飼い主とハムスターたちの知識の図書館。

ハムスターとゾウの時間ネズミの時間

動物が一生に心臓が打つ回数は決まっていて、小さい生き物は時間の経過が早いらしいく、オヤツが待ちきれないのも納得です。
体感できないので仮説ですが、歌まであったなんて。

投稿日時:
投稿者:USER0024

ま、人間で言えば1歳前後は“前厄”なんでしょうね。

犬は、満一歳で、人間で言えば18歳にまで成長すると言います。
ハムは、犬より性熟成が早い。従って中高年になるのも早いようです。

ハムって生まれて2ヶ月でもう立派な大人なんだもん。
すごい成長の早さですよね。

このあいだ、妹がもぞら君をだっこしたときに、指がもぞら君のお腹にあたって、あの「どくどくどく〜」っというハムのすごいスピードの心臓の音を感じて「すご〜い!!これがあの『ネズミの時間』かぁ・・・」と感動していました。
私が「ネズミの時間」って何?と聞くと、「中公新書」の「ゾウの時間ネズミの時間」という本によると、ゾウさんは体がとっても大きくて100年近く生きるけど心臓を打つ早さは、とってもゆっくりで、逆にネズミは寿命は短いけど心臓を打つ早さはとっても早い。
それでいろいろな動物を調べてみると、「一生に心臓が打つ回数」っていうのは決まっていてどんな動物でも「20億回」なんだそうです。
だから時間っていうのは、時計がカチカチって、誰にでも同じ時間だと思ってたけど、心臓のうつ早さが時間だとすれば、ネズミさんは私たちよりもすごいスピードで一生を生き抜いているのだそうです。
逆にぞうさんはのんびり生きているのですね。

私はその話を聞いて、
「そうかハムちゃん達は寿命が短くて
 かわいそうだなと思ったこともあったけど、
 この子達には、この子達の時間があって、
 こんなとぼけた仕草をしているくせに、
 私たちの何倍ものスピードで人生を駆け抜けているのかぁ。」
と感動してしまいました。

私はその本がとっても読みたくなったので、妹に頼んで買ってきてもらって読んでみたんですけど、私には難しすぎてほとんど飛ばし読み(^^;;;

投稿日時:
投稿者:USER0025

[USER_NAME]です。本川達雄さんの話なので出てきました。

この本でうけてしまったのは、付録に難しい物理の式に混じってついてた、一生のうた」という楽譜付きの歌です。

1.ゾウさんも ネコも ネズミも 心臓は
  ドッキン ドッキン ドッキンと
  20億回 打って止まる
2.ウグイスも カラス トンビに ツル ダチョウ
  スゥハァ スゥハァ スゥハァと
  息を 3億回 吸って終わる
3.けものなら みんな変わらず 一生に
  1キログラムの 体重あたり
  15億ジュール 消費する

こんな難しい本子供は読まないと思うんだけど、
誰がなんのために歌うのこの歌?なぜわざわざ付録に・・・(--)
#ま。子供だって歌いはしないと思うが・・・(^^;;
で、いったい誰が考えたのこの歌?(^O^)


このうた、お聞きになったことはありませんか? この本が売れていた頃、著者がよくテレビなどで歌っていました。 BBC の番組で英語の歌を歌っていたのにはびっくりしました。おせじにもうまいとは言えないんだけど・・・

実はこの人、昔から自作自演の歌のテープを配布していて、私が知っているだけで4〜5本あります。ほとんどが生物関係の歌ですが、結婚したての時に作った、奥さんについてののろけの歌なんてのもあったっけ。
たぶんこの人に手紙を書けば、テープを送ってもらえます。
(一時期は、出版社が1本千円で配布していました)
一度聴くのは話の種になるけれど、二度は聴きたくなかったりします (^_^;

で、なんでこんなことに詳しいかというと、この人、東大動物の先輩なのです。
別の先生が生理学の講義で、このひとのイオンチャネルの歌を流したりしてました。

本川さん曰く、最近の学生は勉強しないけど、歌なら覚えるだろうとの教育的配慮で作っているのだとか。試験で、例えばこの「15億ジュール」なんて数字を問うのだそうです。