ペット用のゼリー以外は、与えない方がいいですよ。私も、いろいろ買って与えて、調べてますから。
「アズサ」さんの引用:
⚫︎餌の準備をする前に、軽く背中を突いた時(いつも帰ってきたよの挨拶でしています)、声と身震いで反応がありました。(いつもはありません)
おう吐、めまい、眠気、痙攣や、震えなども、低血糖の症状ですね。
「アズサ」さんの引用:
⚫︎お漏らしをして、股の周りが汚れていました。
乾いた状態ではなく、濡れた状態でした。
寝小便でしょうかね?
これも自律神経のコントロールがうまくできず、冷え性が強くなったときに起こる症状です。
この時期は、暑い日や寒い日があるから、人間の様な大きなほ乳類でも体調崩しやすいので要注意ですね。
5月病の症状も、軽い自律神経失調症だと思います。
ちなみにこの時期は、暑すぎず寒すぎず、エサにも栄養があるので、本来のハムスターはやたら元気です。
「アズサ」さんの引用:
今からでも病院へ受診した方がよいでしょうか?
病院で分かればラッキーだけど、多分原因は分からないでしょうね。
実際に低血糖を起こしているか分からないけど、ケージ内の温度も、エサも、ハムスター自身でコントロールできるように、してください。
寝冷えも夏の症状で、体力がない個体は、暑すぎると体を冷まそうと、エネルギー消費を抑えるため、余計に酷くなることがあります。
当然、野生のハムスターが知らない、甘味料や酵母などの添加物を含んだエサは、健康そうに見せて、コストを下げて、無関心な飼い主に買わせて、結果的にペットを病気にさせるので、与えないようにしましょう。