ハムスターの種類と特徴
20種類近いハムスターの中から、日本のペットショップで購入でき、ペットして飼える5種類のハムスターを主に紹介しています。
ハムスターとは、ほお袋と短い尾が特徴のキヌゲネズミ亜科に属する、夜行性のげっ歯類の仲間です。
種類によって大きさが違うだけでなく、猫やライオン、トラくらい生態も違う、それぞれ別の種類の動物です。
共通の特徴があるため似た飼い方もできますが、生態を知っておくと種類ごとに正しい飼い方ができ、生き生きした姿を見られることもハムスターの魅力です。
ゴールデンハムスター
この色が野生色で、おとぼけ顔と三毛が特徴です。
アニメや映画に出てくるハムスターのモデルで、ハムスターをイメージするしぐさや生態は、ゴールデンハムスターが元になっています。
ふっくらした容姿から想像しにくい野性味もある、ハムスターらしいハムスターで、黄色いハムスターが人気があるのも、ゴールデンハムスターのイメージがあるからです。
中に人間が入っているのでは?と思う動きをしたり、顔の表情が多いのも人気の理由です。動きがのっそりしているので、めんどくさそうなオッサンって感じで愛嬌抜群。
標準和名
ゴールデンハムスター
学名
Mesocricetus auratus
英名
Golden hamster、Syrian hamster
別名
シリアンハムスター
原産地
小アジア〜シリア、レバノン、イスラエル
頭胴長
オス:15〜17cm、メス:15.5〜18cm
尾長
オス:2.1〜2.7cm、メス:2.3〜2.8cm
体重
オス:140~195グラム、メス:140~230グラム
性成熟
オス:7〜8週、メス:6〜7週
離乳
3週間くらい
特徴
警戒心が強く(臆病)で、どんくさいです。
縄張り意識がハッキリしているので、飼育環境が悪ければ脱走されやすく、良ければトラブルが一番少ないハムスターです。
飼育や医療の正確な情報が多く飼いやすいため、ベテラン飼い主に聞くと、まずゴールデンハムスターを薦められます。
トイレ
ウンチは巣箱で、オシッコはトイレでします。
ウンチは非常食と考えているようで、巣箱で出してエサを溜めている場所に保管します。
オシッコは確実にトイレでするため、オシッコをトイレでしない場合は、飼い方が悪いと考え改善しましょう。
多頭飼い・集団飼育
ダメダメ。
近くに同種の個体がいるだけでもストレスになることもあり、一家に1匹が基本です。
特にオスは、なわばり意識が強いので、高い確率でケンカになります。滅多なことでは殺し合いにはならないですが、ケガをしたりケガがきっかけで死んでしまうこともあります。
飼い主がケンカを止めるときに、飼い主が噛まれることもあります。
警戒心が強いので妊娠したら、かまわないようにしましょう。
飼った感想
普段は警戒しながら移動するので、回し車に乗っていても足が遅いですが、本気で走るとビックリするくらい速いです。
攻撃的ではなく体が大きいので、初心者でも体調のチェックがしやすいです。
ウェットテイルの原因になる細菌を持っているので、下痢をして死んでしまうことがあります。食事やストレスなどに気をつけてください。
ハムスターの中では一番頭が良く、いちずな性格なので、飼い主に都合の悪いことでも、一度覚えてしまうとなかなか忘れてくれません。ケージ越しに餌を与えたことが原因で、ケージを噛むこともあります。
脱走時
野生でも行動範囲が広く、広いケージで飼っていてもケージの外に出たがります。
力も強いので、自分でケージを開けて出て行くことがあるので注意をしてください。
散歩は必須になりますが、ケージから出すときに体を触らせてくれるので、その時に体調管理もしましょう。
脱走中は、のんきに飼い主の目の前を歩いていたり、普段は足が遅いので簡単に捕まえることができます。
ジャンガリアンハムスター
飛び抜けた特徴ないけど、個体ごとの性格の差でいつ飼っても新鮮です。
