動物愛護法を勉強していて
動物愛護法を勉強していて
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- ragi
当たり前の話ですが、ペットとは動物愛護法で保護されています。
すごーく、当たり前のことしか書いていませんが、参考になることが書いてありました。以下に抜粋と、個人的なコメントを書きます。
もし、個人的なコメントに間違い・ご意見・ご指導があれば、ツッコミしてもらえませんでしょうか?向学のために、お願いします。
もし、フォーラムに、条文を抜粋することに問題があれば、削除します。
第5条-2 動物の所有者又は占有者は、その所有し、又は占有する動物に起因する感染性の疾病について正しい知識を持つように努めなければならない。
- 飼い主は、知識を持つ(努力を)することが、法律で決められているんですね。
第5章 罰則
第27条 愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
2 愛護動物に対し、みだりに給餌又は給水をやめることにより衰弱させる等の虐待を行つた者は、30万円以下の罰金に処する。
3 愛護動物を遺棄した者は、30万円以下の罰金に処する。
4 前3項において「愛護動物」とは、次の各号に揚げる動物をいう。
一 牛、馬、豚、めん羊、やぎ、犬、ねこ、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる
二 前号に揚げるものを除くほか、人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの
ここでいうペットとは第27条4項二により、飼育環境下のハムスターも該当すると思います。
「人が占有する」という、解釈は、諸説ありますが、これは他人という意味ではなく、飼い主も含まれるようです。「人が占有している」=ペットとして飼育している、という解釈でしょうか?詳しい方、ご解説をお願いします。
一は野良でも保護下であり、飼育者がいる二も、保護下のようです。
とにかく、ハムスターを飼育するために、
- 法律で感染症についての知識を学ぶ努力をする、義務があります。
(広義で、ハムスター学を推進する必要があると、考えています。ハムスターからの感染症等を判別するために、学習範囲は生態・飼育環境も含まれると個人的に思います)
- 無分別(みだり)な、殺傷・虐待・遺棄は、犯罪です。
(魚類・両生類・昆虫は、法律上含まれないために、ミールワームをみだりに殺傷しても犯罪にはなりません。ミールワームも命ですが、愛玩動物飼育下で弱肉強食を行うことに、個人的に抵抗があるので、ミールワームは与えていません(ペレットに動物性淡白が含まれることは知っています))
他にもこの法律には、実験動物の条文などがあり、参考になります。
ペットを飼うことの重みを、初めて飼う方にも、認識して欲しいと思います。
動物愛護六
投稿日時:
- 名前
- 管理者
私も、本を持っていたりするんですが、実は読んでません。
当たり前のことを、並べて書いてあるだけですし、道徳のある人間なら読まなくても実行できるからです。けど、しっかり知りたい!って人は、読んだ方がいいかもしれないですが、法律の本を読む時間があるのなら、行動学の本を読んだ方がいいと思いますよ。
私の持っている本は「動物愛護六法」って本ですが、その本に要約が載ってませんでしたっけ?多分、法律の話を出してきても、誰も乗ってきてくれないから、自分で何とかするしかないと思います。しかも、法律だと口出ししにくいと思います。
とりあえず知りたいって人は、
知って損無し!ペット関係法令
知っておきたい動愛法のポイント
動物に関する六法
を見ればいいと思います。
ありがとうございます。
投稿日時:
- 名前
- ragi
管理人様
体系的に法律論がまとめられている、サイトのご教示ありがとうございます。
勉強してみます。
法律論は、あまりこの場の趣旨として、ふさわしくなさそうなので、追加の議論・書き込みは、自粛します。
書き方悪かった?
