見える色や範囲。明るさと暗さをどう感じているか
ハムスターは何を見ているのか
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- Always
「お勧めの本」ではモンシロチョウの視覚について盛り上がりました。参加してくださった方々ありがとうございました。で、便乗して、ハムスターの視覚ということで別トピックを立てさせていただこうかと思います。
別トピック化についてはモンシロチョウの話が出た時期から思っていたのですが、どのような切り口から始めるべきか、迷っているうちに数日経ってしまいました。
迷いながらも、とりあえず、ハムスターの目の特徴について調べると以下のことがわかりました。
- 近眼である(どの程度なのかは不明)
- 視野が広い
- 色覚はほとんどない
- 明るい場所では盲目になる(海外のサイトで発見。個人的にこれは?である)
さて、ここで僕がおもしろいと思うのは、近眼かつ視野が広いということです。このような特徴は襲われる立場の生物に多いようです。
捕食者が多いハムスターにとって視野が広いことは重要でしょう。そうなら遠目が聞いたほうがもっと良いと思うのですが、そうではないんですね。この理由は目の構造にあるようなのですが・・・。
ともあれ、先に挙げた特徴から想像しますと、ハムスターの視覚としては「何かがある(いる)」ことを察知するのが重要であって、そのものの形とか姿などというのはあまり重要ではないということなのでしょうか。
「Always」さんの引用:
リンクのURLを修正しました。(04.12.22 9:15)
あなたを(カメラを)見ていますね。
投稿日時:
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- ragi
「Always様」さんの引用:
ハムスターの視覚としては「何かがある(いる)」ことを察知するのが重要であって、そのものの形とか姿などというのはあまり重要ではないということなのでしょうか。
少なくとも、私とAlways様のアバター写真を見てみると、あなた(カメラ)を見ている様にも見えますね。
人間も音や気配がする方向に振り向いたりとか、してますもんね。
すみません もう少し精度の高い情報があれば、いいのですが。。。。
でも、うちのハムの前に、大好物をぶら下げても、口の周りから落としても、下に落ちたのに気がつかないことも、結構あります。視覚がそこまでキャッチしていないのかなぁ。ひげや超音波という可能性も考えられます。そっちのために、振り向く方向が関係するとか...(推測)
ハムスターは、明後日の方向を見ています
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- 管理者
「Always」さんの引用:
明るい場所では盲目になる(海外のサイトで発見。個人的にこれは?である)
確かに明るすぎる光は、人間のようには感じていないようです。
人間だと、明るすぎる光の中では、何も見えなくなるのですが、夜行性の動物の目からの情報は、そのような処理をしていないようです。
ハムスターより目の良い、夜行性動物のモモンガを飼っているのですが、カメラのフラッシュを直視し続けても、瞬きもせず、まぶしがらないですし、直ぐに他の物を見ることができるようです。ちなみにモモンガは、夜の森を50mくらい滑空するので、暗いところでも目を頼っているようです。しかも、よく見つめられ、隣の部屋からでも、私の手の動きにちゃんと反応します。
ハムスターは目に頼ってないと思いますが、フラッシュを使っても、瞬きもしません。
人間が夜行性だとすると、昼間なら目を開けられないくらい、まぶしいと思うのですが、夜行性の動物はそれもありませんよね。
瞳孔が、瞬時に光の量を調整するとは思えませんから、脳みそが光をカットしているのか、光を情報として得ていないのか、どちらかだと思います。
けど、起きたてのハムスターって、薄目ですからね。
「Always」さんの引用:
捕食者が多いハムスターにとって視野が広いことは重要でしょう。そうなら遠目が聞いたほうがもっと良いと思うのですが、そうではないんですね。この理由は目の構造にあるようなのですが・・・。
私は、複眼に近い、反応をしているのだと思います。
単眼ではなく、複眼になっている昆虫もいますが、複眼はレンズが小さくなるので、見るということでは不利なのです。なのに、複眼の昆虫は結構いますよね。単眼だとよく見えるのですが、よく見える反面、多くの情報を処理しなくてはならないので、高性能の脳みそが必要です。人間のような、大きな脳みそを持っていても、完全に識別するのに1秒くらいかかります。1秒もかかれば、もう他の動物のエサになってしまっているので、これじゃ生きて行けません。
複眼だと物がしっかり見えないのですが、あらゆる方向に向いた目がたくさんあるので、どの方向から情報が入ったのか、直ぐに分かります。もし、トンボの右側から人間が捕まえようとすると、右側に何かが映るので、左に避ければ済むので、瞬時に行動に移せます。
ハムスターの目に関しても、この判断方法に近いと思います。
だから、いきなり頭上に手を出したりすると、なれているハムスターもビックリする訳です。しかし、ハムスターは昆虫ではないので、飼い主のニオイをしっかり覚えますし、今自分の置かれている状況も理解できます。だから、ハムスターを掴む場合は、人間の手だと認識させてから掴むと、怖からずに簡単に捕まってくれます。
「ragi」さんの引用:
視覚がそこまでキャッチしていないのかなぁ。ひげや超音波という可能性も考えられます。そっちのために、振り向く方向が関係するとか...(推測)
死角や、情報を得にくい状態もあると思いますが、遠・中距離は耳、近距離は目、超近距離はヒゲや手などの感覚という、感じじゃないでしょうか?あくまでも、「主に」ですけどね。
これは分かっていることなのですが、ハムスターが考えるのはニオイで、見るのは音です。目はよく分からないのですが、緊急回避用のサブシステムって感じですかね?
まぶしい場合の反射神経が鈍いのかな
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- Always
「管理者さん」さんの引用:
ハムスターは目に頼ってないと思いますが、フラッシュを使っても、瞬きもしません。
人間が夜行性だとすると、昼間なら目を開けられないくらい、まぶしいと思うのですが、夜行性の動物はそれもありませんよね。
瞳孔が、瞬時に光の量を調整するとは思えませんから、脳みそが光をカットしているのか、光を情報として得ていないのか、どちらかだと思います。
人間がフラッシュを焚かれると「まぶしい」って感じるんですが、まぶたを閉じるのは反射運動ですよね。
おそらく、ハムスターも「かなりまぶしい」とは感じるけど、そういうことに反射する神経を持っていないか、鈍いんだと思います。いかがでしょう。