ゴールデンより省スペースで飼えるため、日本では一番人気です。体が小さいためペットショップ的にも都合の良いサイズで、詳しく知らないとジャンガリアンを薦められます。
元々個体ごとの性格の差が分かりやすいハムスターですが、毛色が増えたことで個体差がさらに大きくなってしまったため、初心者にはトラブルの解決が難しいハムスターかもしれません。
標準和名
ヒメキヌゲネズミ(姫絹毛鼠)
学名
Phodopus sungorus
英名
Dzungarian hamster
別名
ジャンガリアンハムスター、ロシアンハムスター、ウインターホワイト
原産地
カザフスタン、シベリア南部
頭胴長
オス:9.8〜10.5cm、メス:9.5〜10.5cm
尾長
オス:1.3〜1.4cm、メス:1.2〜1.4cm
体重
オス:28〜44グラム、メス:26〜38グラム
性成熟
60日くらい
離乳
3週間くらい
特徴
おっとりとした性格が多いですが、性格の個体差が激しいです。
人間をあまり怖がらない(考えない)ため、飼い方が悪いと人を噛むなどのトラブルが一番多いハムスターです。
ハムスターの基本情報がゴールデンハムスターが基で、飼い主に初心者が多いため飼い方を間違えていたりと、紛らわしい情報も多いと思います。
トイレ
ウンチは巣箱近く、オシッコはトイレでします。
トイレだけでオシッコをしますが、飼い主の影響を受けやすいため、トイレのトラブルは飼い主がきっかけを作ってしまいがちです。
多頭飼い・集団飼育
できなくもない。
相性がよければ、一緒に飼うことができます。男の子同士でも、子供のころから一緒に暮らしていればケンカはしません。
ゴールデンハムスターより社会性があり、オスメスの夫婦で飼うと長生きします。そのときメスはオスより若い方がよいです。
飼った感想
ジャンガリアンハムスターは性格の個体差が激しいため、どの子も同じように扱えないところが、飼っていて一番楽しい種類です。
飼い方が悪いと、毎日噛まれることもありますが、飼い方さえしっかりしていれば、ちゃんとなついてくれます。
脱走時
飼育環境が良いとケージから出たがらず、ケージの外を怖がるタイプのジャンガリアンもいます。
部屋の中に別荘を造っていないジャンガリアンは、飽きたり、おなかが減ると自分でケージに帰ってくることが多いです。
興味で脱走してしまった場合は、飽きれば帰ってくるときもあるし、音を立てると確認のために近寄ってくるので、そのときに捕まえれば簡単にケージに戻せます。
他の動物の体毛を寝床にする習性があるため、飼い主が横になっていると髪の毛やすね毛を抜きに来ることがあります。ジーッと見ていても止めないため、私は5回すね毛を抜かれました。これも人間を怖がらないことが理由ですが、眠っているときに踏みつぶさないように注意しましょう。
キャンベルハムスター
珍しい毛色が生まれやすかったため、扱いに慣れていない繁殖業者や初心者が飛びつきやすく、噛みやすい、気が荒いなど、悪い評判もあるかわいそうなハムスターです。
ジャンガリアンとの違いが分かりづらく、ジャンガリアンとして売られていることもあります。
標準和名
キャンベルキヌゲネズミ(キャンベル絹毛鼠)
学名
Phodopus campbelli
英名
Campbells Dwarf hamster
別名
シベリアンハムスター、キャンベリーハムスター
原産地
ロシア(バイカル湖沿岸東部)、モンゴル、中国黒竜江省、河北省、内モンゴル自治区
頭胴長
オス:8.1〜9.4cm、メス:8.1〜8.8cm
尾長
オス:1.1〜1.5cm、メス:1.1〜1.3cm
体重
オス:26〜40グラム、メス:23〜35グラム
性成熟
60日くらい
離乳
3週間くらい
特徴
諸説ありますが、キャンベルはジャンガリアンの亜種(近いけど別種)で、見た目が似ていることから文献がジャンガリアンと間違えられていたりと、生態情報すら怪しいハムスターです。
ジャンガリアンに比べて気が荒いという話もありますが、実際にはそうでもないようです。