投稿日時:
- 名前
- 管理者
「ragi」さんの引用:
法律論は、あまりこの場の趣旨として、ふさわしくなさそうなので、追加の議論・書き込みは、自粛します。
いやいや、ふさわしくないってことじゃないです。
討論が進まないだろうということです。
難しい問題も含まれていると思います。
投稿日時:
- 名前
- 雪だるま
法律論は全然わからないので、教えていただけると嬉しいです。
ハムの飼育は各ご家庭で閉鎖的に行われていることが多いので、飼い主のモラルに依存してしまうと思います。刑罰を執行できるとしても、ハムの虐待自体が周囲に気づかれにいので救出は困難なのではないでしょうか。寿命が短いし体も小さいので罪悪感を感じにくい人がいるのが問題ですよね。
でも、法律として文章にすることは大事だと思います。
「ragi」さんの引用:
魚類・両生類・昆虫は、法律上含まれないために、ミールワームをみだりに殺傷しても犯罪にはなりません。ミールワームも命ですが、愛玩動物飼育下で弱肉強食を行うことに、個人的に抵抗があるので、ミールワームは与えていません(ペレットに動物性淡白が含まれることは知っています)。
↑実はここにはすごく難しい問題が含まれていると思います。
というのも、人間は自分に近い(似ている)存在により多く親近感や愛情を感じ保護しようとすることです。
魚類・両生類・昆虫が保護されないのもそういう意味を含んでいます。
もっと深く突っ込んで考えると、草は命じゃないのでしょうか・・・。
草や昆虫を保護すると言い出したら人間は1歩も歩くことができなくなります。
ではなぜ両生類や魚類は保護しないのでしょう・・・。
草も命と考え出すと、すべてのペットは飼えなくなります。
この問題について私はもう何年も考え悩んでいますが、結論が出ません。
法的には人間により近い存在で、なおかつ体のサイズが大きくて殺したら罪悪感が大きそうなものが保護されました。
それ以下のサイズの命については、結局個人個人がどこで線引きするか・・・の問題になると思います。
重すぎた!
投稿日時:
- 名前
- 管理者
「ragi」さんの引用:
4 前3項において「愛護動物」とは、次の各号に揚げる動物をいう。
一 牛、馬、豚、めん羊、やぎ、犬、ねこ、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる
二 前号に揚げるものを除くほか、人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの
古い法律のリンク先が無くなってしまったので、分からなくなってしまったのですが、元々は人間を守るための物だったはずです。だから、種類まで書いてある動物は、全部家畜なんです。
もうひとつ問題があるのですが、人の所有物でなければ「哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの」が含まれないんです。
「ragi」さんの引用:
「人が占有する」という、解釈は、諸説ありますが、これは他人という意味ではなく、飼い主も含まれるようです。「人が占有している」=ペットとして飼育している、という解釈でしょうか?詳しい方、ご解説をお願いします。
ペットでも、食べるために飼育している家畜でも、所有者がいる動物は保護されますよ。けど他人のは、この法律では無理だと思います。
「ragi」さんの引用:
・無分別(みだり)な、殺傷・虐待・遺棄は、犯罪です。
(魚類・両生類・昆虫は、法律上含まれないために、ミールワームをみだりに殺傷しても犯罪にはなりません。ミールワームも命ですが、愛玩動物飼育下で弱肉強食を行うことに、個人的に抵抗があるので、ミールワームは与えていません(ペレットに動物性淡白が含まれることは知っています))
かなり、私に対して突き刺さる部分があるので、ハッキリ言いますけど、私が猛禽類を飼っているのなら、ハムスターが好きでも、ピンクマウスくらないなら与える事ができますよ。多分、動物大好きオヤジのムツゴ□ウさんでも、ライオンにウサギを与えると思います。
我々人間を含め、全ての生き物たちは、食物連鎖のシステムの中で生きているので、当たり前の行動で、それは誰も止められません。その事を理解することが、本当に動物が好きな人だと思いますよ。
