保温電球用ソケット

保温電球（ひよこ電球）と合わせて利用する保温器具です。
ソケットは100Wの保温球に対応していれば普通は十分です。熱量が足りない場合は2つ設置しましょう。

保温球とソケットの取り付け例
爬虫類用ケージの天板に固定した例。固定できる方が安心。

クリップ部分にネジが付いている物は、爬虫類用ケージのランプステーに固定でき、落下事故も防げ便利です。
また、金網にネジでクリップを固定できるため、金網タイプのケージにも取り付けできます。
アームの関節にネジが付いている物は締めると固定でき、事故の防止ができます。
熱や重みで、アームが緩くなったり、接着が外れる不良品もあるようなので、ガチガチに固定できるタイプの方がヒーターと巣箱の距離も調整しやすく便利です。
セラミックヒーターは電球タイプより4〜5倍くらい重いので、しっかりしたソケットを選びましょう。

電気ストーブは背面は鏡状になっていますが、保温球もリフレクター（反射板）がある方が少し効率が上がります。
ソケットが緩んだ場合に、ケージに電球が当たることを防げ、部分的に暖めることもできます。
しかし、電球自体にリフレクターが付いていたり、発光しないランプが増えたため、リフレクターの付いたソケットが減っているようです。

重みで角度のずれた保温電球用のソケット
関節のネジが緩むと危険です。

ソケットはE26口金で、照明器具に使われている電球と同じサイズですが、クリップが付いていない他に、赤外線保温電球の利用を想定していません。
ヒータによってはソケットまで温まり、ソケットの温度が100度を超えることがあります。
普通はソケット部分はセラミック、アームなどは鉄製です。
火事などのトラブルを避けるためにも、保温電球専用のソケットを利用しましょう。