カラーバリエーションが多いのも、キャンベルの特徴です。
大きさや色は、ジャンガリアンとよく似ていますが、純粋なキャンベルなら、よく見ると顔つきなどに差があり、見慣れた人なら区別できます。
多頭飼い・集団飼育
できなくもない。
飼った感想
見つけたら飼おうと思いながら、ペットショップで純粋な毛色のキャンベルを見たことがないため、一度も飼ったことがないハムスターです。
ロボロフスキーハムスター
慌てん坊の最小のハムスターで、すばしっこく野性味が強い。
恐がりで初心者には扱いにくいことから、ハムスターの中では唯一実験動物出身のペットではありません。
寝床作りやトンネル作りの達人で、あまり相手をしなくて良いので、ベテラン飼い主からすると一番手間のかからないハムスターです。
標準和名
ロボロフスキーキヌゲネズミ(ロボロフスキー絹毛鼠)
学名
Phodopus roborovskii
英名
Roborovskii Dwarf hamster
原産地
ロシアトゥバ自治共和国
頭胴長
8〜9cm
尾長
0.9〜1.1cm
体重
15〜26グラム、オスが少し大きい
性成熟
60日くらい
離乳
18〜20日くらい
特徴
臆病と言うより考えず直感的に動いてるようで、「逃げろ!走れ!オヤツ!」という感じす。
飼い主を見つけると毛繕いもせずに、一番最初に巣箱からスクランブル発進してきます。
しかしミルワームに襲われて逃げるくらい臆病なので、驚かせると逃げてしまい、他のハムスターのように懐くまで時間がかかります。
単独飼育よりも集団飼育の方が向いているので、観察が好きな飼い主に向いています。
他のハムスターに比べ、体が小さい割に頭と手が大きく、大人になっても子ハムのような容姿です。
名前からも分かるようにロシア出身で、ハムスターの中では暑さに弱く寒さに強いです。
トイレ
ウンチは巣箱の中、オシッコはトイレと回し車、寝ている場所の近くでします。
寝床の近くであって、間違っても巣箱に中ではオシッコをしません。
多頭飼い・集団飼育
相性が良ければOK。
集団飼育(1つのケージ)には適しています。ペアで飼うことが一番簡単なハムスターです。
近くに同種が居ることが当たり前のようで、多頭飼い(別々のケージ)で飼っていても、縄張り意識で起こるトラブルを起こしません。
繁殖の場合はメス複数にオス1匹のハーレム状態がベストですが、同居させるタイミングを間違えると、オスがかみ殺されてしまう場合もあるので気をつけてください。
飼った感想
集団飼育ができたり、他のハムスターではしない行動をするため、初心者向けではないですがベテラン飼い主にはかなり楽しいハムスターです。
他のハムスターに比べ運動量が多いようで、体の割によく食べ、よく走るので餌は多めに与え、回し車は必須です。
走りすぎが原因で、年に一度くらい回し車を壊します。運動量が多くても、二の腕の肉がつきやすく、ツメも長めです。
体毛が長く寝ぐせがつきやすい毛並みなので、変な顔になってしまい、個体の区別が難しくなります。
体が小さいため肉食性が強く、ミルワームを与えると懐きやすくなります。
集団飼育するためペットショップのケージからごっそりとまとめて買うため、飼育頭数はロボロフスキー率高めですが、それでも飽きがこないです。
暑さ寒さに敏感で巣作りも上手です。一ヶ所にまとまって寝る習性や、すぐに逃げてストレスを溜めにくい、実験動物出身でなく、カラーブリードの悪い影響も少ないため、ケージを清潔に保てるのなら病気が少ないのもメリットです。
脱走時
恐がりなので、自分の意志で脱走することはありません。
慌てん坊で、頭が重く、腕の力も弱いので、餌をもらおうとケージから体を乗り出して外に落ちてしまい、どうして良いのか分からずオロオロします。
ケージに帰りたいので、飼い主を見つけると隙間から見ていたり、ケージの近くの隙間にじっとしていることが多いです。
恐がりなので音を立てると反対側に逃げてしまいます。この習性を利用すれば、本棚の後ろに隠れても捕まえることができますが、追い立てすぎるとパニックになってしまうので注意が必要です。