極端な話ですが、私からすると目の前でエサとして食べられる動物を見ることは、スーパーで飼った肉を食べるのと、なんら変わりません。それより、お金という暴力を使って、自らの手で生き物を殺さず、その命の価値を感じていない人が、目の前で朽ち果てて死んでいく生き物を見て、変な反応をするんだと思います。生きるためには食うしか方法がないのですが、間接的にいろんな動植物を殺しているのは、誰も同じ事で、自分の手で殺していないから、その罪の重さを感じていないんです。そんな事を感じられないから、変な動物保護団体が出てきたり、ベジタリアンだと言って、無駄にエネルギーを消費します。野菜を育てるのにも、動物の命が必要で、微生物だけでも膨大な数なはずです。
原住民と呼ばれる原始的な生活をしている人たちは、ハンティング後に、殺してしまった動物に感謝し、食事の前や後にも手を合わせ、自分が生きるために殺した動物に感謝し、ほとんど残らないくらいに食べてしまいます。また、そのありがたみを「奉り」という儀式を使い感謝します。
現代は、お金という力を使って、自分の手を血で汚さないようになっているます。こうして、殺すという感覚が麻痺するので、無駄な浪費が生まれるわけです。だから、安売りをされている肉を求め、ブロイラーのようなかわいそうな動物たちが生まれます。そして、ありがたみを感じないから、賞味期限を切らすなどして、平気で捨ててしまいます。捨ててしまうことで、その生き物が存在しなかった事になるだけでなく、ゴミが増え、生まれなかったはずの命が生まれ、またそれを殺し、燃やすことで公害になり、また命が消えます。そのうえ、「奉り」は「祭り」となり、そこでも無駄な命を消費し、暴力のたまり場になってしまっています。
ハムスターも乾期には、昆虫を食べて水分を摂るようです。元々、食べるものを与えずに、自分の知識や偏見だけで、物事を片づけようとする事も虐待です。どんな生き物も、生きている限り、食うために殺します。これは悪いことではなく、当然のことで、生き物を飼う限りはこの事を理解しなくてはなりませんが、無意味に殺してはなりません。
これに納得できないのなら、絶食して死ぬしか道はないと思いますし、犠牲になった命を無駄にしないためにも、人としてできることを考えなくてはならないのだと思います。
私は、ハムスターが、そう教えてくれたのだと思ってます。
「雪だるま」さんの引用:
この問題について私はもう何年も考え悩んでいますが、結論が出ません。
法的には人間により近い存在で、なおかつ体のサイズが大きくて殺したら罪悪感が大きそうなものが保護されました。
それ以下のサイズの命については、結局個人個人がどこで線引きするか・・・の問題になると思います。
日本の法律は、人間を守るだけの物としか思わない方がいいですね。
しかし、他の法律でも生き物を守れることは多いと思います。
強いコネを持たない限り、そう簡単に変えられる物でもないので、個人で考えることでもないと思います。それより、この場を使って、法律や獣医学でも守れない、ハムスターを救う方が先だと思いますよ。
なるほど!
投稿日時:
- 名前
- 雪だるま
「管理者」さんの引用:
日本の法律は、人間を守るだけの物としか思わない方がいいですね。
なるほど! 納得しました。
「管理者」さんの引用:
強いコネを持たない限り、そう簡単に変えられる物でもないので、個人で考えることでもないと思います。
法律論と保護問題をごちゃ混ぜにして考えてました。
ずっと悩んでいたのは人間が動植物を保護するときに、保護対象をどこで線引きするのが正解なのかということでした。
今のところ、正解はないと思っています。
「管理者」さんの引用:
それより、この場を使って、法律や獣医学でも守れない、ハムスターを救う方が先だと思いますよ。
ご意見に納得しました。このサイトのコンセプトの1つですよね。
考え
投稿日時:
- 名前
- ragi
管理人様。
文章の書き方が乱暴で、管理人様に不愉快な思いをさせてしまいました。申し訳ありません。(何もミールワームの話や、ペットと、弱肉強食の話を出すべきではありませんでした)
私がいいたいのは、ペット環境というような、自然と隔離され、人間の意志・考えに基づいた擬似的・代替的な飼育環境において、自然界と同様の弱肉強食を行うことに、常に懐疑的であって、つい、不必要な話題に触れてしましました。
私の言うことは、矛盾しています。