チャイニーズハムスター
触ってもあまり嫌がらず、懐きやすい。
ジャンガリアンを細長くした感じで、ネズミっぽく少しだけ運動神経が高いハムスターです。
のんびりした性格で最も懐きやすいハムスターですが、病気になりやすく寿命を全うさせることが難しいため、初心者にはお薦めできません。
標準和名
モンゴルキヌゲネズミ(モンゴル絹毛鼠)
学名
Cricetulus griseus
英名
Chinese hamster
別名
モンゴルハムスター
原産地
中国北東部、内モンゴル自治区
頭胴長
オス:10〜11.5cm、メス:9〜10.5cm
尾長
オス:3〜3.2cm、メス:2.8〜3.2cm
体重
オス:30〜38グラム、メス:26〜30グラム
性成熟
男の子9〜10週くらい、女の子8週くらい
離乳
3週間くらい
特徴
しっぽが少し長く、おとなしい性格で、オシッコの臭いが少ないですが量が多く、他のハムスターより水分の多いエサを好み、水もよく飲みます。
しっぽが少しだけ長く体も細いので、ハムスターらしくはないのですが、ネズミとハムスターの中間的なカワイイ顔をしています。
木に登ることもでき、うれしいとリスのように跳ねるように走り、ほお袋はあまり使いません。
数字でみると体長はジャンガリアンとほとんど同じですが、体を丸めることが少ないので、細長いジャンガリアンといった感じです。
トイレ
ウンチは巣箱の中、オシッコはトイレと回し車でします。
多頭飼い・集団飼育
難しいらしい。
ジャンガリアンハムスターほどではないけれど、幼いときからならせば、ペアや集団飼育することができるらしいです。
しかし、なわばり意識は他のハムスターより強いらしいです。
飼った感想
買ってきたその日から、半年間飼っているジャンガリアンくらい人間を怖がりません。
よくなつくうえ、あまり悪さもしないので、飼いやすいハムスター、ナンバーワンです。
ハムスターのマイペースが更に強い感じで、掃除をしようと巣箱を移動させても起きず、起こしても掴んでも驚かず、流れに任せて生きてる感じで、個性はあまり強くありません。
遺伝的に糖尿病になりやすいため、エサに工夫しないと悲惨な最期を見てしまいます。
脱走時
巣箱の中が大好きなようで、まずケージから出ていくことはありません。
他のハムスターより運動神経も高いようで、ケージから落っこちることもありません。
ドワーフハムスター・ハイブリッドとは?
ジャンガリアンを指すことが多いが。
ドワーフハムスター
本来はドワーフとは「小さい」という意味で使われ、上記の5種ではゴールデンハムスター以外のハムスターのことを言います。
ゴールデンハムスターを基準に、それ以外のハムスターは一括りにされていた名残ですが、種類を特定できなくして売るための危ない商品名でもあります。
キャンベルハムスターが人を噛みやすく懐きにくく、毛色の薄いジャンガリアンハムスターに遺伝的な問題があるので、ペットショップが売りづらいから曖昧な名称にしているという話や、単に業者に言われたままの名称にして、ペットショップの人がハムスターの種類すら理解していないなどもあるようです。
キャンベルの英名は「キャンベル ドワーフ ハムスター」で、輸入個体にも注意しましょう。
ドワーフハムスターという言葉を使っていると、基本的な勉強をしていないのが丸わかりなので、この記事を読んだのなら使うのを止めましょう。
まともな飼育情報を扱っている本やサイトでは、ややこししいのでまず使いません。
ハイブリッド
「ハイブリッド」とは、ジャンガリアンとキャンベルを繁殖させた自然には生まれない個体のことで、珍しい毛色のハイブリットがジャンガリアンとして売られていることもあります。
ハイブリッドは別の種類の動物を掛け合わせているため、異常な行動や体質的な病気など未知数です。
キンクマハムスター・プディングハムスター・ロングヘアーハムスターとは?
統一されていないからややこしい。
「毛色+ハムスター」と書き、種類が特定できない表記をしているペットショップがあります。
毛変わり種の共通点は病気になりやすいこと。
正しくは、キンクマハムスターは「ゴールデンハムスター(キンクマ)」で、プディングハムスターは「ジャンガリアンハムスター(プティング)」や「キャンベルハムスター(イエロー)」のことです。
ロングヘアーハムスターは、「ロングヘアー」や「長毛種」と言われる体毛の長いゴールデンハムスターで、毛色は様々です。野生色のまま体毛の長い個体もいます。
中には「ホワイトドワーフ」など、さっぱり分からないこともあります。「チワワ(黒)」が「黒小型犬」として売られているような感じです。
毛色の薄いハムスターは肥満になりやすいなどの、身体的トラブルがあるため、どのハムスターも体が強く元気なノーマルカラーがお薦めです。
必ずこのページで紹介しているハムスターに分類できるので、どの種類のハムスターかが分からない場合は、ペットショップの人に必ず確認してください。
もし、答えられない店員がいた場合は、そのペットショップではハムスターを買わないようにしましょう。
キンクマの色
本来の「キンクマ」は、子供の時はベージュ色で、大人になると野生色に近い赤いオレンジ色(サテンに近い)になる毛色のゴールデンハムスターですが、ベージュをキンクマとして売っていることもあります。
発色がずれやすい色ですが、目で見るもう少し差があります。海外だとテディベアハムスターと言います。
私がハムスターを飼い始めた頃は、ベージュはキンクマの出来損ないとして安く売られ、かわいそうな存在でした。
成長途中で毛色が変わってしまい、親が分からないと本物のキンクマかどうか分からないため、血統管理が大切な毛色です。
そうならないために、ハムエッグの里親募集機能では親の情報の入力できるように作ってますが、親の情報を入力しない人も多いですし、他サイトの写真を見ても自称キンクマが増えている気がしますね。
キンクマはジャンガリアンの毛変わり種と違って、元々の野生色が全身に出ているだけでトラブルも少ないため、確実に手に入れたいのなら里親募集で気長に探すのもいいと思います。
名称や毛色など、昔よりいい加減さが増している業界なんだなぁ〜と思っちゃいますよね。
クロハラハムスター・アルメニアンハムスターとは?
上記の5種類を合わせて20種類近いハムスターがいますが、ペットショップで売っていないのは、ペットとして向いていなかった証拠です。
クロハラハムスター
写真を持っていないのでイラスト。性格もアライグマっぽいと思う。
業者によっては海外と取引できるため、一部のペットショップで入手可能ですが、いろいろ問題があります。
日本人が日本で飼育した実績が少なく、基本的な扱い方すら分かりません。
海外からの輸入になるため、1匹だけで購入できません。搬送中に亡くなる可能性があり、余った個体もかわいそうなだけでなく、昔に比べて値段もかなり高くなります。
知らない病気を持っている可能性があり、病気になっても対処できません。
さすがに私も飼おうと思わないハムスターで、体が大きく気が荒いので、途中で捨てられる可能性も高いため、もし飼ったとしても他人に薦めることはないと思います。
アルメニアンハムスター
実験動物用のハムスターで、昔はペットとして購入できたようですが、今は手に入らないようです。
ペット業者や個人間でも流通しておらず、実験動物を扱っている業者に知り合いがいないと入手できません。
実験動物は病気の実験をするため、病気の親同士を掛け合わせて病気を固定しているため体が弱く、終身飼育(寿命で亡くなること)を前提に繁殖されていません。
アルメニアンに関わらず、実験動物として流通しているゴールデンやジャンガリアンでも同じなので、ハムスターはペットショップで買いましょう。
頭胴長、体重は、「宮崎医科大学附属動物実験施設で飼育中のハムスター類」を引用しています(現在はページがありません)。