例えば、私が以前注力していた、熱帯魚飼育も、私は以下のポリシーを持っていました。おそらく、ハム飼育において、まだ以下のポリシーが残っているために(昆虫とハムが、2.や3.の条件と、考えたのだと存じます)、ペット飼育下での、飼育物に対する、弱肉強食に疑問をもっていたのだと思います。
- ニトロバクターなどの、ろ過材に付着する、水をきれいにするバクテリアは、水槽内の栄養の循環のための、道具であって、何の感情も抱かない。
- 飼育する魚は、飼い主に美しい姿を見せてくれる代償として、自然から引き離された環境下であるので、飼い主が 長寿・繁殖のサイクルを保つ義務がある。
- 飼育する魚間の食物連鎖の1方向(大きい魚が小さい魚を食べる)は、飼育下では閉鎖環境のため、これを認めない。 (同様に、自分が飼育する小型魚を食べる魚の飼育も、私個人では、行わない)
- 愛魚を生かす方法として、自分の手を血で汚さない方法で、餌を入手する。
自然環境と自然における倫理、というコンセプトですと、まさに管理人様がおっしゃるように、1.2.3.4.は曲がった、考えであることは、私は認めます。
考えを、例えば、生きるためには死があり、強者が享受したものは、何か他の役にたたないといけない、という考えに切り替えたいと考えますが、ペット環境サイクルで、outputとはなんぞや、と考えると、まだ、私にはうまい答えが出せないです。
ご機嫌を悪くされないで欲しいのですが、ミールワームを与えても、飼育中の虫が減り、ハムスターのウンチになるだけで、また、ペット環境のハムスターは絶対に、より強者に食べられることが無いので、なんの循環も再現できないのです。
ペット環境では、ハムスターのoutputのウンチも、ごみとして捨てられます。
ペット飼育下でのoutput先の疑問が、私の疑念の全てであり、決して、管理人様の方法を否定する話では、御座いません。
ただ、循環型になっていないのに、必須ではない世代の食物連鎖を行っているのが、個人的な、疑問です。
管理人様の飼育論は、きわめて強固で、信頼性・具体性の高いものと存じます。
その方がミールワーム推奨をされ、ミールワームが広く普及し、スタンダードになって、ペット環境で、むやみな「必須ではない世代の食物連鎖を行っている」方が、増えるのが、個人的に危惧しています。
無知の知
投稿日時:
- 名前
- 管理者
「ragi」さんの引用:
考えを、例えば、生きるためには死があり、強者が享受したものは、何か他の役にたたないといけない、という考えに切り替えたいと考えますが、ペット環境サイクルで、outputとはなんぞや、と考えると、まだ、私にはうまい答えが出せないです。
答えが出せないのなら、植物や昆虫など、全ての生き物を飼うことをやめるか、答えが出続けるまで、飼い続けるべきだと思います。
いくら美しい言葉で飾っても、生き物を飼うことは、自分の都合で生死を操っているにしか過ぎません。飼うことで、エサになる動植物や物流など、目に見えないところでも、命が取引されたり、資源を浪費しているので、地球環境を悪化させるだけです。それなら、飼わない方が命は無駄になりません。また生き物を飼っていると思い、そのお金を保護団体に寄付した方が有益です。
私は答えが出ていますが、それは人それぞれ答えを出す事だと思います。
「ragi」さんの引用:
ただ、循環型になっていないのに、必須ではない世代の食物連鎖を行っているのが、個人的な、疑問です。
循環型になっていないのは、人間の社会の問題で、ハムスターには関係のない話です。また、必須ではないということを、人間が決められる事でもないと思います。
答え
投稿日時:
- 名前
- ragi
非常に有益な精神論、ありがとう御座います。
答えにたどり着かなくとも、動物を飼い続け、何らかの思い・考えを得たいと思います。
後記:
というか、百聞は一見にしかずの精神で、ミールワームを買って、育って、食べさせてみることを、考えます。やりもしないで、否定している自分がお恥ずかしい限りです。
以下の別投稿で、ミルワームの飼育状況を報告しています。
飼育のこと->ミルワーム
販売者の責務
投稿日時:
- 名前
- ともや
意外に知られてないのかもしれませんが…。
引用:
第6条 動物の販売を業として行う者は、当該販売に係る動物の購入者に対し、当該動物の適正な飼養又は保管の方法について、必要な説明を行い、理解させるように努めなければならない。
こういう条文もあるんですね。
その割には、説明してないところもあるようで寂しい限りです。